新たな挑戦の為に。

2020年も明日から本格的なスタートです。Mr. CHEESECAKE は本日から販売が再開しますが、今年もとにかく挑戦し続ける年にしていきます。

昨年は多くの人に知って頂けてスタッフ一同本当に嬉しい反面、買えない方がとても多く反省の一年でもありました。

キッチンのキャパシティーを超えてしまった事や従業員が足りていない事、まだ一年目だったので出来る事にも限りがあり、ただひたすら走ってきました。

しかし今年はキッチンを移転して、より多くの人の幸せのお手伝いができる様に環境を整えます。そしてより多くの仲間が必要になりました。

僕はレストラン出身のシェフですが、Mr. CHEESECAKE では労働環境を整える事を大前提にこの会社を始めました。

幸せにするのはゲストだけではない。

幸せの定義は人それぞれだと思います。とにかく仕事をして誰よりも早くスキルを身に付けたい人もいるでしょう。人との関わりよりも自分の事だけをやっていたい人もいると思います。年齢やライフステージでも変わります。

僕は飲食店の働き方に疑問を持っていました。自分の求めるライフスタイルには合わない事や、このままでは持続性がない事などもずっと考えており、自分自身で決めた事は労働時間は基本8時間、週休二日、休みはできるだけ暦通り。有給や福利厚生も当たり前の基準で整える。

今まで14時間以上働いてきた僕からすると半分くらいの労働時間です。あっという間に仕事が終わる感覚。

でもこの環境で成り立つ仕組みにしなければ、僕がレストランを離れた意味がないし、自分の求めるライフスタイルにはならないからこそ、自分でこの形を決めました。あとはこの労働環境の中で出来る事を突き詰めるだけです。

僕は自分で生み出したもので自分に関わる全ての人を幸せにしたいと思っています。それはゲストは勿論の事、一緒に働く従業員も、取引先の業者様も、自分の家族も従業員の家族もです。

その為にはやるべき事以上にやらない事を決める必要がありました。勿論状況によっては乗り越えなければいけない課題があり、労働時間が長くなってしまうこともあります。でもそれを当たり前にせず、毎回どうすれば効率よく乗り越えられるかを考えるチーム作りをする事で、労働時間当たりの価値向上にも繋がるはずだと考えています。

目指すのは三つ星レストランのクオリティー

これは昨年末にスタッフに共有した想いの抜粋ですが、

『僕が目指したい世界観は三ツ星レストランの世界観です。明確にイメージするなら、僕が働いていたミラズールというレストランが一番近いかもしれません。
三ツ星レストランは言わば世界最高峰のホスピタリティーとコンテンツがあります。世界中から人が集まり、その場所で食事をする為に旅をします。
なのでお店側に求められる要求も高い。でもそれに応える為に様々な準備や訓練をしています。言葉使い一つ取っても立ち振る舞いや所作も一定レベル以上でしょう。
そこには品格があり、自信があり、余裕もあります。
もちろん場所によっては人を選んだり、高飛車なサービスもあったりします。でもミラズールは品格がありながらも、どこかフランクで距離感の近いサービスもできる。それはいやらしさのないものです。堅苦しいサービスだけがサービスではなく、望まれているものを提示できるのがサービスです。

僕が目指したいのは、世界基準のサービスも知っているが、顧客に合わせたコミニケーションの出来る世界です。
世界中のサービスを体験した人にも対応できるスキルがあった上で、初めて三つ星に来た人にも最高のサービスが出来るようなそんな世界観。
こちらの世界観を押してつけるだけではなく、時と場合によってはカジュアルなサービスが必要な時にそれが出来る臨機応変さを持った温かさのある。』

僕はずっと星付きレストランで働いてきました。自分がシェフになってからも同じ世界観を料理で目指していた。だからこそそのレベルで仕事をしたいと思っています。

今はまだ人も足りず、行き届かないことばかりで到底三つ星などではありません。星なんて付かない。でも必ずこのジャンルで最高のクオリティーで仕事をします。だから新しい仲間が必要なのです。

今後、今のスタッフも含めて高級レストランやホテル、エステなどを体験してもらい、ハイレベルのサービスとは何かを感じてもらう機会を作っていき、自分たちの仕事にも活かしてもらえたらなと考えています。

体験する事で学べる事は本当に多い。でもそもそも体験する機会がないのがあ現状です。それを作っていきたい。

うちのスタッフは23歳の若い子もいます。そんな子に三つ星を知れと言ってもなかなか難しい。だから会社として機会を作れたらなと。

僕以外三つ星を体験した（実際に働いた）人がいないからこそ、知った時の変化やインパクトが大きいと思っています。若いうちから視座の高い仕事を日常にする事が出来れば、その後何をやっても素晴らしい仕事ができるはずだからです。

一緒に国を超えて働こう！

Mr. CHEESECAKE を始めた時に『トーキョーチーズケーキ』というカテゴリーを作ると決めました。世界中の人がMr. CHEESECAKE を食べて『トーキョーチーズケーキ』というものを認知してもらう為に。

僕達がバスクチーズケーキと呼ぶように、世界でそう呼ばれたい。そこまで遣り切ると最初の段階で決めていました。

そしてそれをやっと声に出して言える準備が整ってきたと思います。だからみんなで挑戦したい。僕だけが走っても到底たどり着けません。みんなの力を合わせて、知恵を持ち寄り、挑み続ける事で成し遂げられると信じています。

僕達と一緒にMr. CHEESECAKE で挑戦してみませんか？

最後にスタッフに送った言葉を皆様にも。

Mr. CHEESECAKE が生み出す全ての体験が、人の人生を動かすような、そんな素晴らしい体験になるように、僕達が何をしていくべきなのかを考えるのが僕の仕事だと思っています。
そしてチームと共に個人の成長も欠かせません。僕は成長したい人にその機会を持ってもらいたい。やった分だけ成長できる場所にしたいんです。僕がそれを望んでレストランという業態をやめたのと同じ様に、努力の分だけ成長して自信をつけてほしい。だから僕は成長したい人を応援します。
2020年は更なる挑戦の年になります。今まで以上にチームで何を目指していくかが大切です。
『人生最高の体験と感動で人の心を動かす』
ケーキを食べる人も、僕たちの活動に共感してくれる人も、実際に働くスタッフも。全ての人の心を動かすような、そんな体験と感動を創れる会社になりましょう。
それが出来た時、僕達は日本だけではなく、世界中の人を幸せに出来るはずです。
まだ先かもしれませんが、今出来る事を丁寧に誠実に続けましょう。

興味を持って頂けましたらこちらから是非お願い致します👏

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