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「誰にもないスタイルを目指してはるばるやってまいりました!」

(サムネイルは今日の渋谷ではありません)

どうもみなさんこんばんは、Kota.Yです。

皆さん、ハロウィンしてますか?
私はポケモンGOでゴーストタイプのポケモンをつかまえまくっております。

それはそうと。

実は私、前々から思ってたことが1つありまして、それが

「渋谷のハロウィンに行ってみたい!!」

でございます。
今日、たまたま夜の予定が空いていたので、チラ見してみたところ、到底1ツイートでは収まらないような感想が湧き上がってきたのでnoteを開いてみました。まあただのツイートの延長ですね。TLをバンバン埋めちゃうのもアレだし。

まず初めに、渋谷ハロウィンは思ったほど
「仮装した人ばっかじゃねぇか!」
「石を投げれば仮装した人に当たる!」
とかじゃなかったです。あの空間、意外と仮装してない人がいます。何を隠そう私もそうだったし。冷静に考えれば当然なのですが、渋谷ハロウィンに対して偏見を持ちまくってた私にはちょっとびっくりでした。普通に渋谷を使ってる人とか、通り道として使いたい人とかもいるだろうから当たり前なんですけどね。にしても半分以上はノーマルスタイルの人でしたねぇ。

そして、仮装してない人もいたからこそ、今回の「ソロ、仮装無しで適当に渋谷をちょっとだけブラついて祭りを眺めてみる」というスタイルがハマったなぁ、と感じました。

仮装も魔女や悪魔などのハロウィン定番系から、ゲーム・アニメのキャラクターたち、チャイナやメイドなどのありがちコスプレ、映画泥棒などのネタ仮装まで多岐に及んでいて見ててすごく面白かったです。親子連れで子供の方がアーニャのコスプレをしてる家族とかもいてすごいなぁって感じました。

渋谷ハロウィンは、適当に歩いてるだけで仮装してる人が見えますから、ただ「仮装してる人がみたい」だけならこのスタイルが1番なんですよね。これも冷静に考えれば当然なのですが、渋谷ハロウィンは「仮装している人=『参加している』人」と「仮装していない人=『参加していない』人」に分けることができます。そして、仮装している人達は、仮装している人どうしで絡むことはあっても仮装していない人には決して手を出さない。『渋谷ハロウィンの参加者』ではないからです。よく渋谷ハロウィンは危険みたいなことを言う人も居ますが、(少なくともナンパなどの心配に関しては)仮装してないだけでリスクがグッと下がるのではないかと思いました(こればっかりは私が「普段街を歩いていてもナンパされない方の性別」なので確信は持てないけど)。仮装している人からしてみても仮装している人と絡みたいのはそれもよくわかるしね。
仮装してるひとは自撮り棒もったり、恐らく知らない人たちどうしと思われる2人組の男性と2人組の女性が4人で話してたりと(あぁ……陽キャだなぁ……)って感じのムーブメントをしてました。あれにはなれない気がする。なりたいなりたくないじゃなくて。
一部の仮装者には人だかりができて囲われて写真を取られてたので、そういう人は自己肯定感ブチ上がりそうだなぁとは思ったけど、恐らく馬鹿みたいな量の草の根活動があったんだろうなぁ、とか邪推してしまうとすごいものです。

余談ですが、めちゃくちゃ囲われてる仮装者は、かわいい女性よりもネタ系の男性仮装者のほうが多かった印象です。あの街ではかわいいだけでは生き残れないのかもしれません。

ただ、仮装さえしなきゃ完全に安全かと言われると全くそうではないとも感じました。というのも、(スクランブル交差点付近が特に)人が多い!本当に多い!!交差点を横断するのも一苦労です。警察の皆さんお疲れ様です。あんだけ人が多いと面倒ごともありそうだな〜って思ったし、何より動きづらくて仮装を見よう!どころではありませんでした。センター街あたりは「ギリセーフ」だったのでそこそこ楽しめたんですけどねぇ……

特に凄かったのは、スクランブル交差点が青になった瞬間交差点の中央に駆け出して、自撮りをして、警察が笛を鳴らしてきた瞬間散っていく仮装集団がいたことです。本当に緊急発進してどうする。

こんだけ人が多いと警察も交通整理に駆けつけざるをえないよなぁ……とはひしひしと感じました。これは渋谷ハロウィンの(ワンチャン最大級の)よくない側面が出てると思います。なんせちょっとの面倒ごとがあるだけでスクランブル交差点が赤になっても人で埋まっちゃうってことですからね。車サイドに言わせりゃたまったもんじゃない。

それに、人がいっぱいいると言うことはマナーの良くない人も多少はいる、ということにもなるのでしょう。空き缶、ハチ公前広場にちゃんと落ちてましたよ。ちゃんとってなんだよ

地味ハロウィン「酒イキリする大学生」
※拾った空き缶は責任をもってリサイクル箱に入れました

総合的に見ると、渋谷ハロウィンは「年に1度、人がいっぱい集まって仮装大会をしよう!!」というコンセプトはすごくいいと思いました。参加者と非参加者に別れてて非参加者サイドであれば陰キャでも全然問題ないのも◎。非日常感を味わうことはできるでしょう。
今回私は事情があって7時前くらいまでしかいることができなかったので深夜までいるとまた違うのかもしれないけど、少なくともその段階でチラ見した限りでは「過度にやんちゃな男性」も「過度に寒そうな女性」も見当たらなかったし、Twitterで語られているほど「悪」の側面が前面に押し出されてるわけでもなかったですね。高クオリティなコスプレもいれば、仮装にチャレンジしようという気概に満ちた中学生くらいに見える子たちの集団もいて、すごく面白い空間でした。(中学生くらいの子が渋谷ハロウィンにいるのはどうなんだ!っていう声が聞こえてくるようですが時間も遅すぎないし個人的にはポジティブ寄りな意図でこの文を書いています)

ただ、前述の通り、如何せん人が多すぎるな、という印象でした。これじゃあ警察に迷惑かけちゃうよなって。もう少し人が少なくなる(oR街のキャパがもう一回りデカくなる)&迷惑参加者がいなくなれば良い祭りなのにな、っていうのが総合的な感想です。いや〜、すごくいい所がいっぱいあっただけに、目立つ「悪」の側面が惜しいよなぁ。

まあ深夜になればこんなもんじゃないのかも知れませんが、まあ一先ず「渋谷ハロウィンをチラ見した感想」としてこのNoteを書いてるので許してちょ。

ただ、最初に抱えてた「いつか渋谷ハロウィンに行ってみたい!」という思いは「仮装する」まで含めての思いだったのですが、「来年は仮装して渋谷ハロウィンに行くぞ!!」とはならないなぁ、とも感じました。だって陽キャノリについていける自信ないもん。仮装自体はそこそこ興味あるけど。

まあやるとしたら仲間を見つけてその人と一緒に仮装、ですかねぇ。なんなら今日もソロで仮装してる人はほぼいないように感じたし。大体お友達と複数人で来てるひとばっかりでした。

という訳で渋谷ハロウィンをチラ見してみた!でした。思った程酷い混沌、ってわけでもないので気になる方はチラ見してみてください。チラ見程度なら楽しいと思いますよ。ここの読者にいるかは怪しいけど、コミュ力に自信ニキネキ達 がいたら、仮装してみるのも一興でしょう。

マナーと過度な混雑にはくれぐれもお気をつけて。

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