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伝え方がつまらない問題はなぜ起きる? 【たった1つの理由】

「自分の伝え方はイマイチな気がする」

「どうすれば伝えることが上手になれるんだろう」

この記事はそんな方へ向けて書いています。


こんにちは、放送作家の村松です。
私は「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「出没!アド街ック天国」「スッキリ!」
「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」「ハモネプ」など
多くの番組制作に携わってきました。


そして伝える技術の講座を
早稲田大学エクステンションセンターで担当しています。


この記事では、20年以上にわたる「伝える仕事」のキャリアで学んだ、
伝えるための技術を紹介します。


放送作家という伝えることのプロならではの視点で、
一般的に書籍などには書かれていないようなこともお話ししようと思います。


伝える技術が上がれば
あなたの人生がちょっとだけ楽になります。


伝え方がつまらない問題はなぜ起きる?


結論、あなたが使っている方法が

学校で習ったものだからである可能性があります。


それこそが、なぜかいつも伝わらない・・・

という原因を引き起こしている可能性があります。


その理由がなぜだかわかりますか?


いつもワンパターン問題


伝え方がイマイチな人の問題点は

いつもワンパターンであることです。


ワンパターンしかないと

表現の自由度も無いし、

その中だけで上達をしていくのは難しいですよね?


もちろん、そのワンパターンを極めていく

という熟練方法もあるかと思います。


ただし、今回指摘したいのは

あなたのそのワンパターンが学校で習ったものである場合、やばいかもしれないということです。


ではなぜ学校で習った伝え方だと面白くならないのか?

ここがわかれば、あなたの伝え方が激変します。



学校のルールと実践のルール


あなたが学校で伝え方を習ったことがあるとすれば

作文、小論文などではないでしょうか?


起承転結を使って

最後に自分の意見を少し入れて。

おそらくそんなことを習ったはずです。


そして驚くべきことに

伝えることを仕事にしない人の場合、

ほとんどの方がこの「小学校で習った方法」で

文章を書いたりしています。


もしもその後「他に伝え方はあるのかな?」と

考えたことがなければ、

あなたの手持ちはこのワンパターンです。


それで大人になった時、

全てに対応しようとしているということになります。


社会は作文の発表の場ではありません

この方法だとちょっと無理があることはピンとくるはずです。



筆はいくつ? 絵の具はいくつ?


絵を描こうとする時に

筆と絵の具を用意するとします。


その時、あなたは何種類くらいあるとイメージしますか?


筆は、太いのと細いのと。形は平たいのもあると良いかも。

絵の具は12種?30種?


数に正解はありませんが

おそらく筆一本で、絵の具は黒1色という方は

あまりいないと思います。


それなのに

なぜ伝えることに関しては

筆一本で、絵の具は黒1色というワンパターンで

平気で挑むのでしょうか?


伝え方だって

筆=方法は数種類欲しい!

絵の具=彩りも組み合わせが多い方が良い!


と思いませんか?



作文じゃ伝わらない


学校ではお絵描きでは色々なパターンを習うのに

伝えることに関してはワンパターンしか習いませんよね。


しかも学校で習う伝え方は

・正しく正確に

・基本の型通りに

という方法です。


だからこれが面白くなったり、人の心を動かすようになるのは結構難しいのです。


それにも関わらず、

自分の伝え方はイマイチな気がする

どうすれば伝えることが上手になれるんだろう

と悩んでしまうのです。


そもそも「上手に伝えることが目的」になっていない方法で

それができる方が難しい。

無理ゲーに挑んでいるのです。



伝えることを仕事にしている人はなぜ伝わるのか?


一方で世の中には

伝えることを仕事にしている人がたくさんいます。


小説家、ライター、ユーチューバー、コピーライター、

映像作家、映画監督、テレビのディレクターや放送作家、

そして出演者の芸能人もそうです。


彼らの発信することはなぜ伝わるのか?

あなたと何が違うのか?


それはあなたが学校で習った以外のテクニックを使っているからです。


彼らが駆使しているのは

学校で習った起承転結ではありません。


途中に自分の意見を入れて

個性を出す小論文の方法でもないのです。


もしもあなたが本当に伝わる方法を身につけたいのであれば学校で習った伝え方を一度捨ててみましょう。


プロの伝え方を真似すればあなたの伝え方がパワーアップすることは

間違いありません。


実はテレビなどの映像メディアで使われている伝えるための方法は

かなり特殊です。


そしてそのコツを使って

ほとんど全ての番組が制作されています。


テレビは「ながら見」される前提なので

集中力が低い状態の視聴者を捕まえて

飽きさせずに最後まで見せる努力をしています。


これらのテクニックをあなたが使えば

文章でもプレゼンでも

「面白かった!」と言われる伝え方ができるようになります。


少し長くなってしまったので続きは後ほど。

なぜついテレビを見てしまうのか?についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。


最後までお読み頂きありがとうございます。

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