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奥能登酒キャンプ@珠洲に参加しました!

先月も、自作小説『すずシネマパラダイス』の舞台である珠洲(すず)市に行ってきました。
今回の目的は、奥能登最古の酒蔵、宗玄酒造さん主催のイベント「奥能登酒キャンプ」への参加。
石川県のオリジナル酒米「石川門」の稲刈りを体験し、夜は参加メンバーが持ち寄った「みんなに紹介したい日本酒」を飲んで、珠洲のおいしいものを食べ、二日目は酒蔵見学もできるという盛沢山な内容で、参加費はなんと5,000円!(プラス宿泊費が3,000円です。)
もちろん珠洲までの交通費は別途必要ですが、お得感満載ですよね!
五月の田植えの時期と、九月の稲刈りの時期に開催されています。

珠洲市の場所は、能登半島の先っぽです。
「奥能登」と呼ばれる地域で、東京方面から行くとなると遠そうに感じると思いますが、実は飛行機なら、羽田から1時間弱フライトで「のと里山里海空港」に到着します。

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ということで、私も当日の朝8:55発の便に搭乗。
のと空港からは、予約・乗合い制のふるさとタクシーで、珠洲市に移動。
前日の夜までにネット予約しておくと、ふるさとタクシーが希望の場所まで行ってくれます。
空港からの移動も1時間弱なので、11時頃にはもう、珠洲市内の集合場所に到着していました。
東京方面のみなさん、奥能登は全然遠くないです!

その後は、地元のみなさんが用意してくださった野菜たっぷりの昼ご飯をいただき、稲刈り開始!
五月の酒キャンプ参加者のみなさんが植えた稲が、元気に育っていました。

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農家の方が最初にコツを教えてくれるので、稲刈り初体験の私でもなんとか刈れました。

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刈った後は、こんな風に干します。
これを「はざがけ」というそうです。

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ポツポツ小雨が降るなか、作業完了。
夕飯まで自由時間に、市内の銭湯「海浜あみだ湯」へ。
なんと、海が見える銭湯です。
お湯に浸かりながら、参加者の女性チームで改めて自己紹介など。
「初めまして」のみなさんと一緒に稲を刈り、お風呂にも入るというレア体験が楽しい!

さっぱりした後は、宿泊施設「日置ハウス」へ。
元小学校のこの施設は、1泊3,000円で泊まれます。
移住を考えている人の”ちょい住み”等にも利用されているそうです。

そして、夜は宴会!

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ご覧ください、日本全国から参加者のみなさんが持ち寄った日本酒の数々!
宴会のはじめに各自が自己紹介と、持参したお酒の紹介をしたのですが、「北陸勢の参加が多いだろう」という私の予想は大きく外れ、東京、静岡、大分等、遠方から参加されている方も多かったです。
そして、ほとんどの方がリピーターでした。
何度も参加したくなるイベントということですね!

そして、食事のメインは能登牛のしゃぶしゃぶ!
おいしすぎて、箸が止まらない!

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さらに、この日の朝、罠にかかったという猪のソテーも!

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飲んで食べてしゃべって、宴は日付け変わる頃まで続きました……。

二日目は宗玄酒造の蔵見学。
宗玄さんには「隧道蔵(ずいどうぐら)」といって、廃線になった鉄道のトンネルを利用した蔵があります。

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トンネル内の湿度、温度がお酒の醸造に理想的だったことから、ここを蔵として利用されていて、「隧道蔵オーナー」になると、宗玄さんで購入したお酒を蔵内に保管してもらえるのです。
保管費用は年間1,000円(外税)。
頃合いを見て、飲みたくなった分だけを自宅に送ってもらうことができます。
私も今年の7月にオーナーになりまして、蔵の中で自分用のケースを見つけることができました。

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隧道蔵オーナーの詳細はこちらです。
ご興味のある方はぜひ。

見学後は、お寿司屋さんでランチして解散。
今回、私はいわゆる”ぼっち参加”でしたが、アットホームな雰囲気で本当に楽しかったです!
参加者のみなさんに「すずパラ」を紹介させてもらうこともでき、二日目の朝には「さっそく読み始めたよ!」と言ってくださる方もいて、うれしかったなぁ……。

そして行く度に感じるのは、珠洲のみなさんの温かさ。
稲刈りの時にお世話をしてくださったみなさんも、銭湯の番台にいたおかあさんも、みんな、昔からの知り合いみたいに話しかけてくれるんですよね。

ここまで読んでくださったみなさんも、ぜひ機会を作って珠洲にお出かけください。
中川までお問い合わせいただければ、おススメスポットもご紹介しますよ!
宗玄酒造さんのツイッターアカウントをフォローしておくと、次回の奥能登酒キャンプの情報等もゲットできるので、お勧めです!

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