2020明治安田生命J3リーグ第19節ガンバ大阪U23対YSCC横浜の個人的な見どころを紹介

2020年10月4日はDAZNにてJ3リーグの実況担当です
ガンバ大阪U23対YSCC横浜の一戦をJリーグ公式映像DAZNにて実況担当させていただきます

ガンバ大阪U23は前節熊本に2－0で勝利し連敗ストップ。ホームで今季2度目の連勝を目指して戦います。一方のYSCC横浜は前節セレッソ大阪U23と対戦し1-6の悔しい敗戦で現在連敗中。アウェイですが勝ち点3を積み上げ、後半戦の序盤、勢いをつけたい一戦です

昨年はお互いにホームで敗戦。1カ月半前の今季最初の一戦はYSCC横浜のホームで5-5という結果引き分けに終わった。通算10度目の対戦となる今回はどんな結果が待っているでしょうか？

ガンバ大阪U23はトップチームへまずはJ3で結果を出したい。YSCC横浜は勝利をして今季の目標でもある1桁順位に向けて上昇のきっかけにしたいところ

状況は違えど、勝利のためにチーム一丸となって戦います。リーグ戦も折り返しましたね。タフな日程ですが、楽しみにしたいと思います

（J3リーグ　実況：能政夕介　解説なし）※追記の可能性あります

順位と前節の振り返り(10月3日終了時点）

★ガンバ大阪U23　5勝3分10敗の勝ち点18　 13位　
前節はホームで熊本と対戦し2－0の勝利。前半は熊本にシュートを打たれるシーンも多くありましたが、OA枠の一森や新里含めて粘り強く守りました。山口、白井のゴールで2－0の完封勝利。今季2度目の連勝をここホームで目指します

★YSCC横浜　4勝6分8敗　勝ち点18　16位　
YSCC横浜は前節セレッソ大阪U2３と対戦し1-6と悔しい敗戦。今季最多失点となる6失点に対して、シュタルフ監督は取材に対して、「一人一人の力が足りない証拠」だと語っていました
今季初の連勝後の2連敗。一桁順位に向けて連敗を止めて勝ち点3を積みたいYSCC横浜です

※昨年9位の長野は勝ち点49（1桁順位のためには残り16試合で平均勝ち点約1.9点を取っていきたい）

過去の対戦戦績

約1カ月半ぶりの対戦となるガンバ大阪U23対YSCC横浜

前回は5-5という壮絶な打ち合いになりました（今季J3リーグでは1試合最多得点）
ガンバ：川崎 修平２ゴール, 山口 竜弥 ,唐山 翔自,塚元 大
YSCC横浜：西山 峻太,宮本 拓弥2ゴール,大泉 和也.オニエ オゴチュクウ

過去の対戦成績は、ガンバ3勝、YSCC横浜3勝、引き分けが３つと五分の戦績を記録している（5年間でガンバ18得点、YSCC横浜も13得点と得点が多い試合）
昨年の結果（共にホームで敗戦）
ガンバH：0-1で敗戦（YSCC横浜：奥田 晃也）
YSCC横浜 H：0-5で敗戦（ガンバ：食野 亮太郎2ゴール,中村 敬斗,福田 湧矢,食野 壮磨）

今シーズンの成績　

★ガンバ大阪U23 5勝3分10敗　勝ち点18　　 得点26失点 33
先制試合：5試合　4勝1敗0分 完封勝利 （相模原、熊本）14節の藤枝戦は逆転負け
先制された試合：12試合　1勝9敗2分 完封負け（今治、長野、岐阜、熊本、富山、岩手）福島戦は逆転勝利
スコアレスドロー：2節C大阪U23戦のみ
ホーム： 3勝1分5敗　勝ち点10　 13得点　 16失点 得失点-3
アウェイ：2勝2分5敗　勝ち点8　 13得点　 17失点 得失点-4

複数得点：8試合　
無得点：7試合　
無失点：3試合
最多得点：5点　
最多失点：5失点(YSCC横浜戦)　
今季最大連勝は2連勝

【得点】前半9点　後半17点(リーグ3位）
【失点】前半12失点　後半21失点(リーグ16位）

前回は4バックで臨んだU23。10月3日に行われたトップチームの試合では川崎がベンチ入りを果たすも試合には出ず。明日はどんなメンバーで臨むのか？OA枠の起用も含めて楽しみです

★YSCC横浜 4勝6分8敗　勝ち点18 26得点 38失点
先制試合：4試合　 1勝2敗1分 （2節富山戦、4節八戸戦は逆転負け）
先制された試合：11試合　3勝6敗2分 完封負け2試合 （5節沼津、7節福島、16節鹿児島戦逆転勝ち）
スコアレスドロー：3試合（開幕の相模原戦、9節のセレッソ大阪U23戦、14節の今治戦）
ホーム： 2勝3分4敗　勝ち点9　 15得点　 21失点 得失点-6
アウェイ：2勝3分4敗　勝ち点9　 11得点　 17失点 得失点-6

