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国土交通省の交通事故外傷の看護支援・どこでも訪問看護の特定看護などなど

ごきげんさまです。感護師つぼです。

感護師つぼの看護ニュース何卒よろしくお願いいたします。
三番目に取り上げさせていただいたニュースは、自分が創業した「どこでも訪問看護ステーション田野」が少し出てきます。そこで自治医科大学と夜間無医地区で訪問看護師に特定行為可能な特定看護師を育成する共同研究をさせて頂いた際に、一緒に実施した木工達也君が取り上げられています。訪問看護の世界は狭いので、今は同窓生が経営する会社の訪問看護ステーションの管理者をやっているということで、耳にしていたのですが、取材記事でみると感慨深くなります。また、1番目に取り上げた国土交通省の看護支援ですが、改めて看護というものは、厚生労働省・文部科学省だけではなく、人に関係することなので、あらゆる省庁と関係が持てる分野であることを実感します。

1)国土交通省の看護支援

国土交通省は7月1日、交通事故で重度の後遺障害を負った人の介護者なき後を見すえた日常生活支援を拡充するため、障がい者支援施設やグループホームを支援すると発表した。
交通事故による重度後遺障がい者を介護する家族などの高齢化の進展で、介護者がいなくなる、または介護が困難となった場合への不安が強く寄せられている。一方で、重度後遺障がい者を受け入れる環境は十分に整っていない。
国土交通省では、こうした声に応えるため、介護者なき後を見すえ、被害者が安心して生活を送ることのできる環境を整備するため、障がい者支援施設、グループホームに対して、入所施設支援費(医療機器等購入費)、人材雇用費、研修などの経費を補助している。
2021年度は、これまでの補助対象経費に加え、人材雇用費の対象に看護職員、理学療法士を追加する。
補助を求める施設やグループホームを7月1日から7月30日まで募集する。

2)道立看護学院の不適切清算

道は2日、旭川市と紋別市、檜山管内江差町にある道立高等看護学院全3校で2013~18年度、教職員の旅費で計1899件、約318万円の不適切な精算があったと明らかにした。自家用車を使ったにもかかわらず公共交通機関の利用費を請求する例などが含まれ、管理職4人を含む関係者35人が既に全額返金したという。同日の道議会保健福祉委員会で報告した。
道は2日、旭川市と紋別市、檜山管内江差町にある道立高等看護学院全3校で2013~18年度、教職員の旅費で計1899件、約318万円の不適切な精算があったと明らかにした。自家用車を

3)特定看護師×訪問看護

患者さんの中にはカテーテル治療を繰り返している方が多く、「なぜだろう」と患者さんの情報や過去の経験を踏まえて考えたところ、「退院指導や療養指導がうまくいっていないのでは」と思い至りました。それで、地域密着型の病院で働こうと東京都の王子生協病院に移り、その後、訪問看護に挑戦するため2016年に栃木県の「どこでも訪問看護ステーション田野」で働き始めました。 同ステーションを運営する法人の代表者とは東京に勤務していたころから面識があり、彼が「うちにも特定行為ができる看護師がほしい」と話していたのです。手を挙げた私は、事業所への加入と同時に特定行為研修も受けさせてもらえることになりました。
――「研修受講には所属先の理解やバックアップが大切」と過去に取材した看護師が話していましたが、伊藤さんの場合、施設開設者が理解のある人だったのですね。
 はい。そうでなければ、転職してすぐには研修を受けられないでしょう。それに、当時から自治医科大学は訪問看護ステーションからの研修受講を勧めていたため、研修環境の面でも私は恵まれていたと思います。
 職場のサポートも得られました。私の場合、入職と同時に研修を受け始めたので、なかなか「受講のために休む」とは言えません。通常勤務をしつつ、平日は仕事終わりにeラーニングを受け、土曜日と日曜日はレポートを作る日々でしたが、そんな中でも職場では私が筆記テストや実習を受けられるよう優先してシフトを調整してくれ、またオンコールも他のスタッフより少なくしてくれました。研修は数カ月から年余に及ぶものですから、私も職場の理解やバックアップは重要だと思います。
――研修修了後の手応えはいかがでしたか。
 フィジカルアセスメントが向上し、一部ですが医師の思考プロセスをたどれるようになったと思います。研修内容は医学的な要素を含めて受講区分を網羅的に学べるものでしたし、実習では医師に同行して診察を見学できたので、このときに看護師として今まで感じていた疑問を質問し、解消できました。皮膚病変をよく勉強できたのも良かったですね。私は救急領域でのキャリアが長かったので、褥瘡ケアなど在宅医療に関わることを学べたのは大きく、訪問看護の現場で生きました。

4)やぶ医者大賞

「第8回やぶ医者大賞」に本学医学部卒業生の八木田一雄医師(青森18期)が選ばれました。 やぶ医者大賞は、「やぶ医者」の語源が「養父に住む名医」との説にちなみ、兵庫県養父市が地域医療などの発展に寄与するため平成26年に創設しました。へき地の公的病院、または診療所に5年以上勤務する50歳以下(4月1日現在)の若手医師が対象となります。
 八木田医師が勤務する松前町は高齢化率が約50%で、総合病院までは約2時間かかる過疎地です。松前病院では1人の医師が内科や外科、整形外科など複数の診療科を日替わりで受け持つ「全科診療医」を設け、限られたマンパワーで地域のニーズに応えている点が評価されて今回の受賞となりました。 表彰式は11月13日(土)、養父市内で執り行われます。 受賞された八木田医師の今後のご活躍を祈念いたします。

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