心苦しいのは、想う相手がいないからでした。

音楽スクールで歌を学びたいと思ったのは、単純に「歌がうまくなりたい」からでした。

あわよくば、プロとして活躍できたらいいな、なんて。夢見たこともありました。

もちろんその夢はいまも続いているし、ステージに立って歌うことも実現させることはできました。


ただ僕は、なんのためにいま歌を歌ってるのか。いまだによくわからない自分がいます。

昔は自分の弱さも、歌で全面に表現して人を感動させられる唄い手になりたいと、そう思っていました。

だけど、いつだって自分の弱さをさらけ出す勇気が持てずにいたんです。そんな気がしてひどく落ち込んで、これまでに何度も歌をやめようかと想い悩みました。


それでもやっぱり歌うことは生活の一部であって、切っても切り離せないものだったんです。

歌うことが好きだから。歌ってるときも素の自分でいられる時間だから、やめたら居場所を失くしてしまうような気がして、怖かったんです。

だから僕は、これからも歌うことを好きで、やめることはないんだろうと思います。


僕は、自分のために歌っていたんです。

素直になりたいから。
強がりを捨てたいから。
素の自分でいられる居場所がほしかったから。

そんな理由ではじめは歌を始めたんです。


そこから自分の弱さをさらけ出せることで、自分に共感してくれる人とつながれたらいいなと思っていました。

そのためには、まず歌がうまくならないといけないと思いました。


noteもブログもそう。僕が毎日文章を書いているのは、全部自分のため。

もちろん、結果誰かの力になれたらいいなとは思っています。


でもきっかけは、自分の居場所を増やしたかったからに過ぎません。

「こんな人に届けばいい」という人が、まったく思い浮かばないんです。

プロの歌い手になりたいと夢見たのも、ただ孤独から逃れたかったからだろうと思います。

ひとつの承認欲求だったんです。

それがはっきりして、こうして言葉として出てきたとき、あまりの孤独感に涙が止まらなくなりました。


僕は、このまま歌い続けていてもいいのでしょうか。

このままあてもなく、文章を書いて意味はあるのでしょうか。

誰のためでもなく自分のために、発信しても無意味だと人は笑うでしょうか。


そのことを否定されるのが怖くて

誰にも言えなかったことが、ずっとつらかった。




ふう、よし。

何年かぶりに、思いきり大粒の涙を流した気がする。

それぐらいに泣いた。


ほんと、つよがってばかりでばかだなぁって思います。


でも、これでまたすこし一歩進めそうです。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

それだけで、僕の心は救われます。


包み隠さず弱音を吐き出せるほど、強くなっていきたいと思います。

どうか見守っていてください。(´vωv`*)

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