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疫病退散の大蛇のお練り 神話は今も生きている ことの葉綴り五六〇

おはようございます。九月十一日(土)
皆さん、お元気でお過ごしですか?
今日の暦は、六曜は、お昼前後の正午が吉の「赤口(しゃっこう)十二直は「(のぞく)」で障害を取り除く日。医師へのかかり始め、薬の飲み始めもよし。デトックスでお掃除もいいですね。種を蒔くのもいい日です。
二十八宿は「(い)」で、求職や就職にいい。転職探しもありですね。設備の工事や婚礼も吉です。そして「母倉日」で天が私たちを母のように慈しんでくださる日です。

毎年、九月の第二週の土曜日には、東京の「奥澤神社」さんの例大祭で、「厄除け大蛇お練り」が行われます。
これは江戸時代に、疫病がこの地に大流行したとき、村の名主の夢に、八幡大神(はちまんおおかみ)さまがあらわれて、
「わらでつくった大蛇を村人がかついで、村中を巡幸せよ」と、お告げがあり、その通りにすると、疫病が収まったといわれています。
今も、続く「厄除け大蛇お練り」は、藁で全長10㍍、150㎏の
大蛇を、地元の方々が、勇ましく厄除け開運を願い、お練りするもの。
残念ながら昨年に続いて、今年は「中止」のようです。

来年こそ、藁の大蛇での厄除けのお練り、見てみたいですね。

それでは、楽しい週末をお過ごしくださいませ。

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<ちょっとお知らせ>
いつも「ことの葉綴り」をご覧いただき、本当にありがとうございます。歯学部で治療(手術)をおこなったため、九月十一日(土)~三日か四日間ほど、「神話の物語」は、お休みをして、日々の「暦」と写真の更新となります。ここ数日は、ショートバージョンになりますが、どうぞ宜しくお願い致します。
<ことの葉綴り>ご案内

「ことの葉綴り」全体の神話の物語のご紹介です。
神話は、「神さまも“失敗して成長した”」「“神話は今も生きている”」と、日本の魅力的な神様の物語編。
約二千年前、伊勢の神宮ができるまでの「元伊勢」編。
ときおり綴る「エッセイ」編と、「マガジン」に分かれています。
下記のトップページから、スクロールしていただくと、物語別、神様べつに「マガジン」が選べるようになっております。
神さまの名前や、ご興味あるものを読んでいただけると幸いです。
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最新のマガジンは、天照大御神さまが伊勢の神宮にお鎮まりになられるまでの「元伊勢」物語 神話13~17です。

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