
【現代短歌】生きているだけで三万五千ポイント!!!!!!!!!笑うと倍!!!!!!!!!!
これが短歌というのだから驚きです。
現代短歌というと、もともと俵万智さんの「サラダ記念日」くらいしか知らなかった僕ですが、この句に出会って一気に現代短歌の世界に引き込まれてしまいました!
生きているだけで三万五千ポイント!!!!!!!!!笑うと倍!!!!!!!!!!
これは短歌研究新人賞を受賞された石井僚一さんという方の歌集「瞬間最大風速!!!!!!!!!!!!!」に収録されている一句です。
破調なんてものを知らない僕は、「短歌って五七五七七じゃないの?」「てかそもそも記号使っていいの?」なんて野暮なことを思っちゃいました。笑
しかし、伝わってきました。なりふり構わないほどのエネルギーと、それを包みこむユーモアさに溢れていて、自然と笑顔になってしまうのは僕だけではないはずです!
捉え方に正解はありませんが、僕はこの句から、本来目に見えない価値をあえて日常生活で身近に耳にするような感覚で数値化するユーモアによって、その素晴らしさをエネルギッシュに言語化しているのだと感じました。
ただ生きているだけでもついてくるポイントは数えきれないほどたくさんあって、笑うとそれが倍になる!人生って最高じゃないか!と。
ではこの「ポイント」とはなんなのでしょうか?
・・・
せっかくなので、さらに考えを巡らせてみました。
最初「ポイント」と聞いて、人生で得ることのできる喜びや楽しみなんかをイメージしていました。しかし、人生は一人では生きていけません。もらってばかりでいいのでしょうか?
笑顔は、相手に与えることができます。自分の感じた喜びポイントを相手にも与えられるとしたら?「笑うと倍」になるのは、もしかしたら自分と相手のポイントを足してちょうど倍ということなのかもしれません。
だとしたら僕は2倍と言わず3倍、いや10倍100倍もの人と「人生って最高じゃないか!」と笑って言いたい!人に与えまくって、最大限のプラスを創り出す人生を歩んでいきたいですね!!✨
最後までお読みいただきありがとうございます!
佐藤 小太郎
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