銀塩カメラ
こんばんは、今日も冷える夜ですね🥶
先程まで去年(一昨年だっけかな…)話題を呼んだ翔んで埼玉が地上波でやっていて、昔の記憶と照らし合わせながら視聴し笑っていました😂
ここだけの話埼玉が大好きでなにを隠そう写真を始めて一番最初に撮ったのは忘れもしない、2014年4月2日稲荷山公園での撮影です。
写真に興味をもち、生まれて初めて買ったカメラはCASIOのコンパクトデジカメでした。
今ではなぜ稲荷山公園を撮りに行ったのか覚えてはいないのですがたまたま桜の時期ということもあり撮ってて楽しいこと楽しいこと。
そこから僕の写真人生が始まりました。
何の気なしにただ撮った瞬間の脳みそにズドンと走るあの衝撃。未だに忘れられません。
その縁があってか関東近郊さまざまな場所を撮りましたが比較的埼玉で撮った写真が多いです笑
根っからの田舎者でテレビでの情報ばかり気にしてた僕は埼玉のイメージとしてはダ埼玉、何もない、海もない、都民の寝床などと勝手に決めつけていましたがいざ実際に行ってみると話題になってないだけで綺麗な場所はたくさんあるわ、美味しい食べ物もあるし、生活に困ることもない素晴らしい場所だったと。
そして何より埼玉の友達が多くできたというのが何より嬉しいなぁ〜なんて笑
たまたまかもしれませんが埼玉の人ってすごく面白いんです。ほんと笑
出会った方全てに感謝感謝です(*´∀`)♪
まあ文章で打つととんでもなく長くなるのでここらにしておきますが、今回お話しようと思ってるのはテーマにある銀塩カメラ📷
まあカッコつけて銀塩カメラと言ってますがいわゆるフィルムカメラですね。
はい、クラシカルなやつです。笑
フィルムを装填して撮りきったあと巻き戻し、お店で現像して眺めて楽しむ。
そう、そんなやつです😃
今はデジタル全盛期、もはや最近ではミラーレスが幅を利かせておりフィルム機を使ってる方はあまり見かけなくなりました。
そんな中僕はフィルム機を愛してやまない男です。
時代に逆らってんの??いやいやそんなことはありません(..)
元々はデジタル機を使っており、メインで使ってたのはPENTAXのk-3iiでした。
あまりお金はありませんでしたがレンズは4本あり、ズーム、単焦点(撒き餌)、魚眼、リミテッドといろいろ使っていました。
その他ミラーレス機のq7、エントリー機のk-30を使っておりバリバリデジタルの恩恵を受けて撮影していました。
そんな中僕の友人が知り合いから頂いたカメラがあるんだけど結局使わないからあげるよ。
そう言われ譲ってもらったのが伝説の大衆機、
asahi pentax spでした。
初めて本格的なフィルム機を手にし、巻き上げレバー?クランク?え、オートフォーカスないの??
とかなり戸惑っていており、オートフォーカスばかりに頼っていた僕はマニュアルフォーカスなど不便だろ…ていうか最大36枚しか撮れないの!?マジかぁ…という始末。
僕は被写体ストライクゾーンがかなり広くあ、いいなぁ!なんて思う景色をバンバン撮るためデジタル時代は300〜400枚は当たり前、500枚撮ることなんてザラで36枚なんて無理だ!なんて思っていました。
ですが、次第に触っていてこれは、、もしかしたら変化の兆しかもしれないと思い、使ってみることにしました。
まずは露出計。今売っているフィルムカメラは当然中古しかなくしばしばここのトラブルがよく見られます。
この時代のカメラには大体露出計がついており、今のカメラ程ではありませんがある程度適正露出を示してくれる露出計がついており、これを頼りにとればおおよそ綺麗に撮れるよ♪という機構です。
自分で調べながらLR44のボタン電池を買い、いざセッティング…
お、動くやん!!!
そこで感動しました。だって自分よりの年上のカメラでしばらく使われてないのに動くんだもん、すげーよほんと笑
前の持ち主が上手につかってたんだろなぁと…(^^)
さて次はシャッター。
ここはほんとに重要すぎるほど重要です。動かないと撮れないからね笑
機械式カメラなのでバッテリーいらず、ゼンマイで内部を動かしシャッターが切れるスグレモノです。(?)
spはシャッター速度が1/1000〜1、Bとなっており全速シャッターノブを動かし速度を決めます。
(Bはバルブ撮影といい長時間露光をする時に使います。)
一つずつシャッターを切り速度の正確性は不明ですがオールクリア!すげぇぇええ!
