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【#WJ52】週刊少年ジャンプ2023年52号感想【寿司いくら】

アンケ1:ツーオン 2:アスミカケル 3:暗号学園


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj52】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ52号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【グリーングリーングリーンズ開始!!】

【#wj52 】ベテランジャンプ読みと #週刊少年ジャンプ 52号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【鵺の陰陽師、義妹!??】


●新連載 グリーングリーングリーンズ 1話


『ビーストチルドレン』の寺坂研人先生の新作!
22年7号のゴルフ読切『ゲイン』をプロトタイプとした連載……といっても設定は全然違うけど。前作はシビアでヒリつく勝負の世界って感じだったのに対し今作は王道スポーツっぽい感じ。この変更が吉と出るか凶と出るか。読切からの大幅路線変更って聞くと最近だとドリトライ思い出しちゃってちょっと身構えちゃうな。
師匠の藤巻先生が 22年3•4合併号でキルアオのプロトタイプ載せて23年に連載、弟子の寺坂先生も7号でプロトタイプ載せて23年に連載って考えるとなんかすごい仲良し師弟だね。
てかそもそもゴルフって題材自体師匠の影響もあるのかな?(藤巻先生の過去作・ROBOT×LASERBEAM)
巻頭カラー
主人公らしき男が世界を舞台に戦っているシーンから。連載が続けば最終的にはこうなりますよってことかな。連載が続けば………
見開きは今後出てくるであろうキャラたちがゴルフ場上空を舞っているイラスト。
タイトル通りの緑っぷりな上しっかりゴルフ場のグリーンを背景にしててええやん。
何より可愛い女の子をすでに予告してるのが偉い。おっぱいでかい子登場楽しみ。
とにかくムサすぎた過去作の反省を活かしてるな。
本編
夢中になれるものが何も無い主人公の八枝崎珀が、ヒロインの王賀撫子との出会いでゴルフの世界に足を踏み入れていくお話。
いきなりヒロインのスク水姿がどえっちでたまげた。可愛い女の子目当ての読者も取り込もうという貪欲さを感じる。そういうの好きだよ。
珀はパンチ一発9600万とかクラブが6億5000万とか、本気でそのジャンル好きな人を怒らせる嫌〜な浅さがあるな。ポケカを値段でしか語らないYouTuberと同じ感じがある。
そういう浅さ、軽薄さ、チャラさみたいなのは作中で撫子が指摘してる通り本人が空っぽだからってことなんだろうなー。
逆に言うとゴルフを通してそこが埋まっていく物語なのも見えててここから良くなっていくのが分かるのでそんなに心配はしてない。
というか1話から
「今にタイガー・ウッズばりの…」
「…いや」「素人のオレがすっげーの見せてやるから」
の時点で既に成長し始めてるよな。
さらに主人公の好感度については撫子がトラブってるところに割って入ったり、一回帰った後もう一回自発的にゴルフ場来たりってところでも押し上げられてるように見える。根っこは間違いなく良いやつ。
肝心のゴルフについてもどうやら才能アリのようで期待できそう。
そして今週個人的に一番良かったのは撫子に「良い球だったよ」って言われた後の表情。ここの「そんなこと言われたの初めてだから喜び慣れてない」感じ、めちゃくちゃ良い表現だなあ。
スポーツアクション、繊細な心理描写、可愛い女の子……と、欲しいものが一通り揃っている印象で、下馬評とは打って変わって期待したくなる1話だったな。

●アオのハコ 127話

部活パート。
バド部、新体操部、バスケ部と代わる代わる描写されていくけど……
びっくりするくらい何の感情も湧かねえ……!!
ユメカも仲直り自体は良かったねだし大喜と千夏がくっつく最大のきっかけだったのはあるけど、とはいえ千夏と因縁の対決……!!みたいにされても「お、おう……」って感じだ。
アオハコの部活パート、正直青春っぽさを底上げするためのフレーバーとしか思ってないのでじっくりメインに据えられてもな……という。
この作品に求めてるのはカップルのイチャつきなんだよな〜。
……って思ったけどスポーツ部分が刺さらないのって自分が青春とか部活って概念から遠ざかりすぎたってだけか?コレ……
悲しくなってきたな………


