子供のやる気を引き出す7つの言葉

世の親御さんは、子供のやる気を引き出すために日々悪戦苦闘していることかと思います。

「早く勉強しなさい」とか、「テレビばっかり見てないで…」とか、本当は子供のためを思っているのに、ついつい嫌な言い方をしてしまい、かえって子供のやる気を奪ってしまう…そんな経験はありませんか?

そんな「どう子供に言おう…」と思ったときには、ぜひとも以下の7つの言葉を思い出してみてください。

また、親御さん以外でも、教師や子供と接する機会のある職業の方、それに部下や後輩に対しても、応用して使うことができると思いますので、ぜひ使ってみてください。

・どうしたの?

この言葉は、見ていてくれているという安心感を与えてくれます。そばで見守られている…そう思うだけで安心感や信頼感につながるのです。

必ずしもどうしているか聞きださなければいけない、というわけではありません。この言葉をかけることに意味があるのですから。むしろしつこく聞いてしまっては嫌がられてしまうでしょう。

普段と変わった様子を感じたときには、ぜひ「どうしたの?」と尋ねてみてください。何かありそうだけど答えてくれない…という時には時間を空けてもう一度聞いてみると答えてくれるかもしれません。

・なぜ?

例えば子供が悪いことをしたとき、そこにはどうしてそういうことをしたのかという理由があるでしょう。何がしたくてそうしたのか、どういう感情になったのか、それを「なぜ?」で聞きだしてあげるのです。

きっと子供はうまく説明できないでしょう。ですが、そうやって自分の感情を言葉にしていくのは大事な訓練になります。また、そうやって必死に聞いてあげようとする親の姿勢は、信頼感にもつながります。

・どうする?

すべてを親が決めてしまっては、自分で考えることができない子供になってしまいます。最初は小さなことから、例えば2択でもいいので、どうするかを子供に決めさせましょう。

・わかるよ

親子のコミュニケーションで最も大切なことは話を聞いてあげることです。
例えば「わかるよ、そうされたら嫌だもんね」と相手に共感していることを示し、そこから一緒に解決策を考える…なんてのもいいかもしれません。
子供は大人ほど語彙力もありませんし、自分の感情をうまく自覚することも難しいです。ですので、共感しつつ、子供がどう思っているのかを言葉で表してあげることが大切です。

・そうだね

子供が間違いをしてしまったとき、それがわざとじゃないのに大きく叱ってしまうのは、あまりよくありません。また、矢継ぎ早に「こうしたからだめなんでしょ!」と理由を言っても子供はパニックになってしまいます。

そうやって否定したり、一方的な忠告をするのではなく、なぜそうなったのかを一緒に考え、そうやって導いた答えに「そうだね」と肯定してあげることが大切です。

否定をされ続けた子供は卑屈になります。そもそも子供は間違うことで覚えていくのですから、間違うこと自体はいけないことではありません。どうしてそうしたのか、どうしてそうなってしまったのか、それに対する子供の答えを肯定してあげてはじめて、「気持ちはわかるけれど、やってしまったことは間違いだったね」という言葉が子供に響くのです。

・すごいね!

褒められたら現状に満足して頑張らなくなる、なんてことはありません。褒められることは子供にとって大きなモチベーションになります。

このとき、どこを褒めるかということはとても重要です。まず結果でなく努力などの過程を褒めること。ですので結果を出す前に褒めることが望ましいです。なぜなら、例えばテストで100点をとることはたしかにすごいですが、そこまでの努力やそのやり方こそ、将来のその子のためになるからです。

また、褒められた努力を子供は継続していこうとするので、正しい努力を親が見極めて、そこを褒めなければなりません。例えば勉強は量より質の方が大切なので、勉強した時間ではなく、集中力や勉強のやり方などを褒めるのが良いでしょう。

・ありがとう、ごめんなさい

これは子供に大切だよと教えている言葉の一つだと思います。ですが、親が使っていなければ、子供は使わない親をまねします。

ありがとうは言っているけど、ごめんなさいは言っていないという方もいるかと思います。親のが立場が上だから…とか、親の威厳が…と考えている方もいるかもしれませんが、それを見た子供は自分の間違いを認めない子供になってしまいます。

子供にさせたいことこそ、親が率先して行い、その姿をみせることが大切なのです。

参考文献:子育ては心理学でラクになる(DaiGo)

ps

ひとまず毎日投稿します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?