【肌年齢ー13歳が教える】乳液の本当に正しい塗り方と肌タイプ別乳液の選び方
実年齢41歳→肌年齢28歳の私が、美肌に欠かせない乳液を、本当にムラなく塗る正しい方法と、乾燥やシワ、炎症などの肌の悩みが減らせる、肌タイプ別の乳液やクリームの選び方をご紹介します。
肌の乾燥を防ぎ、潤いを保つために使われる乳液やボディクリーム。
男女問わず、毎日のスキンケアには欠かせませんよね。
しかし、あなたが毎日やっているスキンケア、実は肌に上手く塗れていない可能性が高いという現実があります。
クルクルと回すように塗る「らせん塗り(くるくる塗り)」
縦や横に塗り広げるように塗る「一方向塗り」
どちらも定番の塗り方ですが、実際はどちらの方法でも塗りムラが発生してしまうんです。
塗りムラがあると、塗れていない部分は乾燥したり荒れたりして、かゆみやシワの原因にもなります。
今回は、本当にムラなく乳液を塗る方法と肌タイプ別の乳液やクリームの選び方をご紹介します。
乳液やクリームをムラなく塗る方法
本当に乳液をムラなく塗る方法は「らせん&一方向」の合わせ技で塗る「フィギュア塗り(新メソッド)」
「フィギュア塗り」は、例えば顔であれば、顔の数カ所(額、鼻、頬、顎など)にクリームを置き、フィギュアスケートのようにクルクルとらせん状に塗った後、氷上を滑るようにスーッと一方向に塗る方法。
このフィギュア塗りであれば、顔でも体でもムラなく塗り広げることができ、肌をしっかりクリームで覆えます。
肌の溝やシワの中はもちろん、肌表面をしっかり覆えていないと、栄養成分が肌に浸透していかなかったり、そこから水分が蒸発したりします。
それが肌トラブルを慢性化させたり、肌質改善の効果を薄めたりしてしまうので、ムラなく塗ることは大切です。
肌タイプ別:乳液やクリームの選び方
そして、乳液やクリーム選びで大切なのは、肌タイプに合った商品を選ぶこと。
合わない乳液やクリームを使用していると、逆にニキビができたり乾燥や炎症が収まらず、肌荒れに悩み続ける原因となります。
自分の肌タイプを知りたい場合は、普段の肌の乾燥具合やテカリ具合で判断してもOKですが、
洗顔料などで顔を洗ってから、化粧水や乳液などを付けずに2時間待つ
↓
ティッシュやあぶらとり紙を鼻や頬、額などに当てる
この手順を行い、皮脂が多く付いてくるようであれば脂性肌、何も付かなければ乾燥肌、適度に皮脂が付けば普通肌と判断することもできます。
判断する場合、部分によって肌タイプが違う混合肌の場合もあるので、Tゾーン(額や鼻)とUゾーン(頬や顎)をそれぞれチェックしましょう。
ただし、これらはあくまで簡易的なチェック方法であり、季節や生活習慣の変化によって肌タイプが変化することもあります。
また、肌表面は皮脂が多いが、内部が乾燥している(インナードライ肌)などの肌タイプもあります。
肌の水分保持能力やバリア機能も考慮する必要があり、特にインナードライ肌の方は、この方法では正確な診断が難しいため、より正確に判断したい場合は、皮膚科医や専門機器で診断してください。
脂性肌の場合
皮脂が出やすい肌に、油分の多い乳液や保護力の強いクリームを使うと、さらに油分で肌表面を覆ってしまうことで、ニキビや炎症の原因になります。
皮脂が多いタイプの肌には、油分が少なくサッパリとした乳液やクリームを使用するのが良いでしょう。
「皮脂が多いなら、乳液やクリームは不要なのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、洗顔直後は皮脂が少ないので乾燥しやすい状態になります。
また、内部が乾燥しているインナードライの場合は、乳液による保湿を心がけることで皮脂バランスが整い過剰な皮脂が抑えられるので、脂性肌でも乳液を使用することは大切です。
乾燥肌・敏感肌の場合
乾燥肌や敏感肌の方の場合は、肌の水分や油分が少なく、肌のバリアが薄い状態。
肌の水分を逃がさず、外からの刺激を減らせるよう保護力の強いアイテムを使うのが良いでしょう。
一般的に安全性が高く、保護力が強いのが「ワセリン」
しかしワセリンは肌を覆う性能は高いものの、ベタついたりテカったりするのが難点。
また、敏感肌の原因によっては、肌バリアを強化したことで汗などの刺激によって、かゆみや炎症が発生する可能性もあるので注意が必要。
ですので、ワセリンが少量配合されているスキンケア製品を使用するのも一つの手です。
すでに乾燥していて保湿をより重視したい方は、ヘパリン類似物質の入った製品がおすすめ。
ヘパリン類似物質は軽度の炎症や乾燥にも有効で、日常のスキンケアにも役立ちますが、重度の炎症やアトピー性皮膚炎の場合には、医師に相談して使用することをおすすめします。
医師の診断や治療が必要な皮膚疾患がある方は、使用前に医師に相談し、医師の指導に従って使用してください。
混合肌・普通肌の場合
混合肌の場合は、皮脂が出やすい部分には脂性肌向けの乳液、乾燥しやすい部分には乾燥肌向けの乳液と、箇所によって使い分けるのも良いでしょう。
脂性肌用だけ使う、乾燥肌用だけ使うなど、一つの製品だけですべてカバーしようとすると、皮脂が多くなりすぎたり、逆に乾燥してしまったりするので、皮脂の多い部分は脂性肌用、乾燥しやすい部分は乾燥肌用と分けて使うのが効果的です。
普通肌の場合は、油分のバランスの取れた物を普段使いし、冬の乾燥しやすい時期に混合肌と同じように使い分けすることも検討してみましょう。
使い分けが手間だと感じる方は、混合肌用の乳液やクリームもあるので、そちらもおすすめです。
(ただし、肌タイプ別に使い分けても、人や製品によって合わない物や場合もあるので、合わないと感じた場合は、使用を中止したり、他の商品に替えてください)
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