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2021年1月の記事一覧
好きなアジアの曲 TWICE「Cry for Me」(2020)
(作詞作曲 Park Jin-young · Heize・Ryan Tedder · Melanie Joy Fontana · Michel "Lindgren" Schulz · A Wright) 実は時々チェックしているTWICEの曲。日本向けと海外向けで曲のタイプが違っていたり、個人的に好きなものとまあまあ、といったものが混ざっているのが面白いんですが、昨年末にリリースされたばかりのこの曲は現代的でもありながらちょっとウェットな歌詞と叙情的な旋律が昭和歌謡っぽさもあり結構引っ掛かっています。 作曲した一人はポール・マッカートニーやテイラー・スウィフト、アデル等の曲も手掛ける売れっ子、ワンリパブリックのライアン・テダー。ところでメンバーで唯一の台湾人であるツウィは、タカコ・トキワにちょっと似ている気がしますが、如何でしょうか。
あまり売れなかったけど好きな筒美京平作品 田中律子「High Windを追いかけて」(1988)
(作詞作曲 田口俊・筒美京平) バラエティの印象が強かったので、歌手活動をしていた事や筒美3が楽曲提供、そしてこの曲含む同時期発売のアルバムの提供曲をプロデュースしていた事を後追いで知った時はちょっと意外でした。それだけ力を入れていた事が伺えますし、歌も特に申し分なく、開放感溢れる曲からはもっと売れてるイメージだったのですが100位圏外なのが不思議な所。アルバムも聴いてみたいのですがアマゾンでは中古で3万近くの値段(!)で売られていてとても手が出ません。冒頭のナレーションが時代を感じますねー
リアルタイムではないけど好きな60年代洋楽 007の主題歌 Shirley Bassey「Goldfinger」(1964)
(作詞作曲 John Barry, Leslie Bricusse, Anthony Newley) 007の曲と言えば、リアルタイムではシェリル・クロウやマドンナ、クリス・コーネル辺りですが、初期の曲もこれやトム・ジョーンズの「サンダーボール」等力強い歌と重厚な管楽器の響きがとても魅力的で格好良いものが多いです。たった2分程度にも拘わらず、そこにドラマが凝縮されており、シャーリー・バッシーはメインには使用されなかった曲含む複数の007の曲を歌った唯一の歌手と言われていますが、その事実から007そしてイギリスにとって如何に特別な存在なのかが伺えます。 本人歌唱の映像でも良かったのですが、タランティーノ監督作品や番組「アメリカンハウスワイフ」に出演している妙に大人びた顔の子役、ジュリア・バターズによるリップシンク(所謂口パク)と顔芸(笑)の動画が面白かったのでこちらをあえて取り上げてみました。
リアルタイムではないけど好きな70年代洋楽 Redbone 「The Witch Queen Of New Orleans」(1971)
(Lolly Vegas · Pat Vegas) ネイティブアメリカン(インディアン)のグループによるヒット曲。最初はトム・ジョーンズのカバーで知ったんですが、本家を見たらビジュアルもさることながらその個性的な曲と雰囲気にちょっと圧倒されてしまいました。サビの妖しい呪文のような部分は一度聴いたら忘れられず、「悪魔の追跡」辺りの同時期のB級カルト映画に使われそうな雰囲気がたまりません。今年の夏頃公開のドキュメンタリー、『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』にも彼らが一部出演するそうです。