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洋楽邦楽の好きな曲、アルバム、音楽ネタ等

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2021年1月の記事一覧

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B面で聴く筒美京平作品の良い曲 弘田三枝子 「恋のエンジェル・ベイビー」(1968)

(作詞作曲 林春生・筒美京平) 昨年惜しくも亡くなった通称ミコちゃんの曲。筒美3同様近年もiPodで最近の海外のR&B(ネリー)を聴いていたという逸話も有る人ですが、この曲も彼女らしいパンチの効いた歌とそれに合った洋楽テイストの曲・演奏が楽しめます。そして英単語の歌い方が洗練されているというか今風で格好良く、軽くて乾いた音のドラムも妙に耳に残ります。

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好きなアジアの曲 TWICE「Cry for Me」(2020)

(作詞作曲 Park Jin-young · Heize・Ryan Tedder · Melanie Joy Fontana · Michel "Lindgren" Schulz · A Wright) 実は時々チェックしているTWICEの曲。日本向けと海外向けで曲のタイプが違っていたり、個人的に好きなものとまあまあ、といったものが混ざっているのが面白いんですが、昨年末にリリースされたばかりのこの曲は現代的でもありながらちょっとウェットな歌詞と叙情的な旋律が昭和歌謡っぽさもあり結構引っ掛かっています。 作曲した一人はポール・マッカートニーやテイラー・スウィフト、アデル等の曲も手掛ける売れっ子、ワンリパブリックのライアン・テダー。ところでメンバーで唯一の台湾人であるツウィは、タカコ・トキワにちょっと似ている気がしますが、如何でしょうか。

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ほぼリアルタイムで好きな筒美京平作品 藤井フミヤ「タイムマシーン」(1995)

(作詞作曲 藤井フミヤ・筒美京平) ちょっと意外で、面白いコンビによる曲。レニー・クラヴィッツにも相通じる70年代風でレトロなサウンドが小気味良く、メロディはちゃんとポップ、そしてタイムマシーンだけに所々にそれっぽいSEが散りばめられている遊び心が楽しい一曲になっており、良い意味で適度に力が抜けた感じが好きなのかもしれません。

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リアルタイムで好きな2010年代洋楽 MAGIC!「Rude」(2013)

(作詞作曲 Nasri Atweh · Adam Messinger · Mark Pellizzer · Ben Spivak · Alex Tanas) カナダ出身のグループですが、レゲエな一曲。自分を受け入れてくれない義理の父親の事を「なんでそんな無礼なんだ?」と嘆いた歌詞が曲にマッチしており、どことなく能天気というか、ユーモラスな雰囲気を醸し出しているのが好きだったりします。まだ遠いとは思いますが、自分もこんな歌詞みたいな事を思ったり考えたりする事が有るのかなと想像する今日この頃です。

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あまり売れなかったけど好きな筒美京平作品 田中律子「High Windを追いかけて」(1988)

(作詞作曲 田口俊・筒美京平) バラエティの印象が強かったので、歌手活動をしていた事や筒美3が楽曲提供、そしてこの曲含む同時期発売のアルバムの提供曲をプロデュースしていた事を後追いで知った時はちょっと意外でした。それだけ力を入れていた事が伺えますし、歌も特に申し分なく、開放感溢れる曲からはもっと売れてるイメージだったのですが100位圏外なのが不思議な所。アルバムも聴いてみたいのですがアマゾンでは中古で3万近くの値段(!)で売られていてとても手が出ません。冒頭のナレーションが時代を感じますねー

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アジアの好きな曲 知られざる韓流バラード BOBO(カン・ソンヨン)「Late Regret(おそい後悔)」(2001)

(作詞作曲 梁才善・姜成姸・金亨錫) Youtubeで見つけた曲。日本では全く知られていない曲の為情報が凄く少ないのが残念なんですが、静かに始まりサビで大きく広がるようなこのバラードはとても叙情的で心に響くものがあり、当時向こうで大ヒット&現在でもオーディション番組やYoutubeで様々な人にカバーされているのも頷けるもの。おそらく韓国ではMISIAの「Everything」的立ち位置の曲なのかもしれません。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 太田裕美「ドール」(1978)

(作詞作曲 松本隆・筒美京平) まだ投稿していなかったこの方の曲。個人的には「木綿のハンカチーフ」より好き且つサビ最後の「よこはまどぉーるー」の鼻歌を歌ったら「ああその曲覚えてるよ」と母に通じた事も有り、凄く印象的な曲なんですが世間的な知名度はどれ位なんでしょうか。おそらく編曲も担当した筒美3によるユニークなイントロ、流れるようなテンポとメロディはすぐ記憶に残る程キャッチーで、先日のダックテイルズと同様横浜を舞台にした歌詞になっています。

