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ことほむの観光と文化財とメタバースの雑多な記事

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コンテンツ時代考証やデザインや時々ITとかWordPressとかの雑多な思考のメモ。「ことほむ」のみんなで書いてます。記事内容は…割とディープで、思考の整理に役立つかもしれません。
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#リブランディング

観光事業がアフター・コロナに向けて準備してほしいこと

MATCHAの青木氏がnoteで「訪日外国人が戻るまでのシナリオ」という記事をアップされてました。私たちの会社もこんなタイミングですが、社名変更というイベントを控えており、また今後の見通しを予想するためにも前回の疫病パンデミック「スペインかぜ」の記録を調べました。発生した1918年(大正7年)から2年後の1920年(大正9年)まで、報道資料ベースですが現代も当時とさほど変わらない対策が施されている印象を受けます。ただ当時と違うのは経済状況で、GDPマイナス成長の現代に比べ、大

観光マーケティングは「マニア向け」資源開拓に力を入れないといけない理由。

「ことほむ」が取り組んでいる文化遺産観光資源化へのリブランディング。フロントマーケティングの部分になります。観光学の論文などを読んでいると、1997年のものが基本となっている場合が多く、数値データの分析も入り込み客数ベースのままだったりします。この状態の何がまずいのかといえば…1997年はインターネットの普及はまだなく、観光地の情報はマスメディア(テレビ放送・新聞・雑誌など)が主体でした。そのため観光地である側は、資源としたいものの情報だけを渡せば、マスメディア側が効果的に料

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