●ONE PIECE 1099話

ベコリ王の暴虐。
ゴア王国が「前例」として悪影響及ぼしちゃってんじゃん……
あと天竜人(てんりゅうじん)って誤植もしちゃってんじゃん……!
当然くまはベコリ王に対しブチギレ。となるとこの頃にはもうめちゃくちゃ強えので一人革命と……
たった3ページなのに痛快だ。
そうして国王になったくま。といってもガラじゃないので肩書きだけか。
そしてボニーが大人の姿に……!!
いつの間にか悪魔の実──トシトシの実を食べてたみたいなんだけど、教会から出られないはずのボニーが悪魔の実食べたってどういうことなんだろう。誰かが持ってきた……?誰が何のためにいつそんなことを?
てか子供服のまま大人になったからサイズピッチピチなのいいっすね……
再びやってきたベコリ王をブルドッグ王とあらかじめ話をつけた上で返り討ちに。
「当然 全てを沈め──」
かっけえ……"当然”なんだ既に。
こうやってくまは国王で暴君で海賊ってことになったと。
そしてその後ボニーの病気について調べるために世界を回る過程で訪れた国、全部麦わらの一味が飛ばされた場所だ。当然ここで描写されてる以外にもたくさんの場所に行ったんだろうけど、その中から一味メンバーにぴったりの場所をそれぞれ選んでくれてたんだろうな。
革命軍との再会。前に会った時よりくまの話し口がぶっきらぼう寄りになってるあたりくまのここまでの苦労が伺える。それでも前と変わらずくまとボニーのために動いてくれるドラゴンマジで良い人。地味にドラゴンの好感度もくま過去編でグングン上がってる。
ドラゴンの紹介でくまとベガパンクの邂逅。
くまがバッカニア族であることを知って「私は政府側の人間じゃぞ!!」って心配するベガパンク、根本が"善”すぎる。
こうしてボニーの治療と引き換えにくまのクローンを作る計画が動き出したのね。
ベガパンクとくまが「弱き市民を救うヒーロー」になってほしいと願いを込めて名付けた「平和主義者(パシフィスタ)」、なるほどそういう由来だったのか。くまの人格を思えばすごく納得感がある。
これが海軍の殺戮兵器として未来で猛威を振るっているの、皮肉以外の何者でもないな……
最後の2人、こんなに良い笑顔なのに……

●キルアオ 31話

センターカラー!
家庭科部の面々。
こうして見ると家庭科部もなかなかキャラ立ってきたな。
玉田先輩かわいい。
本編
いきなり「よぉし行くぞ!!」が完全にスポーツ漫画構図で笑う。レジェンドクラスのスポーツ漫画描いた作家だから画作りに説得力ありすぎる。
家庭科部の顧問の先生も登場。THE・ガッツ(未成年は検索しちゃダメだぞ)みたいな人だな……
名前「橋本かんな」に誰かツッコんでほしいんだけど家庭科部の面々は読者の知らないところでそのくだり済ませてるだろうから永劫ツッコミ無い説あるな。
真っ当な練習風景の合間になんかいる乙姫舞。おっぱい、超中学生級らしい。ほお〜〜〜ん……
十三もノレンも練習の甲斐あってテイクオフできるようにはなったみたいだけど、昨日今日サーフィン始めた初心者で乙姫舞に勝つ展開にどう説得力持たせてくるかな。
ラストは就寝……と見せかけて恋バナ!
こういうの修学旅行とかでやるのが普通な気がするけどもうこのカード切るのね!
髪下ろしてる照れアネゴめっちゃ可愛いな……???

●SAKAMOTO DAYS 145話

勢羽兄弟の過去の話。
ヤバい父親の下でなんやかんや仲良く生きる兄弟。
普段は潔癖でドライな真冬も変形武器で目輝かせるあたり男の子って感じで可愛い。
互いにハッキリ表には出さないけど、弟のために発明品持ってきたり、兄貴に置いていかれる気がして拗ねたりめちゃくちゃ互いのこと好きじゃんね。
ブチギレ親父から互いを守るために強くなろうとするところにも表れてる。
でも正直そんな頑張ってORDERになるより親父より強くなってぶっ倒したほうが楽だし早くね?とはなるな。
ただこの過去編を踏まえての真冬の大ピンチに夏樹参戦はテンション上がったね!!
殺し屋展編でセバ来ると思ってなかったから普通に意表を突かれた。
相変わらず空間とかコマ枠歪ませる透明人間の表現カッコよすぎるし、凍りついた大佛めちゃくちゃ美しいな。
いうてもまだまだ大佛には格の違いを見せつけてほしいが。

