さらば東京、twitterで話題の「ほり川」で寿司を食べる
皆さんこんにちは、ひげだるまです。
2020年の5月末は、2月頃から続いたコロナウイルスが収まり始め、少しづつ東京の街にも人の姿が増えてきました。ここからまた感染者数が増えなければいいのですが、、、。
僕は東京に大学の4年間住んでいて、就職先の関係で東京を離れることになりました。自分なりに東京ライフを楽しんできましたが、最後にやりのこしたことはないかと考えていたところ、ツイッターでとあるツイートを発見しました。
コロナの影響で飲食店への大きなダメージが及んでいることはいろいろな ニュースで取り上げられております。もちろん、お寿司屋さんも例外ではないのでしょう。このような中では、いかにお客さんに来てもらうかを考えることが死活問題で、そのためにSNSを活用することは手段の一つになるのでしょう。
しかし、僕はこれまで73歳の方のツイッターは見たことがありませんでした。しかも、スーパーにある食材でできる美味しいお寿司の作り方を発信したりと興味の惹かれるツイートをして注目を浴びている。さらにnoteまでやっているではありませんか。
しかしながら、「ずっと予約0件です」と発信する飲食店があるでしょうか、僕は今まで見たことがありません。
普通、予約0件ですと発信することは逆効果になりそうですが、、僕はこの正直さに惹かれました。
ここで正直になれる人なら、きっと味にも正直に違いない。味に自信があるからこそだッ!!
と何ともないツイートをしたところで、、
予約の電話をし、早速うかがいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
始まりは下北沢駅から
下北沢駅から歩いて15分くらいでしょうか、初めての人はグーグルマップを見ながら歩いていかないとたどり着くことは難しいでしょう。
途中でペットショップの可愛い犬を見たりしながら初夏の香りの中をゆらりと歩いていきました。夕方に歩いて向かうにはこの時期がいいのではないでしょうか。
そして到着
「ほ。」
ツイッターがなければ入ることはなかったといえる自信がある高級感のある寿司屋、若造が緊張しながら暖簾をくぐる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
店内にはさっそく大将
中に入ると、さっそくツイッターのアイコンの大将がいるではありませんか。カウンター席が8席ほどあり、2人組みのお客さん2組、先に召し上がっていました。2人組の間の椅子はコロナで一つ空けているので、実質満席ではありませんか!
また、玄関の口にはアルコール除菌ようの霧吹きのようなものがあり、手を近づけて押してみると「泡で出てくるハンドソープ」のような泡が出てきました。「えっ」と一瞬固まりましが、ここは回らないお寿司屋さん、平然を装いましたが気づかれたのでしょう。「それアルコールですよ」と大将が教えてくれました。ああ、よかったと席に着く。
メニューを決めきれなかったので、8.800円の大将におまかせコースを頼みました。さあ、どんなコースなんだッ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大将のおまかせコース
大将のおまかせコースは「ほり川スペシャル」という名前のようです。
少し見づらいですが、こちらのメニュー(右側は握りのラインナップです)がコースの内容です。ドリンクは別途たのんでいきます。
ビールでカンパーイ
さっそくコースが始まりました、、
①お通し(お米の揚げ物、たまごと海藻みたいなやつ、トマトと玉ねぎのサラダ)
まずお通し、ここで驚いたのはトマトと玉ねぎのサラダです、玉ねぎが冷えていてとても美味しい。普段、僕はトマトが嫌いなのですが、このトマトは食べれるぞッ!!
さらに出てきました。ナスと海ブドウと一見かまぼこだけど味は漬物みたいなやつ(僕は食材に疎いんです、、)。さらにこの皮の中には食用のほおずきです。僕は今まで「ほおずき」というものが食用じゃなかったことすら知りませんでした、、
ナスを生で食べても、美味しい、臭みがない。普段、僕はナスが嫌いなはずなんですが、、、
僕の合い方は沖縄で食べ海ブドウは口に合わなかったようですが、ここの海ブドウは食べれるようです(海ブドウ、、沖縄、、?)
