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【簡単】プレゼンのズルいつかみテンプレ4選!

プレゼンのつかみって難しい・・・

つかみの作り方ってどうすれば良いのかな

この記事はそんな方へ向けて書いています。

【簡単】プレゼンのズルいつかみテンプレ4選!


こんにちは、放送作家の村松です。

私はキャリア20年超えの放送作家として
これまで「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「出没!アド街ック天国」「スッキリ!」
「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」「ハモネプ」など
多くの番組制作に携わってきました。


そして20年以上のキャリアで培った伝える技術を詰め込んだ講座を
早稲田大学エクステンションセンターで担当しています。


この記事では、20年以上にわたる「伝える仕事」のキャリアで学んだ、
あなたの伝え方を劇的に変えるための訓練方法を紹介します。


放送作家という伝えることのプロならではの視点で、
一般的に書籍などには書かれていないようなこともお話ししようと思います。

これを知れば
ビジネスシーンやプライベートで
あなたの企画やアイデア、表現したいことを
相手に伝えることができるようになります。


多くの人に刺さるプレゼンのつかみとは


いきなりですがあなたはテレビ番組を見たことはありますか?

実はテレビ番組は、プレゼンのつかみの宝庫です。


テレビ番組は過去50年以上にわたり

なんの予備知識もない視聴者の心を掴むために

つかみに工夫を凝らしてきました。


子供から大人まで幅広い相手に刺さるように

考え抜かれてきたテクニックが詰まっています。


ここで使われているつかみのテンプレを使えば

あなたもプレゼンのつかみを作れるようになります。

なぜテレビ番組にはつかみがあるのか?


あなたもこんな番組の始まりを見たことはありませんか?


<ランキング番組>

人気ラーメンランキングを発表!

2位はあの人気店。

それを抑えた1位は・・・?


<ドキュメンタリー番組>

家出をした子供が30年ぶりの里帰り。

対面した父が発した言葉は・・・


<クイズ番組>

いきなりですが問題です!


<刑事物ドラマ>

謎の変死体が見つかる。

犯人は一体・・・


これらは全て掴みです。


番組を見る気がなかったとしても

このシーンを見たから

その続きを見てしまった・・・

そんな経験があるかもしれません。

この「その続きを見てしまった・・・」

というのがテレビ場組のつかみの威力です。


それではこれらのカラクリを詳しく見ていきます。


テレビ番組の冒頭のカラクリは


まずはこれから解説します。


<ランキング番組>

人気ラーメンランキングを発表!

2位はあの人気店。

それを抑えた1位は・・・?


これは、おそらく1位であろうあの店が2位だった

という驚きで始まります。


これにより視聴者の頭の中に

あれ、思っていたと違う・・・

という気持ちが生まれます。


それと同時に

じゃあその答えを知りたい!

という新たな動機が生まれています。


こうなると1位の結果を知るまで

見てしまいますよね。


テレビ番組のつかみはシンプルに見えて、

実は本能に訴えかける作りになっています。


プレゼンにつきあう動機を生み出す


このほかにもそれぞれプレゼンにつきあう動機を生み出しています。


<ドキュメンタリー番組>

家出をした子供が30年ぶりの里帰り。

対面した父が発した言葉は・・・

⇨はたして結果はどうなる?


<クイズ番組>

いきなりですが問題です!

⇨答えを知りたくなる!


<刑事物ドラマ>

謎の変死体が見つかる。

犯人は一体・・・

⇨謎を解いてスッキリしたい!


あなたも何気なく見たテレビ番組でそんな気分になったことはありませんか?


テレビのつかみのテレプレ


先ほどの4パターンをテンプレにしてみましょう。


・予想を裏切る情報だけを出す

・情報、設定を提示する

・クイズを出す

・謎を提示する


こうして見ると

つかみとは“気になる情報”であることがわかるかと思います。

つかみのコツは“@@不足”


テンプレを使う際に

一番重要なポイントをお伝えします。


それは

“つかみ”は情報不足にすること。


つかみの役割は

相手を気になる状態にして

プレゼンを聞く動機を生み出すことでした。


気になる状態にする

ということは

絶対に満足させていけないということです。


ちょいだし、

チラ見せ、

それがキーワードです。


先ほどのテンプレを補足すると

↓で後ろにつけたカッコがポイントです。


・予想を裏切る情報だけを出す(新情報は言わない)

・情報、設定を提示する(答えは言わない)

・クイズを出す(答えは言わない)

・謎を提示する(答えは言わない)


無理に笑いを取ろうと思わないこと


つかみというと

クスッと笑うものなどと思う方もいるかもしれません。


でもあなたは落語家や芸人ではないので

それである必要はありません。


笑い以外にもたくさんのつかみの方法は存在して

テンプレのようにすれば

あなたのプレゼンにも転用できます。


笑いが得意な人は笑いで。


そうでなければ、

テンプレのような違う方法で

あなたらしいつかみを行いましょう。


まとめ


このように「プレゼンのつかみって難しい・・・」という問題は

テレビ番組の冒頭を参考にすることで解決できます。


つかみの作り方ってどうすれば良いのかというあなたは

このテンプレで“ちょいだし”“チラ見せ”を意識して

あなたらしいつかみを作ってみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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