○呪術廻戦 243話

いきなり漫才開始。
どう見てもM-1じゃん……って思ってたら明らかに松本人志な審査員出てきて笑っちゃった。上沼さんと今田耕司もおる。
まあネタ自体は尺使った割には……という感じだったけど……
「羂索がこれをやっている」という補正込みでようやく「面白い」に届く感じ。漫才単体だと個人的にはそこまでかな。
ただ羂索の意図としては別に面白さはおそらくどうでもよくて、ハジケバトルに際して高羽が逆に真面目にならざるを得ない漫才の舞台というフィールドを用意した上で自分がボケに回ることで高羽にツッコミをやらせてギャグを出させないっていう展開に持ち込みたかったんだろうなと。
とはいえ漫才の後の「超面白かったよ」もしっかり本心なんだろうなって感じするよね。
「全て意図した上で対策を打った」と「それはそれとして普通に楽しんでる」が両立するのが羂索というキャラの特異性よな。
「もういいよ」からの高羽白装束で「えっ!?高羽死ぬ!??」って思ってたらなんと死んだのは羂索の方。
ここで乙骨……!!やっぱちゃんと仕事するなこいつは……!!
カァァァンッで位置が変わってるのは不義遊戯コピーしてるのかな。
五条の時と同じく最強格のキャラがこんなあっさり退場!?っていう拍子抜け感もぶっちゃけ無いわけじゃないんだけど、羂索に関してはあまりに老獪すぎて正面突破は相当厳しそう→となると不意打ちしかないか……となるので、そうなるとこの不意打ちは
・羂索が目の前のオモロに乗っかった結果の隙
・残存キャラの中で硝子の次に夏油と縁が深い乙骨によるフィニッシュ
と羂索の最期を描くならこうだろ!みたいなところは押さえてくれてたからかなり良いんじゃない……!?という印象。
絶対あるよなーって感じだった重力の術式の反転も滑り込みで見れたしね。
気になるのは呪霊操術で取り込んでいた呪霊たちがここからどうなるか。
過去編とかでも確か術師の死後何が起きるか分からんみたいなこと言われてたよね?
最後に羂索が言ってるのはそれについてなんだろうか。口ぶり的にはそれよりも羂索と同じ思想を持つ何者かの存在を仄めかしてるようにも見えるけど。

○僕とロボコ 163話

センターカラー!
将棋回なので将棋漫画の『月下の棋士』のパロ。
ビッグコミックスピリッツに載ってた作品らしい。ネタが大人向けすぎるだろ……!!
そしてなんと今月のコロコロでもケシカスくんで月下の棋士パロが。なにその偶然の一致……!?

本編
予告通りボンドと円ちゅわんのデート回。
……に見せかけた将棋回。
ボンド、いきなり「ちゅわん?」って呼んでて笑った。原型残ってないじゃん。
髪下ろしてる円ちゅわんめっちゃ可愛いな……???(キルアオでも同じようなこと言ってた)
ボンドとお揃いにするためにキャップ被ってきたのかな。
でまあ将棋差し始めたら円ちゅわんはいつも通り勝負師モード。
擦山が悪いやつじゃないの、この作品の味って感じするわ。
ほんで鳴り物入りで出てきたくせに瞬殺されていく四天王、めだかボックスってこんな感じだったよなってなんか思い出しちゃった。
ロボコが出てきたところは効果音的にもバンオウネタ。ジャンプ+……そろそろ読むべきか………
最後には現竜王、奨励会なんかの話も飛び出して。
高校生家族になる気か……!?
って思ったけど、もしかしたら「元々この展開やろうと思ってたけど高校生家族が先にやり始めちゃったから一旦やめて高校生家族が終わってしばらくした今のタイミングで再開した」が正しい気がするな。

○夜桜さんちの大作戦 204話

冒頭、ボロ泣きひふみと虚無顔あるふぁの温度差ジワジワくる。
あと泣き止まないひふみに二刃お姉ちゃんがブチ切れるとこも笑った。意外と母親向いてないのか二刃。
そしてやっぱり双子出陣のために残りのスタンプもらう展開に。
兄弟で代わる代わるなんかやるいつものやつ。
嫌五ディスのくだり、辛三もナチュラルにディスってるの面白かった。
結局意外にも凶一郎パートで解決。
「止めなくていいんじゃないか?」からのくだりは実際珍しくすごい良いこと言うじゃん……って思ってたけど、よく考えたらなんでそれで泣き止んだのかは謎だな。なんでだ……?
ともあれ無事二刃からスタンプを取得し、最後はスタンプ修行のラスボスの六美登場。
「"母“ではなく"当主“として」
ってセリフ的にも絵的にも威厳たっぷり。
でもよく考えたら六美出てくる直前にわざわざ電気消して演出したのかと思うとちょっと面白いな。


