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根性がないとダメなのか〜マジック起きまくり!プロのレコーディング技術編〜

ー前回の続きー
我々はテンション爆上げになってそのままカップリング曲のレコーディングに突入していくのですが、その時の体験もまたワタクシにとっては宝物でした。


今回は『マジック起きまくり!プロのレコーディング技術』編をお送りします。


島田氏のアレンジを参考にしつつ、バンドでリハーサルを繰り返し入っている中でメンバーの中でもやはりまた2つに分かれました。

○そっくりそのまま演奏する派
○自分なりに変えたい派

ワタクシは全体のアレンジを聴いて島田さんの元のアレンジに余り自分の意見を入れるよりも、赤い物を朱色にするくらいのギターアレンジの変更を考えてました。
メンバーによっては『そのまま』の人も居ましたが、ワタクシは余り気持ちに余裕がなかったので周りのことを気にしていられなかったので『我が道を行く』スタイルをとりました笑

そしていざレコーディング。
当日録音していく中でやはり1番驚いたのは『オリジナリティ』の出し方でした。
本当に一流の方は各楽器の特性を理解されていて、ドラムならこう、ベースならこう、とノウハウが膨大にあるんだな、と痛感しました。
殊の外ギターリストのワタクシはギターのアレンジや楽器のチョイスや楽器の調整の仕方に物凄くビックリしました。
やはりストラト/レスポールはプレイヤーが持参して来るだろう、と言う事で亜種の楽器、しかも全てビンテージの楽器が揃えられており、沢山のビンテージ楽器に触れる事がこの時叶いました。
この時にビンテージ楽器に沢山触れて自分の基準が出来たように思います。
細かい話ですが、弦の状態も必ずしも新品が良いわけではない、と言う事も学びました。
ワタクシはそれらにビックリしまくりで、プラスアルファでビックリしたのは『包容力』でした。
僕の言ってる包容力と言うのは

プレイヤーの意思の尊重や、プレイスタイルへのリスペクト。
楽器のチョイス。

です。
全てが完璧だな!と思いました。

僕は島田さんとのレコーディングで学んだのは

『シンプルに良いサウンドを出す重要性』

です。

狙った良いサウンドをいかにツボをついて出すか?
ホントこれ重要だ、と痛感しました。
ワタクシの演奏スタイルは小手先が上手いタイプなんだな、ともこの時痛感しました。

その小手先も凄く大事なんですが、大風呂敷を広げてドーン!とプレイする大事さ。
ホント学びました。

そして、島田さんとの録音はとっても素敵な宝物と金言を沢山頂いて終了しました。

シングル曲、カップリング曲があらかた完成し、次はライブやイベントでガンガン発表する、のですが、ここからが大変でした。
ツアーです。バンドマンなら避けて通れないツアー。
次回はバンドで初めて体験したライブツアーの模様をお届けします。

つづく

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