見出し画像

【対人関係】 「違和感」と向き合うということ


上記、今回の恋愛で学んだことの一つは
「違和感と向き合い、そして表現すること」の大切さ。

**

日常で感じる小さな違和感。
「あれなんかモヤッとするな...でもたぶん気のせいだよな...」

「なんだかうまく言葉にできない。」「言うほどでもないかな。」
こうやって違和感を軽視して見なかったことにすることはないだろうか。

違和感は小さく思えても、自分が感じたなにかとのギャップ。
違和感というとはっきりとしないが、それは確実になにかの悩みを感じること。
自分が悩んでいるから違和感を感じる、違和感を感じるから悩んでいる。

しかも正体不明。一体君はどこから来たのだろうか?
違和感の正体を突き止めないと、違和感は迷子になって大きくなる。
違和感を放置することはとても危険なこと。

**

大学時代。あるコミュニティではグループの一人が悪口ばっか言う人だった。
自分のお世話になっている人の悪口は聞くに絶えず、更にきつかったことはその人がグループでちやほやされているということ。
まぎれもない違和感を感じていたけど、気が付かないふりをして作り笑いしていた。

そこで感じたことは、人間関係において違和感を感じながら生きていくことはとてもつらいこと、それを言わずして合わせることはもっとつらい。

当時は、そのコミュニティは思い切ってフェードアウトした。
苦しい環境にやせ我慢しているなんてばかみたいだった。

人間関係のしがらみというものはとても億劫なもので、手ぶらになって歩いてみるのも悪くはない。

**

しかし、人間関係というのはそう簡単に離れられないこともある。

もし、仕事や恋愛というような密なコミュニティで違和感を感じたとき。
お互いの方向見ているはずなのに、違和感。

こんなとき、大学時代コミュニティから離れた僕の行動のように違和感から逃げていたら、ずっと苦しみ続ける。
同様に、相手が感じる違和感を汲み取らないと、相手も自分も苦しみ続ける違和感絶望スパイラル。行き先は底のない奈落。

違和感は直感的なこころのSOS。
こころに空いた小さな穴。
大騒ぎしなくても死なない、そのうち治るだろうなんて思っている。
でも、実際はすこしずつ疲れていくし大きくなってしまう。

広がった穴にはたくさんのウイルス入ってきてこころを蝕む。
大きなダメージになる前に、小さな違和感でも見逃さずに向き合うこと。

これが人生において大切なのだと思う。

** 

違和感を感じること、そしてそれを表現すること。
そして、なにより相手が感じている違和感を汲み取って表現すること。

今回の恋愛では
・ 自分の感じる違和感を表現できなかったこと
・ 相手の感じる違和感に気が付かないふりをして、合理化をしていたこと

が失敗の原因。
対峙するべき違和感。大切にするべき違和感。
違和感を許容するのは相手のためでも自分のためでもない傲慢な優しさ。

**

日常でふと感じる違和感。なんともいえない心のモヤモヤ。
違和感は悪いものではない。自分がどうありたいかを導く大切なもの。
違和感の正体を明かす。これが大切。

違和感は自分軸でも他人軸でも注意を配ること。
これからは親密な関係ほど、違和感に恐れずに飛び込んでいこう。

素敵な人生を送れるように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?