○鵺の陰陽師 28話

周防先輩の乱のその後。
「楽しかったからいんじゃね?」で細かいこと気にせずホクホク帰ってくれるバカ野郎共愛しいな。
そしてお待ちかねの新隊員さんご登場。
おお、黒髪で猫目の美少女だ……生き別れの兄妹!!?
生き別れの、兄妹!!?!?!??
エッチ……すぎんだろ……!!

どこまでエロゲ原作感を醸し出せば気がすむんだこの漫画……!
新隊員の名前は留袖四衲。基本的には人当たりがいいけど兄妹らしく学郎には辛辣。
「父さんの死に報いずのうのうと生きてきた」
とか言って、読者も知らない父親の死に根深いすれ違いがありそうな雰囲気。
それに対し鵺さん、セックスしないと出られない部屋、敢行!!!!!
あまりにも"それ"で笑っちゃった。
「成程…そうかわかったよ 人にはどうしても相性があるからね」
の直後にやることじゃなさすぎるのも笑う。全然わかってあげてないじゃん。
しれっとここで四衲ちゃん制服になってるんだけど、陰陽師ローブよりもジョシジョシしててかわいいな。
鵺さんが学郎と四衲ちゃんに仲良くなってもらいたいのは、以前も少し話に出た支部の設備──ワープ装置を使うため。
……というのも建前で実際は普通に仲良くしてほしいからな気もするな。
それにしても
「ナメてもらっちゃ困るなー そういうことならキチンとやります」「仕事ですから」ドン
からのセ部屋は四衲ちゃんも想定外だったみたいだね。鵺さんの洗礼って感じだ。
「今に至る」
の見えそうで見えないスカート及び太ももえっち。
で、四衲ちゃんと話してみよう!のコーナーが始まるんだけど、普通に学郎がコミュ障なので何も思いつかねぇ……!
ので四衲ちゃんから切り出してきてくれた。
「何で逃げなかったんだよ そーゆうの得意じゃん」
「俺も変わらないとって思って…」
ん?学郎も特に否定してないってことは「父さんの死に報いずのうのうと生きてきた」は真実なのか?思えば読者はほぼ鵺さんと出会ってからの学郎しか知らない。
対して学郎も四衲ちゃんに質問。
「僕とお前じゃ情報の価値が違う」
僕っ子け!!?!??!
属性盛り込みすぎだろ……!!
「今日の気分「最悪」」「普通に最悪だったよ」
前回も最悪って言ってたし口癖かな?
「そんだけ」
やたら凄みあるな……もしかして新しい里親になにかされてたりする……?
とそこに合流してくる周防先輩、代葉、キャシー。
親睦会……どう考えても周防先輩提案だなあ……
角ハイ要求する四衲ちゃん「オイ!!」って感じだし買ってきてるキャシーも「オイ!!」って感じだ。学校だし職場だし未成年だぞ。まあキャシーは一人で一杯やるつもりだったんだろうけど……
いざおしゃべりが始まると全然輪に入れない学郎。
「完全に俺のコミュ力の無さのせいだが… 既に心が悲鳴を上げている」
がんばれ学郎……!!
そこに助け舟を出してくれるのが代葉ちゃん。おのおの出番があっていいねえ。助け方は代葉ちゃんらしく不器用。何が不器用って最終的になんか立ち去る流れになっちゃったところよね。本来立ち去る必要は全然なかったのに。
終盤は通話する鵺と鶤狩。
こいつら結構マメに連絡取り合ってるな。普通に意気投合してないか??
四衲ちゃんが来たのは単純に実力が高いからで、学郎との関係性については知らなかったらしい。
てか学郎の親父こと拓郎、元隊長だったのか。なんとなくそうなんじゃないかって気はしてたけど。
そうなってくると拓郎を殺した幻妖何者なんだってなるよね。鏖の一体……?
鶤狩隊長、拓郎の弟子なんだったら学郎の苗字でピンとくるはずでは?と思ったら、隊長会議の時、学郎一度も苗字で呼ばれてないらしい。こういうとこ妙にちゃんとしてるな……!
ラストは生前の拓郎の話に。
「特別強いわけじゃなかった 特別頭が切れるわけでもリーダーシップがあるわけでもなかった けど 間違いなくあの人が一番の隊長だった」
いいなこの台詞。鶤狩隊長がいかに拓郎を尊敬してたかと、拓郎の人柄の素晴らしさが伺える。
拓郎の話に興味が湧くように自然に仕向けてて上手いなあ。義理の妹ってどういうこと!?ってのも含めてね。

