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プライドが高い中年夫と「謙虚さ」について


先日、「アラフィフの日々の心がけ」という投稿で、中年期の私たちがより良い日々を過ごすために大切な、謙虚さ、素直さ、多様性を受け入れる姿勢や、過去の思考のとらわれをリセットすること等について書きました。


これは自分自身に念を押し、言い聞かせるためでした。というのも、夫がこれらの大切なことを全く理解できず、理解しようともしないからです。

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夫は十数年前から個人事業主として収入を得ています。とても小さなビジネスからスタートして自力で顧客を増やし、事業を少しずつ大きくしてきました。

ここ数年のロックダウンなどのコロナの影響で、生活が立ち行かなくなる危機に襲われたことも一時期ありました。

でもそれを乗り越え、ずっと勉強してきた株式投資なども始め、結果的には収入を増やしました。苦しい状況でもお金に困ることなく生活できたのは夫のおかげだと、とても感謝しています。

政治経済、国際情勢、世界史に詳しく、ビジネス経営に必要なスキルに長け、成功に向けてストイックに努力できるところなどはずっと尊敬しています。

しかし、歳をとるにつれて、自分の価値観や考えを周りに押し付け、他者の話には耳を貸さず、自分の思い通りに事が進まないとキレるようになりました。

もともと夫は自己主張が強く頑固な性格でしたが、それが年々酷くなっています。

ビジネスの成功経験からか、自分の判断力や知識に絶対的な自信を持ち、正しいのは自分だけ、smartなのは自分だけ、「自分はOK、他人はnot OK」という考え方になり、私はもちろん子供たちや周りの友達も含め、常に他者を批判するようになりました。

批判的な考え方のベースとなっているのは自分の勝手な思い込みやマイルールだということも自覚できません。

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将来成功するために、若い頃は、強さ、聡明さ、自信、自分の能力への信頼というものが不可欠だと思います。

しかし中年期になると、誰もが、謙虚さ、他者への気遣い、穏やかさ、そして違う価値観を受け入れる柔軟なものの捉え方というのが大切になってきます。

今までのやり方、考え方だけでは上手くいかないことがいろいろと出てきて、人間としてのアップデートが必要になるとつくづく感じます。

すぐにキレて、何事も批判で返してくる夫に対して、私自身も余裕のある柔軟な接し方ができていないことは自覚しています。そこまで人として成長できていないので、なかなか難しいところがあります。

夫としてもプライドの高さから、私が何を言おうと受け入れたくないんだなぁと見ていて感じますが、それでは本人も辛く苦しいし、生きづらさを感じているはずだとも思っています。

ただ、子どもたちに対して不合理な言い分でキレたり暴言を吐いたりすることだけは私としてもどうしても受け入れられないので、誰も傷つかず、状況を変える魔法の解決法がないものかと頭を悩ませる日々です。

何事もお気楽に考え、批判も適当に受け流せるしなやかさと余裕を身につけられたらなぁと思っています。


長くなりましたが、ネガティブな話にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
また明日から頑張っていきます🌈


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