そして食用ほおずきを始めて食べた感想は、フルーティー。一見プチトマトのようで、食感もそれほど瑞々しいわけではないのですが、なんだかフルーティ。
②刺身
そして刺身。まず中が区切られた大きな木箱を見せてもらいます。そのなかから刺身にしてほしいものを3つ選びます。
僕はアナゴとアジと白身魚(名前忘れてしまいました、、)
たしかこれがアナゴの刺身。初めて食べましたが、臭みもなく、しっかりとした食感で美味しかったです。なかなか食べれるものじゃないので、いい経験にもなりました。
次に白身魚、塩をつけて食べました。こちらのさっぱりと美味しかったです。
そして最後にアジ。僕、普段はアジの刺身を食べないんですよね。臭みが強いのが苦手で、、。でもこれは、、まったく臭みがない、普通に食べれる。
「すげえ」と若造の僕は驚きました。
③とまとうふ鍋
そして次がとまとうふ鍋。名前の通り、トマトと豆腐、そして白身魚も入っています。味付けは味噌でしたが、さっぱりとした味付けです。寿司屋さんなのに寿司だけではなく、このような創作料理もつまめるのはいいですねえ。
④握り
○とろ漬け
美味い、口の中にいれるとこの身の存在感。ありがたい、、
○大盛うに
僕と相方はウニがそんなに得意じゃなかったのですが(好き嫌いありすぎだろ)、、これは食べれる。美味い。何回も言いますが、臭みがない、、
○えんがわ
今回一番驚いたものの一つ、これほどみずみずしいえんがわは初めて、感動しました。
○車えびと○○えび
車えびともう一つえびを出していただきましたが、忘れてしまいました、、(甘エビだったかな、、、)
伊勢えびじゃないのにこれほどでかいえびは初めて見ました。あとわさびも毎回たっぷりつけてあるんですが、全然鼻にツンとしないんですよ、、
頭は焼いてミソも美味しくいただきました。
○あなご
写真が尋常じゃないくらいブレていて恐縮ですが、全ての品の写真を載せたくて、、、あなご好きの僕には最高でした。
○かい
赤貝だったかな、ボリューミーなこの存在感、
○エシャレットとうずらの黄身
エシャレットってなんぞや?と思って調べてみると、
エシャレットは品種名ではなく、ラッキョウを土寄せし、軟白栽培して若いうちに収穫したものです。当時、「根らっきょう」という名称では売れないだろうと言う事で、筑地の大手青果卸、東京中央青果常務の「川井彦二」さんがヨーロッパの「エシャロット」に似ていたことから名付けられたそうです 「旬の食材百貨」https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/echaletto.htm
だそうです。ここにきて野菜ッ!!しかし遜色なしッ!!
○くだものにぎり(マンゴー)
な、なにを言っているか分からないと思うが、、説明させてくれ、、
マンゴーの下には、わさびと米があるんだ、それを一緒に食べるんだ、、
これが、、普通に食べれるんだ、、食べると大将が嬉しそうな顔をするんだ、、、
○とろたく巻き
とろとたくあんの巻物。はみ出したとろが誘惑してくる、食べずにはいられない、、
コースの内容は以上になりますが、僕はこのあと追加でサーモンの握りを頼みました、握りのメニューは壁にかかっていて、値段は200円台とか300円台とか、、安い、このクオリティで、安くないか大将。たしかサーモンは250円でした。
今回、「ほりかわ」さんで食事をして気づいたことは、料理を食べた人はもれなく笑顔になっているということです。あまり明るいニュースのない世の中で、食の偉大さを感じました。
あと、新鮮な食材は野菜も魚もまったく臭みがなく、今まで嫌いだと思っていたのは新鮮ではない野菜や魚だったんだなと気づくことができました。
コースとサーモン握りとビールと日本酒を頼んで1人1万円ほど。若造の僕には決して安いものではないですが、むしろ満足して帰路につくことができました。
いま行こうか迷っている僕のような若者も、行ってみてはいかがでしょうか。いい店を知っているといい気分になりますね。
そして最近は、、、
嬉しい限りです。このご時世なので、お店の方もお客さんもお気をつけて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アクセス【グーグルマップ】
電話番号:03-3413-8776
定休日:水曜日
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?