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「箕面のちいさな宝石屋」店名の由来

2011年にお店を開店。
多くの人がイメージする宝石屋とは正反対。

お店は洒落たビルの2階。

煌びやかな宝石は少ししか陳列していないし、見た雰囲気は応接セットを備えた事務所って感じ。

店名をどうしようか・・
思案しました。

本来のジュエリーショップのイメージって、CartierやTiffanyの海外ブランドのように英語、ヨコ文字のイメージですね。

ただ自分の中ではちょっと違和感があって・・。

「〇〇 Jewerly」って一般的なあるあるの店名にしてしまったら、きっと世の中にあるジュエリーショップのイメージを抱かれるだろなあ~って思いました。

そんなイメージをもってお店に来ると・・。
イメージと実際は全く違うので期待外れの結果に終わってしまうのでは・・。

そこで、店名を決める前にお客様にどんなイメージをお店に抱いて欲しいのかを考えました。

「ゆっくりと相談できるアットホームな宝石屋」
そんな風に思ってもらえるお店であれたらいいなあって思いました。

特に宝石のリフォームを専門にしたお店にしたかったので尚更、その思いは
強かったです。

そこで思いついたのが、この
「箕面のちいさな宝石屋」

飾らずに、自分が目指しているアットホームな宝石屋そのものだ!と思いました。

ただ、宝石屋として前例のない名前だったので迷いもありました・・。

でも結果としてこの名前はすごいお客様に好評でした。
ご来店いただいたお客様へのアンケートの中に、
「店名が良かった」「店名が何か相談しやすそうなイメージがした」

などのお言葉をいだだく機会が結構多いんですよね・・・

英語のちょっとカッコイイ!店名にしていたら今のお店はなかったかも・・
そんな思いでいます。

普通の宝石店みたいに本格的なライティングもないし、たくさんの宝石から選んでいただけるわけではない・・・

心のどこかで引け目みたいなものを持っていたのですが、この店名にすることで「ちいさなお店」だよって胸をはってPRすることができるようになりました。

あとは結果として、店名に「箕面」という地名が入ることで、インターネットの検索対策にもなり、ここ箕面を中心とた北摂地域で検索すると、宝石リフォームに関する多くの検索ワードで当店が上位表示されてます。

インターネットを集客のメインにしてる当社としてここから受ける恩恵は計り知れません。

もし今からお店をはじめようとする方がいたら、
・ どんなふうに自分のお店をイメージしてもらいたいか?
・ 地域名を店名に入れる
・ カッコよさにこだわらず、何屋さんからがわかる店名
この3つを検討されてみてはいかがでしょうか?

よく人から、
「箕面のおおきな宝石屋」にはいつなるの?
って冗談で言われます。

いつまでたっても「箕面のちいさな宝石屋」でいたいと思っています。

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