○ウィッチウォッチ 134話

ニコ、幼稚園に入園!
先生も事情知ってるの話早いな。
思えば別に絶対秘密!って感じじゃないから必要に応じて事情知った人割といるのか。
幼稚園でもズンズン魔法使っちゃうニコ。先生の胃痛えぐいぞ。
てか意外と本編外の時間でまあまあ魔法取り戻してるから今までとそんな変わらんね。
さらに自由時間に魔法で身代わり作って抜け出しちゃうニコたち。
おいおい……と思ってたら鉄塔の上で魔力切れの大ピンチ。あかんやん!!
鉄塔の側面歩いてる大ゴマは迫力すごくて好きだけど。
結局勇の機転で無事幼稚園に帰って来れたものの、これ誰にも見つからず怒られず終わったの逆にすごく怖いな……
本人たちに危機意識が全くないのあまりに危うすぎる。今回はたまたま無事帰って来れたけどいずれめちゃくちゃヤバいピンチになるんじゃ……?
篠原先生リアル子持ちだし、サブタイで不穏なニュアンス含ませてるし意図したものだとは思うけどね。

●あかね噺 88話

こぐまの『擬宝珠』クライマックス!
若旦那と大旦那が一緒にペロペロしてる絵の時点でちょっと面白いし、まさかのお内儀さんも"あっち側"で頭抱える顔芸は普通にちゃんと笑っちゃった。
でも締めの「舐めやがって」はうまいことは言ってるけど遊全が締めるんか〜〜い!!ってなったね。
高座の後はひかるとの対話。
「少し似てます 彼女に」
って言われてあかねから影響受けてたことに気づいたこぐまの
「朱に交われば赤くなる…か」
これも地味にうまいこと言ってるな。
あかねだけに朱。
そしてトリを務めるのは魁生。
高座はカットされるんだ。そうなると阿良川新風会は純度100のこぐま兄さん活躍エピソードだったってことになるな。
終盤には上方に修行に行ったぐりこ。
新キャラの喜福亭鶴花ちゃん可愛い。
これで関西弁でさえなければな……(個人的に関西弁の二次元キャラが全然好きじゃないだけ)
ぐりこの真っ直ぐがむしゃらな様子、あかねの影響感じるかも。ぐりこ……今日も頑張ってるな。

●アスミカケル 23話

センターカラー!
チャイナな衣装に身を包む二兎と大牙さん。
大牙さん……もっとセクシーなチャイナ服でもええんやで……?
本編
フキダマリ編のその後。
今週、二兎の視点と優也の視点が代わる代わる来るから分かりづらかったな。
まずはフキダマリ後の祝勝会。
たくしあげ腹筋の大牙さんえっちすぎやん……
って思ってたら義時さんの「いいよもう悶絶させてやれ」で笑った。投げやりすぎる。
水槌の成功率が低い……という課題を確認しながら、さらにヨシズMMAに金之丞が住み着いたという話も。金之丞、あっという間に優也の相方ポジに収まったな……
そして二兎は現在プロになるべく試合に備えて更なるトレーニング中。
……というところで彼女にフられる優也。
もしかして友達の話ばっかりで自分が空っぽだから……?(バスケ辞めちゃったからってちゃんと作中で言ってるだろ)
後半はいきなり大牙さんのプロデビュー戦から!大牙さん、目ぇギンギンでボコボコにしててかっけ〜。
「今の状態が崩れてしまうのが怖い」「そばにいられるだけで俺は…」
負けヒロインの思考だそれは!どっかで攻めないと勝てないぞ!!
そしていきなりの新キャララッシュ……!!
お嬢様、執事、NTRの竿役──処理が追いつかねえ……!
優也はこういうとき解説役やれるの地味に便利なキャラだな。
お嬢様こと花ヶ崎さん、めちゃくちゃ優雅な格好なのにグローブしてるのちょっとおもろい。
竿役こと戸刈に声かけられた二兎、苦手なタイプだからって「"居“を消す──」でやり過ごそうとしてるのおもろいし、そんな感じだったのに大牙さんの眼鏡取られた瞬間優也が兄貴たちにボコられた時と同じキレ方しててめちゃくちゃ笑っちゃった。「一線越えた」を完全に持ちネタにしてる……!!
「U20大会」ってワードもチラッと出てきて次はこいつらと戦うことになるんだろうけど、急いでる感もめちゃくちゃあるので間に合ってくれの気持ちだ……!