さすがmade in japanと言ったとこでしょうか。やはり前の持ち主が(ry
とまあ石橋を叩いて渡るように動作チェックをし、さあ、最初の難関、フィルムの装填です。
フィルム室を開け、訳分かんなかったのでひたすらYouTube先生で何度もおさらいしフィルムを装填しました。
最初は少し手こずりましたが、無事装填。ヨッシャ撮りに行くか!とまず持ち出した場所は浮間舟渡。
ここは浮間公園という僕の十八番的な場所で何回も撮りに行っていた場所です。
大きな池がありリフレクションが綺麗で少し歩けば河川敷沿いとなっており、そこで夕焼けをしこたま撮るのが僕のセオリーでした。
この日はあいにく天気は曇りでしたがいざフィルムを巻き上げ、レンズをマニュアルフォーカスでピント合わせ、構図を決めいざ……
カシャン…!
おおおおおおおおお!!!!僕の中でシャッター音と共になにかが弾けたんだのです。
デジタル機にはない新鮮さがあり、なによりシャッター音がハートにズッキュンしてしまい一撮りで惚れました。
家でシャッターは切りまくっていましたがやはり実際の撮影となると高揚感も違いますね笑
とまあこんな具合でハマってしまい、その後さまざまなカメラを使いましたがNikon FMが今では僕の愛機となっております。
理由は好きだからです。以上。笑
まあ特別な思い入れがありましてそれは割愛させていただきます…😢
ちなみに今ではデジタル機は売り払い、フィルム機オンリーというガチガチのアナログ構成となっております笑
僕が使い続ける理由としては
・価格が安い
まずはこの点です。
カメラ界隈でまずネックになるのは値段です。ホントに…
今フルサイズのカメラを買おうにもボディだけで2〜30万はぶっ飛びます笑
ミドルクラスのフルサイズでも中古を除けば15〜20万ですが、おおよその相場でレンズを揃え、その他備品を揃えるともなると軽自動車が買えることも…なんてこともありうるかもしれません笑
その点フィルムカメラはライカやハッセルなどの舶来カメラを除けば比較的手にしやすい価格のものが多く、昔のフラッグシップでもリミテッドモデルでなければ10万あればお釣りが来るモデルだってあります。
レンズも比較的安いものが多くこだわりがなければボディレンズ合わせて1万以下のものだってあったりします。(状態はどうかわかりませんが…😢)
やはり手にしやすい価格というのは魅力的ですし興味を持って始めるにも金銭的な壁って大きいですからね(´-`).。oO
・写真一つに使う集中力が高まる
最大36枚しか撮れないのですから当然です。デジタルは撮ってその場で確認でき、やり直そうと思えばバッテリー、sdカードが許せば何度でもやり直すことができます。
フィルムはやり直しが効かずその場で確認なんて当然できませんから一発がいい意味で重いです。
だからこそいつも以上に集中して写真に取り組めることができる。これは当たり構わずバンバン撮ってた僕にとっては大変良いメリットだなって感じました。
・カメラの露出が掴める
フィルムコンパクトやデジタルフィルム機などを除けばの話ですが機械式一眼レフだと大半は自分でシャッタースピード、絞りを設定して撮らねばなりません。
デジタル機ではオートという最高に便利な機能がありますが、(フィルム機も一部例外あり)機械式はフルマニュアルのものが多いので、今その場でどのシャッタースピード、絞りがいいのだろうという感覚が掴んでいけるというのも大きなメリットだと思います。
撮った写真がオーバーだったりアンダーだったり、トライアンドエラーを繰り返して自分好みの露出を見つけられるのも僕はすごいいいなぁなんて思ってます。
状況によって変えてはいますが、僕は絞りは11、シャッタースピードは1/250秒が一番好みで、大体それで固定して撮っています。
(アンリカルティエ=ブレッソンの影響もありますが詳しくはWEBで!笑)
・フィルム特有の写り
んーやっぱこれですよね笑 写りがやっぱり好きです。今この時代で過去の道具を使い、その時の雰囲気を味わう。
今では写せない景色も過去の道具でしか写すことができたりするかもしれないですし、そこは人それぞれですがやはり「残す」ことを意識すればフィルムなのかなって。
データだと撮るのも簡単ですが消えるのも簡単だなって思いましたね。。笑
ネガとして残せば自分で処分しない限り残し続けることができるし、直接フィルムに光を取り込んでるっていうのが何より特別な感じがして好きです。
メリット?って言われるとわかりませんが僕の中では絶対的なメリットです!📸
とまあいろいろ語りましたがもちろんデメリットもあります。
フィルムは値上げするわ、ていうか売ってる場所限られるわ、現像代も高いしなにより持ってくのもめんどくさいし…
もう巻き上げ忘れてフィルム室開けて感光…
もうパーですわ笑✋
ですがそんなデメリットこそ抱きかかえるくらい好きなので大したデメリットだとは思ってません😂
現像出してる時めちゃくちゃ楽しいですし宝箱のようでわくわくしますからね!!
さて、拙い長文でしたが読んでくださりありがとうございます😊
まだまだ始めたばかりですがこれからもよろしくお願いします!
今夜も冷えますからね、暖かくしておやすみくださいませ。
写真好きもそうでない方も生き甲斐を楽しみましょう!
おやすみなさい😴
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?