コテンシの言葉(2024年10月9日)

「国民の困り事の声が一定量まとまって層を成せば、国は対策を打たねばならない。すると政治と行政は仕事をしなければならなくなる。だからマスコミを使って、街頭インタビューで『政策についてどう思いますか?』という卑怯な問いかけを行う。現代の多くの人間は、マイクを向けられると自分のことではなく『若い人たち』『子育て世帯』『困っている人』といった、自分ではない架空の誰かを助けてくれと言ってしまう。すると政治家は『これは当事者の声ではないので切実ではない。国民は困っていない』と判断し、税金を使ってまで対処する必要はないと考える」

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