ブレイクスルーのヒントは真逆にある、かも。

いつも企画を考える時に
何かヒントはないかと思い
テレビ番組を見る。

そこで気づいたことをメモして
膨らませて企画を考える。

テレビ番組が好きなこともあって
色々な番組をハシゴしちゃうけど
いつも見る番組は決まっている。

すると
企画を考える際に
ワンパターンになってしまう。

同じ番組を見ていても
季節や時流や出演者に合わせて
それぞれの番組は
様々な企画をやっているので
変わるといえば変わるんだけど、
方向性というか
番組が大切にしている根っこは変わらないので
大雑把に言うと
「味わい」は変わりにくい。

お陰様で
いちテレビ好きとしては
毎週楽しく見ちゃうんだけど、
そこから得られる刺激は
そんな理由で変わりにくい。

これだと
新しい企画を考えるって言っても
いつもとちょっと違うって企画が出にくいよなぁ
と思い当たる。

と言うことで
いつもと違う刺激を求めて
何かできることはないか?と考えて、
いつもと違うことをしてみる。

先日、いつもと真逆に答えがあるかもしれない
と言う気づきを書いたけど
それを早速実行してみる。


バランスを取れないので 思い切ってアンバランスになったら 生活のバランスが取れた。https://ameblo.jp/kosukemur/entry-12613585098.html


それで先日やってみたのが
「いつも絶対に見ない番組だけ見る」キャンペーン。

普段見ない、と言うことは
食指が動いていないと言うことで
面白そう!と思っていない番組だ。

食わず嫌いもあるだろうし、
タイトルに惹かれないとか
その回のテーマにいまいち興味が湧かないとか
そもそもその番組をやっていたことを知らなかったとか
色々な事情で見ていなかった番組たち。

まあ、期待してないけど
見てみるか。
「いつも絶対に見ない番組だけ見る」キャンペーンだし。

どうせだから
絶対にチャンネル合わせない番組ばかり見てみよう。
それのが面白そうじゃないか。


と言う、
ネガなのかポジなのかわからない情緒で見てみると
好きな番組はよりはハードルが下がっているにしても
結構発見がある。

そう、
好きな番組を見よう!
と言う期待値がない分、
めちゃめちゃ分析目線。

だから
そう言うテーマで番組を立ち上げたんだ。
それは確かに興味がある。
そう言うやり方でやるんだ。
確かに切り捨てた方はいらない要素かも。
などなど
パキパキっと分析情報が飛び込んでくる。

そして
かつて自分がやりたかった企画を
見事に形にしている番組もあって
あの時わからなかった正解がわかることも。

なるほど、
そうやってやれば良いんだ。
あと少し切り口をずらせば
いけたんだ。

と言う風に
冷静に番組を見れるようになると
これまで見なかった番組も
結構面白い。

あとは新しい切り口との遭遇も。

見たことない切り口、
本当にまだあった!
お見事、よく気づいたなぁ!
と言う尊敬の念。

または
この企画の場合、こっちの要素が重要でしょ
と思って見ていたら
全然違う部分が見どころになっていたり。

こう言う
ほんのちょっとの工夫が
大きな違いになって
新しいエンタメを生む。

これって企画書の段階ではわからなくて
実際にロケをして
編集で悩まないと
もしくはその経験がないと
たどり着けない。

だから、まだ企画が通っていない自分としては
これはめちゃくちゃレアな情報。

自伝を読んだり
ビジネス書を読むと
誰かが数年、数十年かけて手にしたノウハウに触れることができるけれど
その感覚に近い。

テレビ番組だって
一つ一つの番組が
自伝であり、ノウハウの宝庫だから
そこからすくいとることができる情報は
貴重でないはずがない。

「いつも絶対に見ない番組だけ見る」キャンペーンは
これ意外と発見があるなぁ。
じゃあこれも見るか、
と別番組をハシゴし続けて
結局5時間くらいテレビを見てしまった。

いつも見ない=真逆の番組には
やっぱりいつもと違う刺激があって
発見としては豊作。

早速、そのヒントを元に
別のタネと組み合わせてみよう。
きっといつもとは違った企画が生まれるはずだ。

そしてやっぱり
ブレイクスルーのためのヒントは
「自分が進む方向とは真逆にある」。

進む方向だけを見ていると
発想が縮んでしまう。

立ち止まったり、
別のことを考えたり、
他のことに時間を割くことは
とても勇気がいるけれど
やってみると結局、
それなりの効果があると思う。


#エンタメ
#企画
#ブレイクスルー

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