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家探し⑥(傾斜地)

別荘地を見学に行った時のこと。いくつかの中古の家と土地を案内していただきました。

そこの別荘地は土地の形状を生かした家を建てることになっていて、家を建てるために切土(土地を削って平らにする)をしてはいけないとのことです。
同じ別荘地の中でも土地の形状はずいぶん違っていて、平坦に近いところもあれば、傾斜が急な土地もありました。

夫は別荘地に住むのだから、見晴らしの良い視界な開けたところに住みたいというのが希望です。中古の家では夫が気に入ったものはなかったようです。
夫が気に入ったのは急傾斜な土地でした。

見晴らしの良い山に建つ家。朝起きて窓から素晴らしい景色が見えるのはいかにも「別荘に来ている」という気分にもなります。
高低差のわかる土地の図面をもらい、帰ってきました。

傾斜地は最近では豪雨や地震で土砂崩れなどのリスクがあり、地盤の弱いところは地盤の改良工事もしなければならないなど、基礎工事にお金がかかるとは聞いていました。調べてみても平地に家を建てるのと比べてどの程度上乗せする必要があるのかわかりません。傾斜の度合いによって違いが出てくるので、当たり前と言えば当たり前ですが。

そこで、とりあえず今の家の近くにある住宅展示場に行き、話を聞いてみようということになりました。2社に予約して、いざ出陣。

そこでわかったこと。

①会社で最初にお話を聞いた人がうちの担当になるようです。つまり、今の家の近くの人が担当になるということになり、その人に別荘地まで来てもらうことになるということです。ハウスメーカーは、設計や建築は別の人がやるのでそう頻繁ではないかもしれませんが、仕事とは言えそんな遠くまで来てもらうのも申し訳ない話です。

②基礎工事についてもうちの近辺にこんなに高低差がある場所はないので、どれだけかかるか見当がつかないようでした。基礎だけで何百万もかかりそうです。

2社とも、とてもうちの予算では家を建てられそうもありませんでした。

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