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2020年9月の記事一覧
リアルタイムではないけど好きな曲 森口博子「水の星へ愛をこめて」(1985)
(作詞作曲 売野雅勇・ニール・セダカ)昨日TVを観ていたら先日の「青い週末」で作詞を担当していた売野3が出ていて、「1/2の神話」は「不良1/2」になる所だった等興味深い話をしていました。そんなわけで今回も売野雅勇作詞曲の神秘的且つ今も活躍する森口博子のデビュー曲の「Zガンダム」の主題歌を取り上げます。実はガンダムはちょっとしか観た事無いんですが、主題歌は色々聴く・知る機会が多いもので、この曲はサビの高揚感が好きですし、洋楽好きの視点から見ればニール・セダカが作曲している所も見逃せません。どうやら当時のガンダムのスタッフは彼のファンが居たのか、同じ「Zガンダム」の曲だった「Ζ・刻を越えて」、「星空のBelieve」(どちらも鮎川麻弥歌唱)は前者が「Better Days Are Coming」、後者は「Bad And Beautiful」といったニールの既存曲に日本語の歌詞を付けていたりするのが面白いです。
リアルタイムで好きな曲 NSYNC-It's Gonna Be Me(2000)
(作詞作曲 Max Martin・Andreas Carlsson・Rami) Justin Timberlakeも居た事でも知られるグループ。この頃のアメリカのグループにしてはメロディ重視というか、ちょっと日本の歌謡曲っぽい感じがするこの曲ですが、ライター達に注目すると皆スウェーデンの人達で少し驚きました。 調べると、Max Martinに関してはTaylor Swiftの近年の多くの楽曲、他の二人は日本の嵐(!)の楽曲にも参加しているとかで、彼ら以外のスウェーデン人のライターもジャニーズやEXILE等日本の歌手に楽曲提供を頻繁にする傾向が有るみたいです。スウェーデンは日本と同じく割とメロディーを大事にする傾向が有るからこそ、日本人の琴線に触れる曲を作れたり、コラボも多いのかもしれません。 おもちゃ屋で売られてるフィギュアに扮したメンバー達のPVにも注目。
リアルタイムではないけど好きな曲 本田美奈子「青い週末」(1985)
(作詞作曲 売野雅勇・筒美京平)爽やかな連休にふさわしい曲ってなんだろう?と考えて思い浮かんだのが、個人的にかなり好きな作詞家・作曲家、そして安定した歌唱力で定評のある方によるこの曲でした(もう月曜ですが)。 当時は限定盤だったそうですが、それが勿体ないと感じる位良い出来だと思いますし、聴いていると全身を微風が通り抜けるような爽やかさを感じます。8/31に発売された事を考えると、35年前のほぼ今頃はこの曲がラジオ等で頻繁に流れていたのでしょうね。「海の駅の伝言板からいたずら書きで好きと残した文字が消えても~」なんて歌詞がノスタルジーを感じさせる好きな表現です。
リアルタイムではないけど好きな曲 Bon Jovi「 Edge of a Broken Heart」(1986)
(作詞作曲 Jon Bon Jovi·Richie Sambora·Desmond Child)大ヒットアルバム「Slippery When Wet(邦題:ワイルド・イン・ザ・ストリーツ)」制作時に書かれたものの、何故かアルバム未収録だった曲。それ故に余り人に知られていないのですが、本当にそれが勿体無い爽やかな一曲です。おそらくBon Joviレベルのグループになると、一曲一曲相当高品質のものを用意する為普通のグループなら「かなり良い曲」でも場合によっては弾かれてしまうのかな~と考えた次第です。
リアルタイムではないけど好きな曲 Don Gardner & Dee Dee Ford -「I Need Your Lovin」(1962)
(作詞作曲 Bobby Robinson・Don Gardner)リミッターなんか知ったこっちゃねえ、と言わんばかりのヘヴィメタやパンク真っ青な超豪快なシャウトから始まるこの曲は最初聴いた時からシビれてしまいました。今からすると物凄くシンプルな曲ですが、やはりこのDon Gardnerというシャウターのパワーであっという間に聴き終えてしまいます。Otis ReddingやTom Jonesといった「猛獣」達もカバーしていますが、やはりこのオリジナルが最高でしょうか。やはりソウルミュージックの世界はディープ
リアルタイムではないけど好きなちょっと怖い曲 Bloodrock「D.O.A.」(1971)
(作詞作曲 Rutledge, Pickens, Grundy, Taylor, Hill, Cobb)D.O.A.とはDead On Arrivalの略。特に日付は意識せず次に投稿しようと思っていたのですが、事故に関する内容の歌詞を見るとタイムリーな曲でした。なんでも発売当時、全米の多くのラジオ局(と高校?)で放送禁止になったにもかかわらずヒット(36位)した曲だそうで、オルガン中心のサウンドに痺れてしまいました(特に終盤7:47~のサイレンの音を模した辺りで鳥肌)。Youtubeでのコメントを見ると、当時聴いた人にとってはかなりセンセーショナルな曲だった事が伺えます。日本での知名度はかなり低いと思いますが、ホラー系の映画やテレビのBGMに使用されても違和感無いかも。
リアルタイムではないけど好きな曲 浦辺粂子「わたし歌手になりましたよ」(1984)
(作詞作曲 荒木とよひさ・浜圭介) 1992年にKin3Gin3に抜かれるまで最高齢レコードデビュー記録保持者だった方(当時82歳)による曲。穏やかなサウンドの児童合唱団によるコーラスに音程度外視の歌、サビ最後の「なりましたよぉおお」とエコーが効いたアレンジが加わったこの曲はある意味前衛アート、ある意味パンク、そして堂々としたタイトルもヒップホップに通じるセルフボーストか。80年代アイドルはよく1年ごとに~年組と分けて語られますが、浦辺3も84年デビュー、そして「アイドルるんるんるん」と歌っている為菊池桃子・荻野目洋子等といった人達と共に84年組としてカウントされるべきでしょう(強引 )。