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私の好きなファンク The Meters「Funky Miracle」(1969)

(作曲 The Meters) ニューオリンズのファンクと言えばミーターズ。大人数ではなく少数精鋭的なグループですが、その抜群な切れ味のシンプルイズザベストな曲と演奏は何度も聴きたくなる中毒性を孕んでおり、現在に至るまで数多くのヒップホップにサンプリングされているのも頷けます。特にドラマーのジョー“ジガブー”モデリストによる歯切れの良いドラムは最高としか言い様がありません。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 Duck Tails「真夜中のサリー」(1984)

(作詞作曲 森雪之丞・筒美京平) このヒゲ+サングラスのお方は元々筒美京平マニアでもある、後にクレイジーケンバンドを率いる横山剣3。その剣3がCKBを結成する遥か前に数年間だけ活動していたグループがダックテイルズであり、筒美3の実弟である渡辺忠孝3がディレクターだった関係で筒美3の楽曲提供が実現したとか。歌謡曲風でもあり、チェッカーズをより渋くした絶妙なスタイルが最高で、この頃から横浜を舞台にした歌を展開する辺りCKBの母体が既に出来上がっていた事が伺えます。

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リアルタイムで好きな2000年代洋楽 オーガニックなヒップホップ?Jurassic 5「Quality Control」(2000)

背伸びして(?)ヒップホップを聴き始めた頃、気が付けば手にしていたのが彼らのアルバム「Quality Control」。そしてこの曲はそのアルバムタイトルの曲であり、歌詞を聴き取り理解出来てるわけではないのにジャジーなトラックとのんびりしたラップが気に入り頻繁に聴いていました。実はPVは今回初めて観たのですが、メンバーが皿の中に入ったり巨人になったり冷凍庫に閉じ込められたりとユーモア溢れるものとなっています。

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リアルタイムで好きな筒美京平作品「万物創世記のテーマ」(1995)

(作曲・筒美京平) 子供の頃親と一緒に観ていた番組が「たけしの万物創世記」。内容を理解していたわけではないのですが、この曲の旋律はちゃんと刷り込まれており、放送終了から何年か経った後この曲も筒美さんの作曲だと知り、ちょっとした感動を覚えました。何度も繰り返したような表現になりますが、歌謡曲ポップスだけでなくこういった曲も書けるその幅の広さには改めて驚くばかりです。

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リアルタイムではないけど好きな60年代洋楽 007の主題歌 Shirley Bassey「Goldfinger」(1964)

(作詞作曲 John Barry, Leslie Bricusse, Anthony Newley) 007の曲と言えば、リアルタイムではシェリル・クロウやマドンナ、クリス・コーネル辺りですが、初期の曲もこれやトム・ジョーンズの「サンダーボール」等力強い歌と重厚な管楽器の響きがとても魅力的で格好良いものが多いです。たった2分程度にも拘わらず、そこにドラマが凝縮されており、シャーリー・バッシーはメインには使用されなかった曲含む複数の007の曲を歌った唯一の歌手と言われていますが、その事実から007そしてイギリスにとって如何に特別な存在なのかが伺えます。 本人歌唱の映像でも良かったのですが、タランティーノ監督作品や番組「アメリカンハウスワイフ」に出演している妙に大人びた顔の子役、ジュリア・バターズによるリップシンク(所謂口パク)と顔芸(笑)の動画が面白かったのでこちらをあえて取り上げてみました。

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リアルタイムではないけど好きな筒美京平作品 大橋巨泉「巨泉のスター百面相」(1969)

(作詞作曲 井上ひさし・筒美京平) 実は筒美3はこんな方にも楽曲を提供しています。本人司会の番組「巨泉のスター百面相」の主題歌だったそうですが、お洒落なボサノヴァ調の曲にギャップを感じるコミカルな歌詞と歌の組み合わせ、そして終盤の「そ、う、かもよ」がインパクト大。

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リアルタイムではないけど好きな70年代洋楽 Redbone 「The Witch Queen Of New Orleans」(1971)

(Lolly Vegas · Pat Vegas) ネイティブアメリカン(インディアン)のグループによるヒット曲。最初はトム・ジョーンズのカバーで知ったんですが、本家を見たらビジュアルもさることながらその個性的な曲と雰囲気にちょっと圧倒されてしまいました。サビの妖しい呪文のような部分は一度聴いたら忘れられず、「悪魔の追跡」辺りの同時期のB級カルト映画に使われそうな雰囲気がたまりません。今年の夏頃公開のドキュメンタリー、『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』にも彼らが一部出演するそうです。