●アンデッドアンラック 185話

円陣とのラーメン対決。
ジーナショーンチカラの高校生組仲良しでかわいい。
不動の中でも動ける不可視良い組み合わせやね。前は見えないので誰か指示してあげて。
決戦当日。組織メンバーめっちゃラーメン屋といえばな格好してて笑う。こうなるとむしろなんで円陣は学ランなんだよ。
勝負が始まるや否やいきなりキャベツカットでUNREPAIR-不治-のクソデカフォント出てて「え、いる!??」って笑っちゃった……けどなんかいるらしい。繊維を閉じれないから新鮮……そうなの!??
組織スーツ着てるラトラライラかわいいね。2人ともちゃんと指輪してるね。
その他にも不変でアク取り、不抜でうまみキープ、不動で客の固定(ダメだろ!!)と能力活かしてバトル以外のことやるのは能力バトル漫画日常回しぐさって感じで好きだな。
ショーンは能力活かしようがないのかパシらされてる。ショーンパシリ似合うな……
前ループ回想。
これ見てTwitterで「アンディは死ぬかと思ったしてたのに風子はアンダーで母の味のラーメン食べて頭ポンされてたのか……」って言ってる人いて確かにってなった。風子良い意味ですごい図太いよな。割と初期から。
回想明けでは円陣が先にラーメン完成。
50人分一気に提供してるけど、効率とかじゃなくて鍋の分量物理的にどうなってんの!??
3日間で円陣も成長してるのは格が高いね。慢心や伸び代のなさを突く対格上の勝ち筋はこれで使えない。
「こいつ自身もこの期間で成長しちまってる!!」のとこ、みんな拳か丼掲げてるのシュールだな。どういうノリなんだNY。
そして煙を上げる風子たちの屋台……を心配して駆け寄ってきてくれる円陣。優しい。
でもさっきまで持ってなかったそのラーメンどっから出てきた!?
からの風子からの問い。
「本当に食べさせたい人は誰ですか」
円陣は「世界中の」って言ってるけど風子は前ループで特定の誰かがいるということまでは聞いてるからな。
そんな未来の円陣に食べさせたくて風子たちが作った一杯。
白いドームは湯気を不変で固めて色々逃げないようにしてるってところかな。
後攻で料理出して奇抜な見た目で気にならせて「これはまさか!!」は完全にグルメ漫画のヒキなんよ──って思ってたらラスト「おあがりよ」で笑った。そうなったら完全にソーマじゃん!!!
もしかしてこれやりたくてテンマクキネマ終わるまで待ってた???

●逃げ上手の若君 135話

顕家軍、再びの兵糧不足。
現地調達に向かった荘園でちょっとしたトラブル。シイナを貸せと。
まあ女子供だけで行ったら舐められてこうなってもおかしくはないか。
個人的にはここはヤダみが強いからあんまり「えっちだ…」とはならないな。
そこに突如現れ略奪の限りを尽くす結城宗弘……!!
例のつぶらな瞳、アップになった途端怖すぎておしっこちびるわ。
てか史実での顕家軍の略奪行為については聞いたことがあったけど、このキャラ付けの顕家の軍でも無かったことにせず辻褄を合わせてきたのはさすがだね。
あとしれっと時行たちをかばってくれた南部師行も気になる。クジラの分の恩返し?
中盤は結城の申し開き。
ただの暴走や悪意による略奪ならいざ知らず、「顕家のためならどんな汚れ役も引き受ける」と言われちゃあ顕家も強く言えないか。
終盤には時行との1対1の対話。
いつものエネルギッシュな顕家とは打って変わって素の顕家儚げで色気すっご……
普段は罵りまくってるのに実はめちゃくちゃ部下思いってのも好感度ガンガン上がってしまう。
顕家、良いキャラだな……
腰つきえっちだし……

