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神さまの糸の様な繋がり 景行天皇一 神話は今も生きている ことの葉綴り五一三

ありがとうございます!

こんばんは。週初め、ようやく今日のお仕事が終わり、「ことの葉綴り」のひとときです。
また今夜、noteを開いたら嬉しいお知らせが!
皆さま、ありがとうございます。

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<ことの葉綴り>ご案内

この「ことの葉綴り」全体の神話の物語のご紹介です。
神話は、「神さまも“失敗して成長した”」「“神話は今も生きている”」と、日本の魅力的な神様の物語編。
約、二千年前、伊勢の神宮ができるまでの「元伊勢」編。
ときおり綴る「エッセイ」編。
それぞれに「マガジン」で分けています。
下記のトップページから、スクロールしていただくと、物語別、神様べつに「マガジン」が選べるようになっております。
神さまの名前や、ご興味あるものを読んでいただけると幸いです。

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第十二代、景行天皇

大帯日子斯呂和氣(おほたらしひこおしろわけ)天皇、
纏向(まきむく)の日代宮に坐しまして、天の下治らしめしき。

第十一代の垂仁(すいにん)天皇と、氷羽洲比賣命(ひばすひめ)との間に生まれた皇子、大帯日子斯呂和氣(おほたらしひこおしろわけ)が、第十二代の景行(けいこう)天皇となり、大和の纏向(まきむく)の日代(ひしろ)の宮で、天下を治めておりました。

父の垂仁(すいにん)天皇には、寵愛した皇后、沙本毘賣命(さほびめのみこと)との間に生まれた忘れ形見の本牟智和気王(ほむちわけのみこ)がおりました。


である氷羽洲比賣命(ひばすひめ)は、この本牟智和気王(ほむちわけのみこ)の乳母として宮中に入られましたが、お妃となられ、五人の皇子を授かりました。
そのお一人が、皇位を継承された大帯日子斯呂和氣(おほたらしひこおしろわけ)さま。
妹には、天照大御神さまをお祀りした皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)さまもおられました。

第十二代、景行天皇に即位された大帯日子斯呂和氣(おほたらしひこおしろわけ)さまは、纏向日向宮(まきむくのひしろのみや)で、天下を治められました。

この景行(けいこう)天皇さまには、十人以上のお妃がいて、御子は、八十人以上もいたといいます!
今では、もう、考えられませんね(苦笑)

そのお妃と御子の系譜を見ていきましょう。

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吉備国とのご神縁

吉備臣(きびのおみち)のである、若建吉備日子(わかたけきびつひこ)。
このである、針間(はりま)の伊那毘能大郎女(いなびのおほいらつめ)を娶ります。

ここで、神話の物語を振り返りますね。
吉備国は、第七代孝霊天皇(こうれいてんのう)の御代に皇子だった、大吉備津日子命と若建吉備津日子命(わかたけきびつひこ)の兄弟二柱が平定しました。

このご縁のある吉備臣の祖先となる、若建吉備日子(わかたけきびつひこ)の娘である伊那毘能大郎女(いなびのおほいらつめ)を皇后としてお迎えになったのですね。

この吉備国は、また、第十二代、景行天皇にとっても、ご縁のあるところです。
伯母であり、天照大御神さまの初代、御杖代(みつえしろ)となられた豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)さまが、天照大御神さまをお祀りするためにご巡幸なさった「元伊勢」でもあります。

神話って、あやとりの糸のように、縦の糸、横の糸がつながっているのを感じますね。

では、今夜はここで失礼します。
また明日!

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―次回へ
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