忖度ばかりの学校現場

Facebookの友達で、現役学校教師の方がシェアしてくださった記事が興味深かったのでご紹介します。

この記事を読んで、現役教師の方の中には共感される方もいるでしょうし、違う意見をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

今現時点でまだ民間人で、これから教師を志望する者の意見として思うところを書こうと思います。

さまざまな教師や学校関係者の話などから、教育行政は相変わらず閉鎖的だし、こういうことを続けているかぎり、教育は変わらないと思いました。

このままではいけない、学校現場を変えていかなければ、教師の働き方を変えていかなければという熱い想いを持った先生方は私の周りにもFacebookの友達にもいらっしゃいます。少しずつですが、明るい展望が見え始めてきていると思います。

しかし、残念なことにやはり行政は今まで通りのやり方を踏襲し、何となくやり過ごしているように見受けられます。教育改革などと威勢の良いことを言っても、面倒なことはやりたがらない風に、どうしても見えてしまう。

オンライン授業にしても、やれる環境は整っているのに、やる気満々の教師はいるのに、校長や教育委員会はGOサインを出さない。校長までは理解していただけたのに教育委員会が難色を示す。普通にしかやりたがらない。前例主義を堅守しているようだ。

そこに、成功事例があると「どこどこの学校はやっているのに、なんでうちはやらないの」と横やりが入ってくる。そうなってくると、せっかく心に火がつきはじめた、情熱ある教師のやる気がしぼんでしまう。そして潰される。

それはあまりにも理不尽である。なぜ自由にやらせてくれないのか。なぜもっと教育のニーズに応えようとできないのか。ただめんどくさいだけなんだろうと思ってしまうのは当然のことだと思う。

何をするにしても「前例がなく」「何か問題が起こったら教育委員会が責任を取らなければいけなくなるから」という理由でやらせない、というなら教育委員会なんかいらないではないかと私は思う。

物事には始まりがあり、そこには当然成功や失敗はある。何を恐れている?自分の立場?保身?そういうことを考えているのであれば、ぶっ壊してもいいと思う。

・・・と少し言葉が乱暴になってしまったが、いいじゃないですか、新しいことをやらせてくれたって。誰のための教育ですか?子供たちのため、教師のため、保護者のためですよ。教育委員会のためになんか教育やっていないだろう。

法律が教師の望みを縛っているならそれを改めればいい。柔軟性が大事だと思う。この硬直した教育制度、教育行政をどうにかしたい。私は現場でなんとかしていきたいと思っているけれども、教育委員会が硬直したシステムのままでは何も変わらないことはもう分かったので、現場の教師から変えてもらうしかないだろうと思う。

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