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●東洋医学と西洋医学の共存

皆さんこんにちは、虎鉄です。
本日は東洋医学と西洋医学についての違いについてお話ししようと思います!


その前にこれまで私の体調についてご紹介して来ました。

脾虚、気虚そしてもう一つ、血虚けっきょと言う状態でもあります(もう本当色々…泣笑)
“脾虚について”の最後の方に血虚のお話しを少しさせて頂きました。

東洋医学(中医学)では「」「けつ」「津液しんえき」と言う要素があり、この3つが体内を巡って初めて“健康”になる、と考えられています。血虚はつまりこの“血”が不足していると言うことになります。西洋医学で言う「」とはちょっと違います。東洋医学での「けつ」は血液成分や血液循環も含んでいます。

前回お話しした東洋医学の特徴である整体観せいたいかんと言う理論は、“人間も自然の一部”に続きがありまして。“人間の身体の中にも自然界と同じ構造がある”と言う考えがあります。「」「けつ」「津液しんえき」含めて東洋医学では自然界のバランスをもとに身体の状態を考えています。

西洋医学はダメになった部分を取り除いたり、抑えたりして一定の状態に保つ、それが“健康”とされています。一方東洋医学は、季節などの環境が変化することに順応出来る事が“健康”とされています。治療や養生によってその人のバランスを保つ。“過剰”でも“不足”でもない、調和のとれたところ、“中庸ちゅうよう”を保つ事が健康に繋がります。

こう言う話をすると『じゃあ東洋医学がいいの?』と言う話になりそうですがそんな事はありません。否定もしていません。東洋医学も合う合わない人がいますし、個人的に一番いいのは西洋医学と東洋医学の良い所どりをすることです。
私が突発性難聴をし、食べられなくなり点滴になった際、回復食や養生の仕方を先生に“自分から”聞いてみましたが『豆腐とか、うどんとか消化の負担にならないものかな…』と誰でもそれは知ってます、位の内容しか返って来ませんでした(泣笑)
患者からすると、病気をした→予防のためにできる事、にシフトしますが、じゃあ何をしたらいいの?を知る術がありません。残念なことです。そこで東洋医学の出番!と言うわけです。
西洋医学の先生にその知識がないのなら、こう言う方法があるよ、位の情報くれても…なんて思います。
残念ながら“病院”は患った所を治療する場であって、養生を教えて貰える場所では無いのが現状です。(医療の環境が変わって欲しいなぁ…泣)

日本の医療現場が営利目的にならず、働く側と患者側双方がもっと居心地良く安心出来る場になってくれたら良いなと思っています。


いかがでしたでしょうか?
『ヨーグルトで免疫力UP!』とCMを良く見ますが、私はヨーグルトと牛乳が身体に合いません。万人に効くものは無いと思ってます。治療法も養生法も人それぞれ。是非皆さんも自分に合った治療法&養生法を見つけてみて下さい!

それではご機嫌よう☆彡

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