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Pick Up Artist #2 "ORIVA"

皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。第一弾で紹介した広瀬大地くんが、先月リリースした作品「Obsession」にてバイラルチャートを賑わせています!一足早く紹介したの、褒めて!笑

noteにサブミッションコーナーを設けてみたところ、こんなに才能のあるアーティストが発掘でき、出会いって面白いなと心から思いました。そんな僕は今日明日、実は彼の作品にてコラボさせてもらうべく、シンセをレコーディング予定。下の記事で宣言した通り、僕の独断と偏見でいい人がいたらガンガンコラボします。なので皆さん臆せず応募してきてくださいね!


新進気鋭のニヒルなラッパー”ORIVA”

さて、今日ご紹介する才能は、徳島県出身で現在東京を拠点に活動するORIVAくんです。実は、すでにコンタクトも取り合う仲。

TuneCoreからは既に注目されているようで、僕が聴いた「Stay Gold」はまさに今時なチルヒップホップだったのですが、僕が最高だと思ったのは彼のアルバムの方。特にこの曲、好き。

僕のnoteを随分読み込んでくれたようで、サブミッションメディアを使って海外のプレイリストにも入っていたり、「Stay Gold」に関してはSpotify公式のプレイリスト「ティーン・カルチャー」でも紹介されていたようです。既に食い込んでるじゃん!ちょっと悔しい 笑

リリックの内容よりトラックと音楽性、という言い方をしてサブミッションnoteを展開しましたが、彼に関してはリリックが放つニヒルで皮肉、冴えた毒蛾のような存在感が音楽からヒシヒシと伝わってきて、すごく会ってみたいなと思わされました。


濁りに濁った泥の中を素手で泳ぐような腕力的ボーカル。

童顔で睨みつけるような彼のアーティストビジュアル、リリックと現代的なトラック、HOOKから伝わるトレンドやスタイルへの柔軟な挑戦性から、非常にスマートな音楽脳を持ったように感じました。しかし、リリックの奥に潜むのは、情熱と根性、田舎から東京に出てきて這いつくばって生きる、汗臭くも想いのこもった、強く逞しい意志と反骨心!

「アート」と「Nerd」でライムを踏むスタンスが僕は好きです。声質やトレンドをつかむセンスはとても現代的なのに、ふと顔を出す鋭いワードは妙にワルさを滲ませている・・・下世話な言葉も使うのに、今のスマートさと要領の良さを感じさせたり。なんだろう、この反逆心は。

前提として僕はそこまでヒップホップにどっぷり浸かったタイプの音楽家ではありません。そんな僕の心さえも掴む彼の音楽力は、彼の持つ越境感や独立自尊心、それでいて常に勝負の心を煮えたぎらせている。ポップという皮をかぶった、毒々しい彼の音楽性、一聴して気になりました。

そんなORIVAともコラボします!

実際に彼とも話して、意気投合したのでその日のうちに僕のスタジオでトラックを作りました。普段の自分には絶対にないアイデアで、一気に出来上がったトラックに、彼が攻撃力高めのラップを乗せた楽曲が生まれる。この曲、早く聴いてもらいたい!という気持ちを抑えて、2020年にリリースしたいと思います。楽しみにしていてください。

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2020年は新たな出会いも相まって、KOTARO SAITO自身も攻めに攻めます!本当にたくさんの曲が今同時進行。リリーススケジュールの策定とプロモーション立案、プロデューサーとしてのディレクション、トラックメイカーとしての実制作パートと、中々慌ただしい日々を過ごしています。次のリリースは12月11日予定。僕の誕生日です 笑

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