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【ブログ】SEOの基礎知識

今回は「SEO」についてです。

「SEO」って言われても馴染みがない方がけっこういるかと思います。

これ、web関係のお仕事をしている方なら「英語のbe動詞の用法」くらい当たり前に知っていて使っているものなのです。

さらにブログやアフィリエイトを行う上で、引いてはweb上で集客を行う上では必須のスキルです。

ではどんなものなのか見ていきましょう。


SEOとは?

「SEO」とは「Search Engine Optimization」のことで、日本語にすると「検索エンジン最適化」となります。主にGoogleの検索エンジンの検索結果上で、自分のWebサイトをより上位に表示させるための技術です。

主にGoogleと書きましたが、現在の検索エンジンのシェアはGoogleのほぼ独占状態です。

日本ではYahoo!が第2位のシェアを誇っています。

ただ、このYahoo!の検索エンジンも2012年以降Googleのアルゴリズムが使用されています。

第3位にはBing(マイクロソフト社が運営)が入りますがシェアはとても少ないです。

ちなみに全シェアは以下の通りです。​

画像1

ソース: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share


なぜSEOは必要?

結論から言うと「web集客をするため」です。

つまり自分のサイトにより多くの人たちに来てもらうためです。

ステップで表すと以下の通りです。

検索結果上で上位に表示される
     ⇩
たくさんのアクセスが見込める
     ⇩
サイトを訪れた人にビジネスを行うことができる

このように「SEO」を極めることがサイトの運営者の売り上げなどに直結してくるのです。

そのため「SEO」の競争はとても激しく様々な企業やアフィリエイターなどが検索結果の上位表示を目指してしのぎを削っているのです。


どんなサイトが上位表示されるのか?

結論を一言でいうと「良質なサイト」です。

ちょっと端的に言い過ぎましたね。(笑)

そもそもGoogleをはじめとする検索エンジンってどういう時に使いますか?

わからないことや悩みなどがある時にそれを解決したい時に使いますよね。

つまりユーザーが疑問を投げかけて、検索エンジンがその答えを返してくれるという仕組みで動いています。

これはいわば「大きなQ&Aシステム」ですね。

Googleはこれを満たすために下記のガイドラインを公表していて、サイト所有者がこのガイドラインに沿うことを促しています。

『ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)』
https://support.google.com/webmasters/answer/35769

このガイドラインをまとめると以下のようになります。

・Googleがページの存在を認識しやすいようにサイトを作成すること

・Googleがページの構造やコンテンツを理解しやすいようにサイトを作成すること

・サイト訪問者がページを利用しやすいようにサイトを作成すること

・ユーザーの利便性を最優先に考えること

・他のサイトとの差別化を図って独自性を有すること

・Googleや訪問者を欺くような小細工はしないこと

 →ペナルティ(下位表示or除外)が課される

したがってこのガイドラインに沿った「良質なサイト」が検索結果上で上位表示されるということです。


SEOの歴史

検索結果上で上位表示されるサイトはその時々によって変わってきました。

それはGoogleが検索エンジンのアルゴリズムのアップデートをすることにより、どんなサイトを上位表示させるかというのがそれぞれ変わってくるからです。

ここではその変遷を時系列で見てみましょう。

※見やすいように短くまとめています。

1990年代~2010年

検索エンジンの誕生~発展期

2011年

パンダアップデート
→低品質のサイトに対してペナルティ

2012年

ペンギンアップデート
→無意味or過剰な被リンクを貼っているサイトに対してペナルティ

2013年~2014年

文字数や関連キーワードが多いサイトが比較的優位な時代

2015年~2016年

検索エンジンにAI実装
→検索者の意図を汲み取れるようになる

2017年~2018年

WELQ事件(自社に有利になるように医療の分野について不適切な記事を多数掲載)

・医療や健康、美容に関するキーワードについては厚生労働省などの公的機関や病院などによるページを優先的に上位表示されるようになる

・これを機に投資や金融などのお金に関するキーワードについても専門機関などのページが優先的に上位表示されるようになる

→このアップデートの対象分野をYLYM(Your Life or Your Money)と言って、「生活やお金」に関する分野は公的機関や専門機関などのサイトが優先的に上位表示されるようになる

2019年~2020年

バートアップデート
→これまで以上に検索者の意図に対してより関連性のあるサイトが上位表示されるようになる


このようにGoogle(検索エンジン)は様々な歴史を辿ってきました。

なお、アップデートは現在進行形で行われており、今後もどのようなサイトが優先的に上位表示されるかが注目です。


E-A-T

「SEOの歴史」の中で公的機関や専門機関などのサイトが優先的に上位表示されるということを説明しました。

これに関連してSEOを考える上でとても大切な概念があります。

それは「E-A-T」というもので以下の3つを表します。

Expertise(専門性)

Authoritativeness(権威性)

Trustworthiness(信頼性)

この3つの特性を有しているサイトが優先的に上位表示されるようになります。

それぞれを簡単に説明すると以下の通りです。

・Expertise(専門性)

コンテンツのテーマが統一されていて、ある情報に特化していること

・Authoritativeness(権威性)

知名度を有していたり、例えば専門性のある他サイトから被リンクを得ていたりしていること

・Trustworthiness(信頼性)

そのコンテンツが信頼できるものであること

考えてみるこれらの特性を有しているサイトやコンテンツを利用したいですよね。

そしてユーザーファーストの検索エンジンにとってこれらは必要不可欠なことです。


まとめ

・「SEO』は主にGoogleの検索エンジンの検索結果上で、自分のWebサイトをより上位に表示させるための技術

・「SEO」はサイトへのアクセスを集めて集客をするために必要

・「良質なサイト」が検索エンジンの上位に表示される

・どんなサイトが上位表示されるかについて様々なアップデートが行われてきた

・サイトが専門性・権威性・信頼性を備えることは大事


以上が「SEOの基礎知識」になります。

総じて言えるのは検索エンジンを利用するユーザーの悩みや疑問を解決してくれるサイトが上位表示されるということです。

サイトを作成・運用する時はユーザーを第一に考えることが何よりも大事なのですね。

今回は基礎知識を説明しましたがSEOは掘り下げればとても深いトピックになります。

なのでSEOを駆使してサイトの作成・運用をしていきたいですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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