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フリーランスと時間拘束

吾輩は暇である。フリーランスというと自由というイメージがあるけれど、暇を持て余すのはなかなかしんどく、勉強したり、趣味に走ったり、選択肢はあるけれど、人間ほどほどに忙しい方が良いなと思う。

吾輩は忙しい。フリーランスとというと自由というイメージがあるけれど、昼夜問わず、休日祝日問わず、連絡は入って来るし、何かインシデントがあれば緊急対応しなければならず、なかなかに気が抜けない。

ええと、僕の経験から言うと、フリーランスが綺麗に1日8時間労働で週5日間を埋めるのはとても難しいのだ。仕事に依るのだろうと思うのだけど、とてもムラがある。暇であり、忙しい。困ったものだ。

僕が30代の時に用意していた解は本業を週3日と定め、残りをITベンチャーでの訪問を含む週2日の仕事と、NPOでのボランティアに割り振ることだ。この態勢で、フリーランスの自由と不自由をバランス取っていた。これはかなり機能していたと思う。

ここ数年は本業一本にしていたのだが、正直、あまり忙しくない。リソースの余剰が大いに出てしまう状態だった。ゆえ、ここ半年ほど、また時間拘束が発生するような仕事を、週の仕事に組み込んで、バランスを取ろうとしている。

会社員の人にとってはそれを「副業」というのかも知れないけれど、フリーランスの場合、どこまでが本業でどこからが副業というのも難しい。まあ全部本業だろう。ただ、どうやら、フリーランスの仕事は、時間拘束のある仕事と時間拘束のない仕事、という風に切り分けられそうだ。

そういう態勢のことをポリワークと呼んで、この半年ほど、どういう態勢が理想か探しているが、なかなか難しい。

30代の頃は条件が恵まれ過ぎていたと思う。ITベンチャーでの報酬はとても良かったし、NPOのプロジェクトには大いにやり甲斐があった。ただ、ちょっとボリューム的には「FAT」で回していくのは大変だった。

40代を迎え、ノリと根性で忙しさを乗り切るのではなく、程よいサイズ感で仕事を回していきたいと思った時に、この時間拘束が発生する部分をもうちょっと「SLIM」な形で実現できないかと考えている。お金をある程度稼ぎつつ社会的なやり甲斐もあって、という。

そんなわけで、このGWは環境を整えるための面談が続きます。ちょっと頑張ってみる。

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