複数得点：8試合　
無得点：5試合　
無失点：3試合
最多得点：5点(ガンバ大阪U23戦)
最多失点：6失点（セレッソ大阪U23戦）
現在今季2度目の2連敗中
【得点】前半13点　後半13点
【失点】前半15失点　後半23失点(後半の失点数はリーグ最多）

現在勝ち点18で並ぶ4チーム（ガンバ、八戸、福島、YSCC横浜）は得失点差での結果YSCC横浜が16位。自慢の得点力もだが、守備面でも集中し今季初の完封勝利を目指して90分間集中して戦い抜きたい

個人的な見どころ

前回の対戦は5-5と両チーム合わせて10得点（今季のJ3リーグ最多）の結果引き分けだった
過去9回対戦して共に3勝と3つの引き分け。生まれた得点は9試合で28得点（1試合平均3得点以上）
U23が来シーズンJ3リーグに参加しないことを見据えれば最後の一戦になる

前節ガンバは上位熊本相手に前半は押し込まれるも粘り強い守備で跳ね返し、後半は途中交代の山口のシュートで先制
終盤は連動した守備からボールを奪いカウンター。最後は白井が仕留めて2-0の完封勝利、連敗を4で止めた
リーグも後半戦に入り、各チームとは2度目の対戦となる。前節の勢いそのままにYSCC横浜に対して主導権を握り、攻守で結果を出せるかが若きガンバの選手たちが目指す試合展開だろう

一方のYSCC横浜は前節同じくU23の、セレッソ大阪U23と対戦し1-6と大量失点の敗戦となり今季2度目の2連敗となってしまった
得点数は26得点でリーグ8位タイ（ガンバ大阪U23と同じ）だが、失点数は38点とリーグ最多の失点数
特に後半に23失点と、90分通じて粘り強く戦えるかも注目したい
今季は4勝のうち3試合が逆転勝利（5節沼津、7節福島、16節鹿児島戦）を記録。最後まで勝利を目指して戦う姿をサポーターに見せていきたい
守備への課題を改善し、アウェイで連敗を止めることができるか？通算10度目の対戦の結果がどのようになるか楽しみです

そんな中、個人的な注目選手は？

ガンバ大阪U23　背番号38 #唐山翔自 　背番号32 #芝本蓮

今季はトップチームでもデビューを果たし2ゴールを挙げた（ルヴァンカップ湘南戦）唐山は今季ここまでリーグ6位タイの7得点。トップチームの練習にも帯同するなど、成長を見せてくれているシーズンだ
しかし、前節の熊本戦は相手のDFにフィジカルの部分で抑えられ、アシストは記録するも得点には至らなかった
福島戦以来となる、6試合ぶりのゴールとチームへの勝利を目指して戦う
特に「オフザボールの動きが大切」と試合前の取材でも語っていた唐山選手。前からアグレッシブな守備をするYSCC横浜から「得点」という結果を出せるか楽しみです

その唐山や前線の高木との連携のカギを握るのが中盤でボールを供給する芝本蓮。精度の高いパスが武器の芝本を起点に得点へのきっかけをつくれるか注目したい
前節は4バックのダブルボランチでプレー。伊勢との攻守に渡っての連携やバランスを取りながら、試合を冷静に運び攻守に渡って安定した試合を2試合続けてつくっていきたい

YSCC横浜　背番号11 #宮本拓弥 　背番号7 #宮尾孝一
チームトップ、そしてリーグでも2位タイの得点数を誇る宮本は現在キャリアハイの10得点を記録し、得点という形でチームを牽引
前節のセレッソ戦でも、前回対戦時にも冷静にPKを沈め得点を挙げている。水戸から加入した宮本は今季ここまで、キャリアハイの10得点
裏抜けだけではなく、決定率も3割近くと精度も高い。前回対戦時では2得点を記録している宮本の2試合連続の得点でチームを勢いづかせたい

そして中盤でプレーする宮尾はキャプテンとしてもピッチ上でチームを盛り立てる事も求められている
今季は既に4ゴール（直接FKで2得点）と目に見える数値としても存在感を放っている
若手とベテランを融合させながら、アグレッシブに前へ進みながら戦うプレーをチームメイトと90分間見せる事ができるか？
中盤からの試合の組み立ても楽しみなポイントの1つになりそうです

さて、明日は少しお天気も心配ですが、J3リーグも熱い戦いを見せて欲しいですね。3連戦が終わり、また今日から3連戦がスタートしています。

ガンバは次節アウェイで相模原と、YSCC横浜は次節首位秋田と。3連戦の初戦良いスタートを切れるのはどちらのチームでしょうか？

明日14時～Panasonicスタジアム吹田でKOです！是非スタジアムまたはDAZNにてお楽しみください！