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春から夏への切り替え

ここのところサボっていたnote。
正直忙しすぎて気持ちに余裕がなかったんですが、面白いもので忙しさにも慣れる。今日はたまたま大雨だったので外仕事もできず、身体が落ち着いているというのもありますが、疲れ知らずの時期にきたことは確か。

疲れ知らずというのは、疲れたとか言ってられない状態で、とにかく疲れていようが寝不足であろうがひたすら畑仕事と出荷を続ける状態のこと。

もちろん疲れは蓄積されていくので、秋にはぐったりします(笑)

なぜいそがしかったかというと、夏野菜の準備と冬の終わりから春に種まきしたものの収穫が重なり、さらに今月から冬の間お休みをいただいていた「野菜の定期便」を再開したから。

実は、これっていつもの仕事であり、特段忙しい要因ではないんです。けど農閑期である冬の間やっていなかった仕事なので、感覚や身体を元に戻すのに手間取っているという感じ。

5月のGW明けから本格的に夏野菜の準備に入る那須高原。
なぜGW明けかというと、遅霜の心配。

昨年、一昨年は暖冬だったこともあり、4月下旬には畑にいろんな夏野菜を植えはじめていました。でも今年の冬は寒さも厳しく、霜がおりるかおりないかぐらいの朝の最低気温がGW明けまでありました。

5月10日は朝の最低気温が4度を下回り、条件次第では霜が降りる気温。けど霜はおりませんでしたが、この予報を無視していたら、ズッキーニやかぼちゃ類は全滅していた可能性があります。

もちろん畑に植えても霜対策はあるんですが、対策をしたところで、低温にあたることのデメリットも大きいのです。

そんな寒さの影響で、夏野菜の準備が遅れに遅れ、その作業と春から取れている作物の収穫がいつも以上の集中具合で重なってしまいました。

天候次第という農業はこのあたりがなかなかきつい。
自分でコントロールできない部分の大きさは他の職業にはあまりないことかもしれませんね。

あ、愚痴ではありませんよ(笑)
環境、天候とうまくつきあうことも農業の楽しさでもあるから。

そんな中、夏に向けていろんなものを畑に植えました。

トマト、ミニトマト、なす、パプリカ、とうがらし、ズッキーニ、かぼちゃ、とうもろこし、枝豆などなど・・・

ズッキーニは来週から収穫開始で7月下旬には終了です。
それ以外は9月か10月まで取り続けるものばかり。

今現在のこたろうファームは葉物ばメインの畑ですが、夏は葉物が減る分、樹になる野菜類が増えていきます。

現在葉物メインの野菜セットも7月に入れば、畑の動きと一緒ではものが減ります。

その夏野菜、収穫はまだ先ですが、収穫が始まったら今以上に余裕がなくなるかもしれません。

そして夏野菜のピークの時期(8月)に、秋作の準備を始めます。秋は大根やかぶ、そしてサラダ向け野菜などなど。

いろんな顔を持つこたろうファームの畑。

畑から送られる野菜は、那須高原の季節をそのままお届けしているような感じです。

那須高原の旬はなに?

それは今お届けしている野菜です。

ぜひ、那須高原の旬、季節を野菜から感じてくださいね。


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