コースケ

デザイナー。企業、個人、NPOなどの困りごとを解決するフリーランス。八王子のチームでラ…

コースケ

デザイナー。企業、個人、NPOなどの困りごとを解決するフリーランス。八王子のチームでラグビー、八王子のアパレル企業で週1バイト。料理と写真とイラストも好き。 https://kosukekato.com

最近の記事

あなたのビジネス、ヘルシーですか?

有名になるもんじゃないなあ、と何となく若い頃から思っている。頑張って、活躍して、有名になって、でも最後人生の終盤戦で問題を起こして、大事な一生を棒に振るような人を、毎年メディアで目にする。 いやさ、ほとんどの人は、頑張って、活躍して、有名になって、尊敬と敬意を集めて人生を終えるのかも知れないと思う一方で、なんか残念な人も目につく。 野心強めの若者だったと思う。普通じゃ終わらないぞ、と思っていた。 今、デザインの仕事をしている。例えば、今日はテレビのニュースでダークパター

    • Kosuke、始まります

      Experience Transporters、株式会社イーティー、加藤康祐企画設計、これまでに色々な事業名で仕事をして来たが、この4月1日から屋号を変えることとした。6年ほど使用して来た加藤康祐企画設計は、仕事の中身に割と素直というか、自分の名前で仕事するということと、プランニングとデザインを企画設計と表現したのは良かったと思うのだけれど、ちょっと建築の仕事と勘違いされちゃったりで、変えることとした。 新しい屋号はシンプルにそのものズバリ「Kosuke」「コースケ」だ。自

      • 便利の功罪とQOL

        Apple WatchをするのをやめたらQOLが上がったという人を見かけた。さもありなん、と思って、僕は元からスマートウォッチの類はしていない。一時期、Google Home Miniで家の照明などをスマートホーム化してみていたが、必要ないなと思ってやめた。 スマホを寝室に持ち込まないことにしている。スマホは常時消音モードだ。デジタルデトックス、みたいな一時的なことではなく、日常の習慣として、そういうことにしている。電話、着信見てかけ直せば良いじゃないか、くらいのスタンスだ

        • 統合失調症患者の平均寿命を伸ばす

          人生のミッションとかあるだろうか。例えば、僕の知人で自分のミッションは「自殺者を減らすことだ」という人がいた。僕は社会的養護の子どもたちの支援をするNPOを手伝っていて、「社会で子育てをする」みたいなことは団体と共有してるミッションだとは思ってる一方、個人で抱えているミッションみたいなものは特になかった。 ご存じだろうか。統合失調症患者の平均寿命は、統計的に20%ほど短いそうだ。統計と言っても諸説ありそうだが、おしなべて平均寿命は61歳とか(「統合失調症 平均寿命」で検索す

        あなたのビジネス、ヘルシーですか?

          フリーランスとNPOの10年

          「コースケさん、カメラマンがいなくなりました!」いなくなりはしないだろうが、飲み仲間から電話を受けたのは、イベントの前日。趣味でカメラをやっていたけれど、イベントの撮影はほぼ初めてだったんじゃなかろうか。親を頼れない若もののための奨学金支援プロジェクト、カナエールというプロジェクトのスピーチコンテストにカメラマンとして招聘されたのが、僕のブリッジフォースマイルとの最初の接点だった。 その後、カナエールのイベントのプロモーション、特にイベントの告知・集客を担当するようになる。

          フリーランスとNPOの10年

          コーヒー豆の選び方 - 消費のクリエイティブ

          コーヒーが好きだ。10年ほど、毎日、ハンドドリップでコーヒーを淹れている。以前、住んでいた場所の近所に境木商店街というのがあり、fe.a coffeeというコーヒー焙煎所がある。八王子に引っ越して来てからも、そこからインターネットでいつもコーヒー豆を取り寄せている。 もうサードウェーブという言葉をあまり聞かなくなったけど、コーヒーを楽しむにも今はたくさんの選択肢がある。全国各地から土地土地のコーヒー豆を取り寄せられるし、サブスク型のコーヒー定期便のサービスなどもある。僕も甲

          コーヒー豆の選び方 - 消費のクリエイティブ

          OYOBARE - ローカルに関わるには覚悟がいる

          「ローカルに関わるには覚悟がいる」と寄居のスナックで言われた。そうなんだよ、ローカルに関わるには覚悟がいる。逆に言うと、ローカルではその土地で暮らしていく、という覚悟を固めた人が暮らしている。そういうところに切り込んで行こうと思ったら、そりゃ覚悟いる。 覚悟はあるのか。 そう言えば、石巻を訪れたのは、横浜の後輩に声をかけてもらってのことだった。震災後、現地で活動している後輩が、一度、加藤さんも観に来てください、と連絡くれて、インタビューを口実に初めて被災地にうかがった。緊

          OYOBARE - ローカルに関わるには覚悟がいる

          2024年やりたい10のこと

          今年やってみたいなと思うことを書き出してみた。 多拠点生活 / ADDRESSまずは今年、多拠点生活の第一歩を踏み出したいと思っている。昨年は寄居に3度ほど訪問したのと、上野原も良さそうだ。ADDRESSにどこかのタイミングで契約しようかなあと思っていて、機を伺っている。 出張コースケ食堂多拠点と関連するが、旅先で旅先の食材で料理をしたいというのが長年の夢だ。意外とできない。ただ最近はキッチンを借りれるような宿泊施設やサービスも増えて来た。とりあえず携帯用調味料セットは作

