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伝統文化を継承していくことの責任の重さ

伝統文化を継承していくのは、並大抵の努力だけでは難しい。我が家の年中行事にしても、守り伝えていくためにどうしたらいいか考える。自分にはまだ子孫はいないし、ひょっとしたらこのまま断絶してしまうかもしれない。

古き良き文化は残していきたい。けれども、時代の流れや関わる人の理解、祭祀や行事を守る人の意志などいくつも絡み合いながら続いていくものだと思うので、責任の重さを感じる。

伝統文化だけではない。先人から伝わる技術や知識、智慧なども同じである。民族のアイデンティティはまさに古来営々と伝えられてきたものがあるからこそ、今を生きる我々の生活の中に活かされている。それらがなかったら果たして今の豊かな生活は想像できただろうか。

そういう経緯から私は、教育を通して「歴史伝統文化を紡いでいくこと」の大切さや難しさを伝えていきたい。復興支援活動をやってきたのも根底にその思いがあったからなのかもしれない。

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