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5式 手挥琵琶 簡化24式太極拳

動作演示


ーーーーーー練習ーーーーーー


(跟步:げんぶー) 太極拳では寄せ足的な意味で使う

①…前重心にして後ろ足を半歩程寄せます。弓歩推掌の右肩下あたりに置けばいいです。
②…腰が反らない様に足だけ持ってきます。
③…支えている右足の高さ、股関節と腰の位置も変わらない様に寄せます。


(后坐引手:ホウズオ インショウ) 敵に引っ張られないように重心を乗せ、あわよくば右手は相手の手を内側へ捻るり崩しに使います。


①…重心を右に移し、腰を右膝と同じ方へ向けます。
②…右腕を腰の向きに連動して引き胸前辺りへ、
(腕を引くではありません。前の動作で推していた手が戻ってくる感じ。)
左腕は肩の高さくらいの辺りへ、やや下げ気味
どちらも肩を上げない様に。脇が開いてしまわない様に。
③…目線は右手方向。呼吸は吸う。(鼻呼吸:吸气)

虚步 合掌🙏 離れてても(合掌he zhang) 向かい合わせならOK。この形だと 
右手は相手の右手内側へ捻って外へ押し、
左では相手の右肘を内側へ押し回す


①…体、胴体をやや左へ向ける。左肩が左膝の向き右肩が右膝の向きと同じ。あ、肩の前面

②…左足の指先を地面に触れる程度に着く(1割程度かかとに重きを置く)。
体重は後ろの右足で膝を緩める。膝を曲げすぎない。低くしすぎない。腰を反らない。ももで立つ様に耐える。

③…左手首は肩の高さ、目線は左手指の先あたり。右手は肘を沈め右胸の前。右掌のひらは左手の肘くらいに胸から離す。息を吐く。


正面から  手揮琵琶の完成時


①…正面から見ると両手とも体の中央にあるかの様に見えますが、体を右側へと引き身の状態になっているのでちょっと錯覚してしまいます。
個人の見解にもよりますが、完成時の形に
日本武道の正中線の考えは基本的にはありません。正中線の考えを入れたら間違えというわけでもありません。

太極拳は口を少し開きますが
基本は鼻呼吸です。深呼吸はしませんが
苦しければ一旦深呼吸で整えても構いません。

簡単に説明すると、動いている時は吸って
完成時の止まる時は吐きながら動作を完成させます。力を出す時に吐きます。

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