プライド 〜コーチの一言〜
「プライド」と言われてどんな印象を持つでしょう?
「うぬぼれ」、「高慢」、そんな言葉が浮かぶ人もいるでしょう。
辞書を引くと確かにそういう意味もあるのですが、一方で「誇り」「自負」という意味も載っています。
この「誇り」や「自負」という意味でプライドを持つことが大切。
自分の練習方法について、誰かの勝手な思い込みで「方法を誤っている」と言われた時。
練習試合で予め考えていたプレーを試したけれど負けたことに対し、周りから「へたくそ」と言われた時。
自分としては何も間違っていないけれど、そういった言葉が気になってしまう。
怖いのはそこから自分の考えに自信が無くなって、あれこれと手を出していくうちに、次第に自分が何をやっているのか見えなくなってしまうこと。
そんな時に「良い」プライドを持っていれば崩れない。
自分の向かっている方向とやり方に一本太い線が通り、確信を持っている。それが「良い」プライド。その状態にあれば、周りの声に悩まされることも無くなります。
その状態にある人も周りの声に耳を傾けることはありますが、それはヒントを感じている時で、評価を気にしているのではありません。
では、良いプライドを持つにはどうするか?
これは「決めたことをやり切る」経験を積むことに尽きます。
「やり残したのでは?」
「ちょっと手を抜いてしまったなあ。」
そんな思いが残っていると自分自身への信用が削られていく。
やり切った経験は小さなことであっても自信につながり、やがて自分自身が力強い存在に思えてくるものです。
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