人生はオルゴールのピンを刻むようなもの
人生を歩むことは、オルゴールのピンを刻んでいく作業のようなものかもしれない。
例えるなら、オルゴールのシリンダーは「時間」の象徴で、そこに刻まれるピンは、人や物との出会いなどの「出来事」。シリンダーは時の流れとともにゆっくりと回っていて、そこにピンが刻まれていく。刻まれたピンで琴が振動し、音が鳴る。
現在進行形では、出来事があるたびに「音」がポロンと鳴っているだけなのだが、時々、僕たちはネジを巻き戻すことで、過去を振り返り、今まで歩んできた道のりをメロディー(=出来事の連