コッシー🍩

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洋菓子人生 見習い編Ⅳ

洗い物を必死になってこなすコッシー そんな毎日を送っていると、嫌にならないか?って声が聞こえそうだけど、不思議と辛くなかった。 多分、同僚や先輩に恵まれたのだと思う。 確かに神経質な先輩からは嫌味の一つも言われたような気がしたが、それ以上にみなさんが自分を可愛がってくれていたので、厳しい修行ではなかったようです。 でもね、同僚に聞いたら修行はめっちゃ辛いって言ってましたね。 実家がパン屋を営んでいたせいか、製パン部門にもしょっちゅう入り浸り、パンの話にもついていけたので、親に

    • 洋菓子人生 見習い編Ⅲ

      ホテルの製菓部門で見習いとして働きはじめたコッシー 最初は当然何をしていいのか分からず、先輩の指示に従い右往左往するばかり。 勿論、はじめっから商品を作る、なんてことは無く、主な仕事は・・・ そう!洗い物がほとんどなんです。 洋菓子作りに欠かせないのが、スポンジケーキやパウンドケーキに使う型や調理器具が山のようにあるので、巨大なシンク(洗い場)にお湯を貯めて、それでも置ききれないので、巨大なバケツにお湯を張ってその中に汚れ物をぶっ込んであり、それらをひたすら洗うことになります

      • 洋菓子人生 見習い編II

        ホテルの製菓部に入り、新人は自分を含め3人で修行が始まりました。 製菓部の総勢は30人くらい ホテルの勤務は早番8時〜17時 遅番13時〜21時 その他にレストラン番 当時はフランス人シェフがいて、普通の厨房とは別にフランス人シェフの厨房があり、スタッフとして3人働いており、そこには有能な人が入れるので、皆んなはそこを目指して働いていました。 また、そこで更に優秀な人は、業務提携していたフランスはパリにある超高級ホテル・リッツで研修できる制度がありました。 さて、新人で早番の

        • 洋菓子人生 見習い編

          高校を卒業後、大阪の某高級ホテルに入社。 実家(祖父・父)がパン屋を営んでいて、自分も中学の頃から早朝(2時とか3時)に起きて手伝っていた関係で、父親の知人の紹介でホテルの製菓部に配属。 当時、新入社員はホテルの厨房には入れず、サービス部署からのスタートが原則でしたが、自分の場合はいわゆる、コネ入社みたいなもので、入社試験は普通に受けたが、何の苦労も無しに厨房へ入る事ができました。 入社後は普通の企業では、研修が何週間かあるようですが、このホテルでは実践を経験しながら、時折り

        洋菓子人生 見習い編Ⅳ