JavaScriptカスタマイズをCustomineで置き換えトライしてみた
やったことないけれどオペ気分を味わってきました！
きっかけ
とある依頼でこのkintoneアプリを改修したいのだけれど…と差し出されたのはJavaScriptでカスタマイズされたkintoneアプリ
ちょっとだけ改善点を加えたい！とのことでしたが、カスタマイズの作成者は既におらず、改修部分はコードが絡んでいる部分だったので手が出しづらく…
せっかくの機会なので、みんなが保守できるCustomineに置き換えてみたら？ということで、Customineで既存カスタマイズ部分を置き換え+改善点を足してリリースにトライをすることになりました
（さくっと書いてますがやる事が決まった時は、やってみたかったけど難しいだろうな……すっごく時間かかるだろうな………とドキドキでした笑）
読めない…
とはいえ…まったくコードは読めません😖
kintoneのdevCampに参加したことは一応あるのですが、概念の理解だけで読み書きにはほど遠く、黒い画面を見るとぬぬぬぬぬ……と遠ざかってしまう側の人間です
幸いなことに、対象のkintoneアプリは現役で活用されているものだったので
そのアプリで何をやっているのか聞く！
そして
見比べる！
この2つで何とかがんばってみました
中身はなんだろう？
聞いてみると、大きくやっていたことは３つくらいでした
やりたいことが日本語で分かった後は、もう一度JavaScriptファイルを見てみる…！
ほぼほぼ暗号でしたが、ラッキーなことにちょっとだけ日本語メモが残されていたのでそこを読んでみたり
英語の読解と同じで、文章全部は分からなくても、単語が分かると理解が進むので、フィールドコードで検索してそれっぽい処理を解読してみたり
そんな感じで見比べていると、真っ暗な画面もほんのちょっとだけ、読める…読めるぞ…！とムスカ状態になることができました！
検証アプリとCustomineを作ってみる
やりたいことが分かったうえで、検証用のコピーアプリを作ってCustomineに置き換えていきます
ここでも「小さく作る」が大事で、やりたいことをひとつずつ、ページごとに分けて、動くのを確認しながら適用していきました
組み立てて思ったのは「やること」は分かるのですが、「条件」を決めるのが難しかったです
処理上で問題ないタイミングで発動するように「条件」を設定するのですが、そこの部分は実際に使っている人もあまり意識しない部分なので、ヒアリングするのは難しく…
こればかりはJavaScriptファイルを解読した方が確実なのでしょうか…？模索中です！
Customineの作成作業自体はさくさく進みまして、想定していた作業時間の1/3ほどで進めることができました
（やりたいことがCustomineの「やりたいこと」と一致しているものが多かったのも有利に働きました！）
できた…！？
そんな感じで「元アプリ」「ヒアリングしたやりたいことメモ」「JavaScriptファイル」と「検証アプリ」「Customine」を見比べながら、組み立ててみてます
なんだか作業風景がエンジニアっぽくなりました！（笑）
依頼元のスタッフにも確認を手伝ってもらい、無事JavaScriptファイル→Customineへの置き換えができそうな予感です！
最終的に何となく処理はなぞれたけれど、やっぱりJavaScriptの勉強が必要かな？とは感じました
以前は「書けること」が目標だったのでかなりハードルが高かったのですが、「読めること」が目標であれば、範囲を絞ってチャレンジできるかもとも思ってます
ただ、何よりも、コードが読める書けるも大事だけど、何がやりたいか分かっているのが一番大事だ…！！と気づけたのが良かったです！
実装しようとしていたコード、話を聞いてみたら一部は実はもう使ってなくて、置き換えは不要だったり、不便に感じているけれどやりたい事があったり
以前はコーディングでしか実現できなかったやりたいことも、ツールが増えてどんどん手軽で保守しやすいようになっているなと感じてます
今回の置き換えでも、Customineであれば私だけでなく複数メンバーが読み解けるので、今後追加要望があった時も対応できるようになりそうです✨
ひとまず、謎の暗号ファイルが、解読できる日本語に変換できてほっとしました！
今後も積極的に置き換えオペ出来たらいいなと思ってます🍀
鍛錬
今回実際にやってみて、Customineに「やること」がまだまだあるな、自分の引き出しがまだまだだな、と気づき、筋トレのつもりでカスタマインのやる事を試していくアプリを作りました
毎日30分、ひとまず上から順に試してみてます
長い目で見て、何かの役に立つといいな…日々鍛錬中です💪💪💪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？