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来週の読書リスト

本の読み方をガラッと変えてみようと思い立った。一冊丸ごと読み終えないと読んだうちに入らない…と思って「はじめに」から「おわりに」まで読むことにこだわっていたけれど、思い切ってそれを手放してみようと決めたのだ。
つまみ読みでいいから、わが家の本棚の本を読み尽くしてみたい。
どうなるかわからないけど、一度やってみよう。

①『どもる体』

伊藤亜紗 著

1冊目は、お気に入りの本を。
最初のページから隈なく読みたくなっちゃう気もするが…。
ぱらっとめくって気になったページから始めて、好きな箇所を飛ばし飛ばし読んでみる。そうして出会ったフレーズや考え方について、思考を深めてみる。読み通すことに一生懸命になっているうちに取りこぼしてしまうことがあるような気がしていて、そういうものをゆっくり立ち止まって拾っていくような読書の旅をしてみたいな。

②『子どもの未来をあきらめない 施設で育った子どもの自立支援』

高橋亜美、早川悟司、大森信也 著

二冊目は、お勉強の本を。
かれこれ10年近く前の出版当初に一度読んでいる本。かつて貼った付箋がまだついている。
今の仕事が長くなって読み返したら、見える世界はきっと違うんだろう。

③『環状島=トラウマの地政学』

宮地尚子 著

三冊目は、本棚漁りがブームのベビーに選んでもらった。

他よりサイズの大きい本を選びがち(おそらく取り出しやすいという理由から)なので、『どーしたどーした』、『人間図鑑』、『miffy goes flying』、『わたしのわごむはわたさない』、と絵本が続く。
「絵本以外でお願いします」と頼むが、絵本を舐め舐めカジカジするのに夢中で全然聞いてくれない。気が済むまで絵本を出してもらって、絵本以外が出るのを待つことにしよう…

が、そのうち飽きてしまったのでやり方を変えることに。
わたしがランダムに5、6冊まとめて引き抜いて、ベビーの前に並べる。「さあどれにしましょう?」で選んでもらう。毎朝の服選びと同じ要領である。

黄色い表紙に迷わず手が伸びた。
これに決まりだ。
さっそくカバーを剥ぎ取ってベロベロ舐め始めている。この本はわりと最近読んだ気がするが、まあいいだろう。わたしの好きな本のひとつ。

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