          2024年やりたい10のこと

          デザイナーになりたい

          今更何を言ってるんだという感じだけれども、「デザイナーになれました」って何を以て「デザイナーになれました」って見定めるかという話で。例えば、新卒でデザイナーとして採用されたら「デザイナーになれました」ということになるわけだけれども、どうやら僕の目指しているところはそこではなさそう。デザインの仕事で報酬がもらえれば、「デザイナーになれました」ということだろうか?18年間、フリーランスとしてデザイン界隈で稼いで来たわけだが、僕は原研哉でもないし、深澤直人でもないし、山中俊治でもな

          デザイナーになりたい

          2023年、買ってよかったもの

          今年も暮れゆく感じですが、買ってよかったものの季節到来。まとめてみますよ。 ガジェットAnker Nano Pro 出かけることが増えたので買った。USB-Type Cの口が2つあって、これで十分だと思う。MacとiPhoneを挿せば、外出先でも問題なく仕事できる。コンパクト。 Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock Mac Miniを売って、Macを一本化したので、Macbook Airで快適に仕事するために買った。USB Type

          2023年、買ってよかったもの

          予算5,000円で始める日帰りワーケーション

          最近、日帰りワーケーションの実験を始めた。僕は東京都とは言え八王子市に住んでいて、神奈川や山梨や埼玉との県境にほど近いところに住んでいる。そんなわけで、これまでは「八王子は新宿まで40分、東京まで1時間」みたいなことを有り難がっていたのだが、発想を変えて都心から離れれば、もっと良いところたくさんあるんじゃない?ということに気付いた。 今の所、良い場所だなと思ったのは寄居と上野原だ。寄居は3回、上野原に至っては1回観に行って来ただけだが、どうにも通ってしまいそうだ。調べてみる

          予算5,000円で始める日帰りワーケーション

          1.5時間を拡張する - 多拠点生活事始

          先日、寄居町、というところに行って来た。無茶良かった。現地の人とお話しして、美味い飯を食い、楽しく酒を飲んだ。寄居は八王子から八高線で1時間半ほどの距離にある。通勤圏とは言わないが、気軽に出かけられる距離感だ。仕事のご相談をいただいており、しばらく通うことになりそうだ。 思えば、30代は日本全国津々浦々を旅した。石巻、札幌、糸島、高松、金沢、伊部、益田、色々な土地の人にお世話になった。当時やっていた会社の経費を注ぎ込んで、地方行脚をしていた。とても楽しかった。さりとて、この

          1.5時間を拡張する - 多拠点生活事始

          居場所の話

          先日、調布のクッキングハウスというところに出かけた。心の病気をした人たちが孤立して暮さないでいいように、食事作りで交流する場、とのことで、僕は友人知人と食事をしに行っただけなのだが、色々な世代の方が働いていて、色々なお客さんがいらしていて、それぞれが持つ「生きづらさ」みたいなのは窺い知れないけれど、とても良いところで、飯も美味かったし、近所にあれば良いなあなどと思った。 僕自身が統合失調症の急性期で22歳と38歳の二度、精神病院に入院している。療養を経て、社会への復帰を目指

          居場所の話

          年収300万円でも幸せに暮らせるフリーランス

          以前、『年収300万円時代を生き抜く経済学』という森永卓郎さんの本を読んだことがある。年収0万円の時も、年収1,000万円の時もあったけど、今は年収300万円くらいに落ち着いている。まあただ、独身で子育てがないこともあり、自由気ままなフリーランスを長く続けているし、結構、幸せかなあという気がしている。 森永卓郎さんの本にも、家庭菜園をやるとか、郊外に住むとか、いくつかコストをおさえながら満足度を高める施策があったけど、僕なりに低空飛行でも人生の満足度を高めるコツはある気がす

          年収300万円でも幸せに暮らせるフリーランス

          フリーランスを病気でドロップアウトした僕が社会復帰のためにやった5つのこと

          何を以て社会復帰できたとするか、というのがそもそも微妙なのだが、最近ようやく社会復帰が落ち着いて来た感じがしている。38歳の時に人生二度目の統合失調症の急性期で、3ヶ月の入院療養を余儀なくされ、フリーランスをドロップアウトした。 僕は22歳の時に人生一度目の統合失調症の急性期に苛まれており、就業経験もなく、ろくに保険も入っておらず、大した貯金もなく、25歳から13年ほどフリーランスを続けていた。この5年の間にはコロナ禍もあって、社会復帰も一筋縄とは言えなかったように思う。

          フリーランスを病気でドロップアウトした僕が社会復帰のためにやった5つのこと

          八王子シフト - 八王子で働くということ

          なかなか八王子の仕事ができないなあ、などと思っていたのだが、気がつけば8割方、八王子の仕事をしていることになるのではないか。不思議なものだ。八王子に引っ越して来て5年が経つが、今じゃ八王子の仕事にどっぷりだ。 最初は趣味のラグビー関係の相談が多かった。ラグビースクールのチラシを作ったり、所属クラブのホームページを作ったり。2〜3年目までは、八王子で仕事していると言っても、それくらいで、これまでの都内や地方の仕事をするのが主だった。コロナ禍もあって、なかなか地域と縁を作ること

          八王子シフト - 八王子で働くということ