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Vol.4 天国の入口に向かう動物たちの話

いーこが子供の頃に体験した
不思議な話を教えてもらった。

道路を走るたくさんの動物たち


小学校4年生くらいの頃。
天気の良い日曜日だったと思う。

自分の上靴は自分で洗うっていうルールがあったから、ちょっと楽をするため洗濯機で洗うことにした。
当時、洗濯機は家の外にあった。

そしたら、なんていうのか。
今でもやけど、あまりにもリアルに見えすぎてその子たちが亡くなってるか区別がつかないことがある。

その時も空気感とか雰囲気がこの世のものではないような感じがした。

後から気が付いたんやけど、
その時は天国への入口(時空)が開いてたんやと思う。

いつもと違う空気感に、
「なんやろ?」
と思って空気の一番違う方向を見た。

そしたら、
一番最初の列が小さいワンちゃんやったかな。
背の順に並んだようにワンちゃんがずらーっと走ってきた。
まるでネコバスみたいに。
大人の犬が助け合いながら幼い犬を列に入れてあげていた。


普通の道路なのに、
この時は車や人が一切通らなくて
不思議な時間だった。

そしてその後に
同じようにネコちゃんの列もやってきた。
猫は一応列にはなってるけど、
お互いなれあわず、我関せずといった感じ。


それを近くで見ようと
あわよくば先頭を走る小さい犬(チワワ?マルチーズ?)を飼いたくて、捕まえにいこうと
木を押しのけて土手を降りたら
あんなに大勢いたはずの動物がいなくなっていた。

その時
"あ。天国に行くために
みんな集めてはったんやな。"
って入ってきた。

今でもその光景をよく覚えてる。

#いーこの風たより
#不思議体験

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