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どうぞのいす

うさぎさんが作った『どうぞのいす』が野原に置かれて物語がはじまります。いすを作ったうさぎさんは出てこないのですが、いすを見つけた動物たちが物々交換のようにしていって勝手にお話が進んでいきます。

かわいらしい絵でほっこりする絵本です。

初めにろばさんがいすを見つけて、休憩するためにいすに荷物のどんぐりが沢山入ったかごを置きます。そのままろばさんはお昼寝をしてしまいます。

そこに、くまさんが来て、「どうぞなら頂こう」とどんぐりを食べてしまいます。

息子は「あーたべちゃった!」「みどりとあかときいろのどんぐりおいしそうだねー」と言ってます。
どんぐり食べたいと言うのですが、調理大変そうだしきっと食べないよな、と思いできてません…

からっぽにしてしまったら後のひとにお気の毒、ということで持っていた物を置いていきます。

おもいやりが続いていって素敵なお話です。

息子は「どうぞ」が好きで誰にでもすぐ「どうぞ」とおもちゃを渡します。そのおかげでまだケンカになったことがないのですが、いつもヒヤヒヤしながら干渉しないようにと遠くから見ています…

お友達と上手に遊べるようになるといいなぁ。

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