平成生まれが好きな40年代洋楽 エンタメ精神溢れる Louis Jordan「Deacon Jones」(1943)

(作詞作曲 Hy Heath, Johnny Lange, Richard Loring)
ジャズやR&Bといったブラックミュージックの交差点に立った男、ルイ・ジョーダン。ロックンロールの元祖とも言われ、1940年代においては圧倒的人気を誇っていた彼ですが、日本のジャズやR&B、ロックの愛好家や評論家達からはスノッブな香りがしないからか、あるいは時代が古過ぎるのか、冷遇されている印象を受けます。サックスを吹き、ユニークなメガネをかけ踊りも披露しながら「誰が一番ハンサムで尊敬されている?」といったラッパー風の歌詞を早口で歌う姿はエンタメ精神溢れるもので、ヒップホップにも繋がっている・・というのは決して大袈裟な表現ではないと思っています。

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