●カグラバチ 11話

双城との戦いの後。
柴さんいなかったらエグいシリアスムードだったと思うので柴さんの存在マジでありがたすぎる。
あとヒナオちゃん生きててとりあえず一安心。デフォルメされてるとかわいいな。
まずは敵の目的についての話。妖刀の原料である「雫天石」、これを安定化させて使う……つまり妖刀の量産体制を作るのが双城たちの目的で、そのためにシャルの肉体が必要と。
監禁されて繰り返し肉を削がれるのなんぼなんでもエグいな……
後半には薊さんの部下たち、新キャラがドバっと登場!前回もう出てこなそうとか言ってすんませんでしたって感じだな……
土遁の人、お姉さんだったのか。先週の時点では普通にお兄さんかと思ってたわ。
自己紹介もそこそこに次の作戦の話。
「俺も作戦に加えてください」
夜桜でもちょうど双子が同じ流れやってるけど、こちらは実力示し済みなのでいろいろなステップを飛ばしてテンポ良く進むのがGOOD。
夜桜と違って掲載順安定してない序盤だしじっくりやる暇はないわな。
「どうせじっとしとけって言っても無駄なタイプだから」ってシャル救出任務を与えられるのもチヒロとしては願ってもない申し出なわけで。
みんながチヒロの功績を認めてくれているのが嬉しいし、無駄なやりとりなしで話がトントン進むからみんな有能な感じがして良いねえ。

○読切 電車田中

ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者はジャンプGIGA2023WINTER『バベルプリズン』等いくつかの読切を発表しているEITI先生。
本作は、失恋した女の子が「電車田中」なる1人用の電車に乗ってみるお話。
電車田中、この世界でも存在を知られてはいるけど使う人は珍しいっていうなんともいえない存在の仕方で世にも奇妙な物語みがすごい。でも変な設定の説明を大幅に省けるから世にも奇妙スタイルってショート作品だとけっこう強いのかも。
出オチかと思いきや、主人公の感情の起伏を丁寧に描く繊細さもあった。
電車田中が過度に干渉してくることなくさりげなく寄り添ってくれるのがちょうどいい距離感で良い読み味だったな。
そして何より絵がとにかく綺麗で見やすいのはかなりのストロングポイント。作画コストのかけどころもしっかり意識してる。
絵柄が綺麗という取り柄は年々重みを増してる気がするな~。

○暗号学園のいろは 50話

麻雀フロアのその後を語るいろはから。
潜水艦フロア、小芝井さんと華衣さんが"やり込み派“なのしっくりきすぎでしょ。作品全体通してもやり込み派といえばこの2人だわ。
朧、熱唱してるとこに合流されるの普通にクッソ恥ずかしそうでかわいそう。
で、地下100階取調室フロア。
突き付けられるはQ.116。
自白するか黙秘するか……元ネタそのままの「囚人のジレンマ」。
言葉遊びや謎解きとは違う方向性の問題が出てきた。
そしてB組担任(社会)の曇雲蜘蛛真赤とかいうまたすんげー名前の先生も出てきた
さらにその生徒のB組も。2人とも割烹着妙に似合うな。陸繋島さん料理できるのなんか意外だ。
「徐と膾は… まあ拷問に耐えるプロだしあの2人は。」
綿菓子はともかく膾さんもそうなんだ。それを陸繋島さんが知ってるのなんで?
再び悩むいろは。
観戦組の描写を挟みつつ朧さんと海燕さんの回想。詳しい事情は分からないけどこの2人もエッグい過去持ってそうだな……ノリノリで楽しそうにポーズ決めてるので笑っちゃうけど。
それを踏まえてどうなる……!?というところから……
「自白者は1名!朧そぼろ!」
ただし、囚人のジレンマの前提は"「俺とあいつでやりました」とどちらの囚人が先に自白するか”なのに対し、それを根底からひっくり返す「自分だけの単独犯」だという自白。
自分一人を犠牲にして二人進める自己犠牲、朧さんマジで見た目が飛影系ってだけで中身めちゃくちゃ良い人でしかないんだよなあ……
「だからこそ 裏切りやすいと言える…」とか「悪く思うなよ」とか一つも嘘言ってないんだけどうまいことミスリードされたなって感じ。
刑務所フロアに連行されていく朧さんだけど、???になってて何階か分からないあたり刑務所フロアにも何かしら秘密がありそうな気がするな。
今回いろはと縁ちゃん何もしてなくね?とも思ったけど、もしこれでどちらかが朧さんと同じ自白あるいは通常の自白をしてたとしたら朧さんの狙いが破綻して無意味になってしまうので、朧さんの狙いが分かってしまった以上は黙秘するしかなかったって感じか。
こうしていろはと縁ちゃんは朧さんのおかげで地下160階までジャンプアップ(ダウン?)。
縁ちゃん思わず泣いてて良い子。
最後にはいろは&縁ちゃん、朧さん&海燕さんで手を繋いで地下160階到達!
全員出で立ちが勇ましくてかっこいい。特に朧さん顔がイケメンすぎる。
スタンドみたいになってるけどよく考えたら海燕さんは別にメタバースでは何もしてないんだよな。

