見出し画像

中国 一帯一路 コンサルタントが書く中国の一帯一路 が たとえ 赤字で大変だとしても 本当は 何とかなっている理由というものが存在する そのことについて解説しています。

中国 一帯一路 コンサルタントです。ここ最近我々が行っている業務というのは 中国の一帯一路を推進するために 中国最大のインフラ開発企業である 中国 鉄道 グループにおいて 一帯一路における各国の事業性 公共事業 投資に参入する業務をコンサルティングをしています。

筆者自身は 海外 ビジネスを20年以上行っている専門家としてそのような業務を行っております。

現在は特に 中央アジアにおける様々なインフラ投資を行いたいという 依頼があり 中央アジアに対して 我々は特に電力関連の開発事業を行うための公共投資 プロジェクトに参入することを行っています。

日本でも 中国の一帯一路のプロジェクトについて色々なことが噂になっていますが このような世界の金融の世界ということをあまり日本では理解をしていないようですから 間違ったことが伝わっていると思われます。

このようなインフラ開発における事業 性公共投資 プロジェクトに関するプロジェクト ファイナンスの世界は実はたとえ 返済が不可能になったとしても ある意味 それが守られるような保険制度のような金融システムがあるわけです。

ですから 初めから 事業投資として利益がものすごく出るということを重要視するわけではなく事業性 投資という世界の話をするとプロジェクト ファイナンスの世界では返済が必要か必要じゃないかという話があるのですが全てが100%完済しなければいけないという世界でもないのです。


ちょっと日本のメディアは中国の一帯一路 プロジェクトはなかなか投資が成功していないというようなことをメディアで報道されて 批判をしているような点はありますがそれは実は間違っています。

このプロジェクト ファイナンスの世界というのは 国際金融市場における様々なやり方があるわけですですから 資金が焦げ付いているのは そうかもしれませんが 国際金融市場が保証すれば この問題というものは関係なくなるわけです。

もともと 0から始めるインフラ投資などは利益が確定するような話というのはあまりないわけです日本の場合は そのような国際金融市場からの資金調達の方法について 全く 精通をしていないために採算性が合わない 投資はだめだということで銀行が言うので それに対して 物事を行っているので 日本の経済は発展しないわけです。

つまり 借金があったとしても所詮職金など積み倒せばいいというようなぐらいの感覚で投資をしていけば 借金は銀行が返せなければ損をするだけであって市場が損するわけではありません。

そのことを考えてみてください 結論として 公共性 プロジェクト というのは誰がお金を貸しているんですか というのはこれは 投資銀行です。

つまり 投資銀行が資金が回収できなければ投資銀行としてのクレジットがなくなっただけでクレジットというのは空気みたいな存在です。


つまり あなたのクレジットカードの使用枠を使ってお金を借りたからと言って 返済されないからと言って悩むのは銀行であってそれに対する責任の所在 というものが保険によって所詮 払えなかった 仕方がないというような保険があるんです。

そのような保険にも入っているのでバンバン 投資 プロジェクトに参加できるわけです。


ですから ある意味 銀行の世界というのはこれは 通貨 というものは 銀行というのは バンク ノートと言います。

ですから これどういうことなのかというと銀行は誰かがお金を借りたいとただ単に記帳しただけです。

その数字をぐるぐると回しているだけですから 結論として 債務が増えたからと言って 銀行が何かを失うわけではないですただ単に 会計上で債務が増えたというだけを数字を計上するだけで銀行が何かを失うものではありました。

逆に言うとそのことによって 銀行が損をすることによって誰が得をするのかというと 投資を受けた その地元の地域です。
通貨 というものは そういうものなんです お金をどんどん使って開発援助し開発援助をした後に その地域で資金が回り 潤えばいいのです。

最終的には借金の問題は 開発銀行が肩代わりをすれば誰もいただくもかゆくもないのです。

プロジェクトを推進した人はその銀行に対して融資保険をかけておけば 返済できなかったら融資保険が実行されて支払いがしなくても何も変わりません。


保険会社は保険会社として自分だけ何かの運用してるわけですから 保険金が入れば運用してそれで利益を得ているわけです。

ですから問題なくこの仕組みが成り立つわけです。

投資銀行も基本的には保険会社が払えなかった分に対して補ってくれるのでそれはそれでよしだ というわけです。



そのようなことが理解できずに中国の開発が債務の問題がなかなか大変だというようなことを言うのですがこれは 会計上で数字が大変なだけで実際のことを言うと損をしているのは 保険会社と銀行だけ 究極 言えば 保険会社も特殊な運用をいろいろやっているわけですから 彼らも裏で儲けてるんです。

国際金融 世界というのはそういう風にしてぐるぐる回っているわけです。

つまり 物事をドメスティックだけで判断をすると全く理解はできないのですが 国際金融市場の資金調達の方法まで考えて 事業性 公共投資という世界を見ていくと 実は借金というものは痛くも痒くもない話 なんです。


つまり 日本もプロジェクト ファイナンスの国際金融市場における資金調達の方法を もっとまともに研究すれば実は借金なんて怖くない という話になるんです。

世界はそのようにして発展するような仕組みというものを提供しているわけです。

ただ 日本の銀行には投資銀行というジャンルの仕事がありませんので このようなサービスを行っていないだけでこのような市場で 資金調達をしたければ 基本的にはロンドンやニューヨークの国際金融市場で 資金調達をするのが一番でしょう。


ということで こういう点は 国際金融市場に対して非常に関心を持っているのは中国のグローバル企業です。

当然 米国や 欧米のグローバル企業 もそのような世界を非常に研究しています。

そのようなことを理解すればこの世界について深くわかるでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?