「どうでもいいけど、誰かに話したいこと。」そんな話を、人は誰にするんだろう。

どうでもいいけど、誰かに話したいこと。

日常を過ごしていると今まで見えていなかったけど気づいたことがあったり、知らなかった道を知ったり、思わず笑ってしまうような発見があったりする。誰かに話しても、「へ〜」で終わってしまうような。


そんな話を、人は誰にするんだろう。


家の冷蔵庫の扉が閉まらなくなったとか、それをチャイルドストッパーとやらで応急処置したとか。プラムがすごくおいしいとか、最近はもっぱらたらこパスタばかり食べているとか。最近バイト先に来たカップルがすごく可愛かったとか、今日はシーツを洗濯したとか。

私には、こんなくだらない「話したいこと」がたくさんある。

時には、誰かに褒めてもらえたことや、言ってもらえて嬉しかったこと、就活のインターンでMVPをもらったことや、noteを読んでもらえたことみたいに、嬉しかった話もある。


中学生まではお母さんが私の話を聞いてくれたし、高校では寮のみんながいてくれた。大学に入ってからも寮とシェアハウスでは、聞いてくれる人が周りにいた。

でも、一人暮らしはそうもいかない。

わざわざLINEするほどでもないし、会った時に話すほどでもない。でも、話したいし1人で心にしまっておくのはどこか寂しい。


そんな時、彼氏でも友達でもいいから、聞いてくれる存在が欲しいなと思う。その相手が、自分にとっての「プチ話」をしてくれたらもっと嬉しい。


そんな相手もいないので、私は最近バイト先で話を聞いてもらうということを覚えた。前置きは、「へ〜としかなんない話ししていいですか?」

私がシフトに入った時の恒例行事になってきて、聞く側があしらうことになれてきて、本当に「へ〜」としか言ってくれないことも多いけど(笑)それでも私の話を聞いてくれる人がいて、たまに返事をしてくれて、それだけで幸せだな〜と思う。

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