○魔々勇々 12話

ミネルヴァvs食い逃げ勇者ことラルフレッド。
ミネルヴァ、だいしゅきホールドとかパンモロアングルとかやっぱえっちだね。
ずっと威勢がいいんだけど、それだけに冷静な「…うん 勝てない」とボロボロな足元の絵が結構絶望感ある。
ラルフレッド、炎の足枷といい"華火燕焔“といい精密操作も規模もしっかりある炎使いって実際クソ強そうだな。
ミネルヴァの回想。しれっと人間が敗北して絶滅してる世界。
で、だいぶ救われない可哀想な人生送ってきとるな……特に親がヒドすぎる。
ミネルヴァ、この生い立ちでこんな明るく気持ちいい性格に育ってんのすごい良い子なんじゃないか……?
回想明けではさらにボコボコにされてて、いよいよ終わりだ……
となってたところに救けにきたコルレオ!!
回想でミネルヴァにかなり感情移入してたのでコルレオ参戦が今までで一番ブチ上がったわ。
ミネルヴァの表情……堕ちたなこれは。
最後にはコルレオ、三つ目の能力にも覚醒!いいねえアツいねえ!飛ぶ斬撃でちょっと宿儺みたいだなってなったけど!
浮遊と治癒というラインナップで攻撃力のなさがネックだったところにピッタリハマる新能力でこれこれ〜!って感じだ。
1話で既に出てきてたので唐突感薄いのも◎。

○ツーオンアイス 10話

前半は隼馬のプログラムの後。
冨士原ロランとも遭遇。作中でも言ってるけどめちゃくちゃ爽やかでいい人だ……
でもこういう人が実は昏いものを抱えてたりすると美味しいよね……
隼馬、初試合にしてはできすぎてたので当然ロランは「これからよろしく!」って言っちゃうわけだけど、隼馬的にはまだシングルやるとは……って感じなのでリアクションしづらいわな。夏夜さん察して話題変えてくれるのナイス気配りだ。
後半は綺更に決断を伝える隼馬。
綺更、「わかった」「応援するね」を練習してるって、ほぼ諦めてるやん……
隼馬の気持ち。ロランさんの話とか出して一瞬シングル行きそうな気配出してからの……
「でもそれなんか違えなって思った」
ここまで独りだったからここからは人と向き合うってのは隼馬の人生を考えると納得感ある理屈だな〜!
そしてside by sideの原義を出しつつ
「二人で同じ道を並んで歩んでいきたい」
「綺更 俺とペア組んで下さい」
かぁ〜〜〜!!綺麗に文脈通しつつ完璧な告白入れてきた……!!
堂々と告げる隼馬カッコいいし、思わず涙が出て隠しちゃう綺更もめっちゃ良いな。
最後には共にpairの道を歩んでいく二人……
ここまで続けてきた道の比喩が沁みる綺麗な締めくくり方だ。あまりにも良すぎる。
これ巻末なのレベル高すぎないこの雑誌……!?

○次号
週刊少年ジャンプ 新年1号

表紙&巻頭カラー
新連載 累々戦記
22年30号『シキガミ』の雨宮ケント先生。売れそうな絵だけど路線近そうな呪術と鵺に割って入れるか。

センターカラー
ウィッチウォッチ
まだジャブ程度の第二部。ここらで一発かましてくる?

あかね噺
予告曰くあかねサイドの話。たぬきあかね好き。

グリーングリーングリーンズ
2話センター。じっくりいくのかガーっと進むのか。

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