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美容師が考えるドライヤーの選び方

いつからかドライヤーが高機能になり種類もたくさん増えた。前は乾かすだけだったのにハイテクになりました。安い買い物ではないし数年使うものだから、これだけあると選ぶの大変ですよね。

ヘアケア機能がいるのかいらないのか問題に悩まされている人が多いです。

今まで働いていて様々なものを使ってきました。その経験からドライヤーを使っていて感じることを書いていきます。何かご参考になれば幸いです。


ヘアケア機能は悩みによって判断する

乾かすだけでさらさらになるヘアケア機能。ネットで調べるとたくさん出てきますよね。高値段のものから安価なものまで。

まず考えるのが、そこまでさらさらにする必要があるのかどうか

ドライヤーで悩む方はすでにヘアケアをされていると思います。シャンプーやトリートメントなど自分の髪質に合うものを使ったり、乾かす前にオイルをつけたり。

もし現状の状態で問題がなければそこまで高いものや高機能のものを使う必要もないのかなと。特にカラーもパーマもせず傷んでいない方は普通のドライヤーで充分。パサつく部分だけオイルをつけて乾かしたらきれいに仕上がります。

あとはボリュームを出したい方。ヘアケア機能の多くは髪のまとまりを良くするのでボリュームを抑える効果が高いです。ふんわりさせたければ普通のものでしっかり乾かしましょう。毛先がまとまれなければ使用するヘアケア剤を変えるといいです。

逆に必要な方は、髪が長くくせがありまとまらない、何を使ってもパサつく方です。この二つに共通するのは髪の乾燥。これが原因で膨らんでしまう。

ヘアケア機能のドライヤーは髪をしっとりさせながら乾かします。長さ問わずボリュームを抑えたい方は使ってみてください。

とにかく速く乾かしたければダイソンがおすすめ。風量がとにかく強いです。ヘアケア機能は特になく値段もしますがほんとすぐ乾きます。


値段は関係ある

数千円〜数万円の違いは、高い方が実感しやすいです。いくつか使用してきましたが、この違い美容師じゃないとわからないなというものとお客様自身でわかる差はやはり高機能でした。

ただ値段が倍になるから実感も倍になるわけではないです。


購入前にレンタル必須

ヘアケアに一番大事なことは、髪質に合うかどうか。

どんなにいいものでも自分に

合わなければ満足はいきません。ドライヤーも化粧品と同じく口コミがいいから最適だとは限らないのです。

なので気になるドライヤーは一度レンタルしてみるとよろしいかと。しばらく使ってみないとわからないのがヘアケアです。


やり方も大事

美容室で乾かすとさらさらになるのは、乾かし方が要因です。どんなドライヤーでも正しく乾かすとしっとりまとまり良くなります。

なので予算を抑えたい方は毎日練習して上手になるのもいい方法です。


ただ、ここまで丁寧にできない方は機能に頼っていいと思います。高いドライヤーは適当に乾かしてもまとまりやすのが特徴なので。

乾かし方で毎日の気分は大きく変わるので、最適なドライヤーが見つかり良い毎日になることを願っています。


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