見出し画像

空の色。

(toricollectorさん♫  アサガオの涼しげなお写真を、ありがとうございます❤️)


アサガオが「秋」だと知ったのは

30代に入ってから、だったと思う。


『夏休み』の観察に育てた記憶か?

1学期の終わりに、学校から鉢を持ち帰った記憶か?


『え?夏の花、じゃないの?』と、驚いたものだけど

季語になっているのは

昔の人たちの、感性や観察力があったからこそ。


日々の楽しみは、

自然界にあったんだろうな、と思う。


1ヶ月半も、放置していた畑へ行くと

再び、しっかり「草むら」状態になっていた。


涼しさを感じるようになって、

畑4年生はようやく動き出す♫


自転車を走らせる道中には、


アサガオ以外にも、同じ形の小さな花が

オレンジ、ピンク、黄色、白と

あちこちに可愛らしく咲いている❤️


どう見ても「畑」とは呼べない、

ひと区画の現状を、ぐるりと観察すれば

そこには無数の植物と、昆虫たちの姿。


『やっぱり、植物園、昆虫園・・・かも。』


自然農法、なんていう

私にはとても都合の良い「ナチュラルな畑仕事」に

ひととき無心になって、身体を動かした。


高く伸びた草花たちを、

刈り取るよりも、引き抜く方が楽しい「田んぼの跡地」


時に、しっかり根付いた萩を抜こうとすれば

腰を落として『綱引き気分』にも、なってしまう。


(そういえば9月の晴天に

 日焼けをしながらも、体育祭ってあったんだよね・・・。)


普段使わない筋肉を、もどかしく動かしながら

汗ばんでくる1時間を目安に、お仕事終了。


5対1の割合で、草むらの勢いに惨敗。


確保したわずかなスペースに、

堆肥化実験の「土もどき」と

美味しかったパパイヤの種をばら撒いて、


『また来るね』と、ご挨拶して帰途につく。


見上げれば、

鳶が大きな羽根を広げて、旋回している青い空♫


たわわに実った田んぼの脇には

黄色い小さな花たちの群生も見える。


命が伸び伸び、過ごせる田舎の風景。

数日前の大雨で、川もすっかり綺麗になっていた。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?