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【続】できることを先延ばしにしてはいけない

先日、大学時代の友人からLINEが来た。ここ何年かは一緒に箱根駅伝を観戦したり、コロナ禍になってからはLINEで実況したりする仲。「来年こそは生観戦したいね」とLINEしたばかりだ。18歳からの付き合いだから、もう30年以上になる。

そんな彼女からの突然のメッセージ。

「乳ガンが見つかり、来月、入院・手術することになりました」

かける言葉がなかった。できることは何でもしたいけど、自分に何ができるだろう?
無力さでいっぱいだ。

「お見舞いには行けない状況だけど、いつでもLINEでも電話でもいいから弱音を吐いてね」
こんなことぐらいしか言えない自分がもどかしい。

「ありがとう。話せて元気が出てきた」
と明るい口調で返事がきたけれど、きっとつらくて、気持ちの行き場がなくて、自分でもどうしたらいいのだろうと混乱しているのだと想像がつく。

昨年は夫がガンで入院・手術し、今度は長年の友人が同じような境遇に。

夫も友人も口をそろえて話していたのは、「早期発見、早期治療」が大切だということ。

友人は「もっと早く気づいていたら、放射線治療も抗がん剤治療も避けられたのに」という。彼女自身、毎年検診には行っていた。でも気づいたのは自分で違和感があって触ってみたときなのだそう。検診でも見つけられない箇所もあるのだ。

50代に入り、こんなことばかりが続いている。もう自分のことを後回しにしていい年齢ではないのだとつくづく思う。

このnoteを読んだ女性は、今すぐにセルフチェック(自己触診)してみてほしい。

いつもヒマワリのように明るい彼女の無事を心から願って。

〜完〜

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