リモートで介護は変わるのか?

こんにちは😃コッシーと申します。

愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。

【楽しかったオンライン飲み会】

さて、先日友人たちと初めてZoom飲み会というモノを体験しました。最初はなんだか照れ臭くぎこちなかったですが、慣れてくると普通に楽しめましたし、お店と違い寝ころんで話が出来たり他のお客さんを気にしなくて良いので、僕としては逆に楽で良いなと思いました。

ただ、会話という点では、オンラインだと声が被ってしまう事が多々あり、やっぱり直接会う方が話しやすいなと感じました。

今後オンライン飲み会が主流となるかは分かりませんが、飲み会の選択肢の一つとして数えらえる事は間違いないと思います。

【リモートワークは選択肢の一つに】

仕事の面でも、リモートワークは今回のコロナの影響によりかなり普及が進みました。会議などはおそらくリモートが主流となってきますし、効率等を考慮すると在宅ワークも間違いなく選択肢の一つになる事でしょう。

大企業だけでなく、中小零細企業においても、リモートワークが出来る環境を整えて、会社か自宅かどちらで勤務するかを選択できるようにしないと、良い人材を雇用することは難しくなってくるかもしれません。

【介護事業でリモートは可能か?】

以前の記事でも書いた事がありますが、介護職に関してはリモートワークは難しいと思います。

介護職とは高齢者の自立を支援するお仕事で基本的に人が人に対して介助をを行います。。その多くの場合は人との接触は避けられません。もしかして何十年後かの未来には遠隔からロボットを操縦して介護を行う事があるかもしれませんが(その時介護の資格ってどうなるんだろう…?)、現状ではちょっと考えにくいと思います。

となるとやはり介護の多くの仕事がリモートで行う事は難しく、コロナ時代に置いても基本は今と変わらないカタチだと思います。

【オンラインという概念が浸透した】

ただ今回のコロナ騒動により”オンライン”という概念が世の中に相当浸透したと思います。その影響から今までは出来なかった事や難しかった事が出来るようになる可能性が高くなったのではないでしょうか。

例えば、ネットを介して家族と画面越しに電話をしたりとか、往診や通院していたのをオンライン診察に切り替えたりとか、ご家族にリハビリの様子を動画で送ったりなど、いろいろな可能性が広がります。

これらの多くは実は以前からやろうと思えば出来ていました。

6年前にうちのサ高住を建てた時にiPadを使用していつでも家族とスカイプで話せるサービスを開始しようとしましたが、ご入居者はもちろんのこと多くのご家族がスカイプを知りませんでしたし、ましてやサービスを提供する僕らも「スカイプ?何それおいしいの?」状態でしたので、そのサービスが浸透することは当然ありませんでした。

【+オンラインを組み立てる】

オンラインの概念が浸透した現在では、それらを組み込んだサービス展開が以前よりもやりやすくなっている事は間違いないと思います。しかしながらやはり介護の基本は人と人(ご利用者と介護者)です。何でもかんでもオンライン化は出来ませんし、する必要もないと思います。大事なのは、その方に適したサービスを提供する事だと思います。その際にオンラインで出来る事でご利用者に適したサービスがあれば組み込んでいけば良いのだと思います。

現場からは以上です。それではまた。

コッシー


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