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No.161【ダイエットQ&A】たんぱく質は太らないって本当?

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、今日もダイエットのお話をしますね。

Question:
「たんぱく質は太らないって本当?」

Anser:
「食べ過ぎたら太る」

ダイエット情報は、糖質は摂ってはいけない、油は摂ってはいけないと言われることはありますよね。

でも糖質と脂質と同じ3大栄養素のたんぱく質は摂るなとは言われないですよね。

むしろ、たんぱく質を積極的に摂ろう、たんぱく質は食べても太らないなんて言われたりしますね。

たんぱく質は、糖質と脂質と同じ3大栄養素ですから、エネルギーがあります。

エネルギーは糖質は4Kcal/g、脂質は9kcal/g、たんぱく質は4kcal/gです。

そして、たんぱく質(アミノ酸)は糖質に変換されたりしますので、食べ過ぎたら太ります。

ですから、たんぱく質は太らないというのはありません。

以上!

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とここで終わらせてもいいのですが、それだと簡単すぎるので少し補足をしますね。

摂りすぎたたんぱく質(アミノ酸)は体内に貯蔵される

まず、タンパク質とアミノ酸の違いを簡単にお伝えします。

タンパク質は、アミノ酸がたくさん繋がってできたもので、アミノ酸の他に炭素、水素、酸素、窒素、イオウを含みます。

アミノ酸は自然界に数百存在するとされていて、そのうちの20種類だけがタンパク質の構成成分です。

タンパク質とアミノ酸は、混同されやすいですがこのように分けられます。

食事で摂ったアミノ酸が筋肉や骨、皮膚などに利用されて余ると、肝臓や血液、細胞内にアミノ酸プールというものがあって、そこにある程度の量を貯蔵されるような仕組みになっています。

それを考えると、たんぱく質は体脂肪になりにくいということが言えるのかもしれませんね。

でも糖質も肝臓に90~150g、筋肉に100~400gくらい貯蔵されるから、たんぱく質だけ特別に貯蔵されるというわけではないんですけどね。

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たんぱく質は熱になりやすい

炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質を食事でとると、消化したりエネルギーに変換する時にカロリーが消費されて、熱が発生する代謝があります。

それを食事誘発性熱産生(DIT)といいますね。

この反応は体温を維持するために使われるのですが、糖質のDITは約6%、脂質は約4%、たんぱく質は約30%と、たんぱく質は他と比べてとても高いです。

たんぱく質を糖質と脂質と比較をすると、この観点からは間違いなく太りにくいと言えると思います。

たんぱく質は摂りにくい

食品の栄養表示を見ていただくと分かると思いますが、たんぱく質量の多い食品って少ないんです。

たんぱく質量の多い食品は、獣鳥肉類や魚介類などです。

これらってお米やパン、麺類、油脂類に比べると摂りにくいですよね。

基本的に加熱調理をしないといけないので、食べるのに手間がかかるのもありますね。

そのように大量に摂るのは難しいという観点からも、もしかしたら太りにくいというイメージが出来上がるのかもしれませんね。

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太る太らないとか関係なく摂ってほしい

たんぱく質は、英語でプロテイン(Protein)ですが、ギリシャ語のProteus「もっとも大切なもの」が語源となっています。

体にとってとても重要な栄養素ですが、不足しやすい栄養素でもあるので、意識的に摂りたいのは間違いありません。

具体的には、一日に体重1kgあたり最低1g、できれば1.5g~2.0gくらいは摂っていいただきたいと思います。

肉や魚にはざっくりとですが、100gあたり約20gのたんぱく質が含まれています。

ご飯やパンや麺類などにもたんぱく質は含まれていますが、その量はそれほど多くないので、調理が大変ですが肉や魚を積極的に食べるといいと思います。

たんぱく質は、太る太らないとか関係なく摂っていただきたい栄養素です。

摂るのが難しければ、サプリメントを活用するもこともおススメします。

ということで、今日は以上です。

僕も体づくりを頑張りますので、あなたも頑張ってください!!

もし、ダイエットでお悩みがありましたら、気軽に質問していただきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)/

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